
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
もともとスキー板は単板から始まり、その後合板を経てサンドイッチ構造になりました。
80年代中~後半から、レースの現場においてエッジによりプレッシャーが掛けやすくするための構造としてキャップ構造が開発されました。
よって一般的にキャップ構造は構造上ネジレ剛性に強いのが特徴です。
さらにキャップ構造は製造工程が少なくでき、軽くて安価に製造できることも相まって、一般のスキー板の構造に広く用いられるようになりました。
しかし、最近のレースの現場では開発サイクルが短期間化し、選手の要求も多様化しています。
このため設計の自由度が高く、精度を確保しやすいサンドイッチ構造が復活してきました。
一般スキーヤーが使用する場合の利点・欠点ですが、キャップ構造の方が安価で軽いこと以外は、実感しにくいと思います。
乗り比べてみると、サンドイッチ構造の方がしっとりしていて、落ち着きのある感じがします。
一方、キャップ構造は悪く言えばパタパタする感じあります。
しかし、あくまでも上級者が乗り比べてみて得られる実感ですので、一般スキーヤーにはこの感覚が得られにくいと思います。
以上は、一般論と個人的な見解を述べたものですので、あらかじめご承知おきください。
No.2
- 回答日時:
キャップ構造は材料の強度だけでなく構造的にスキーに強度を持たせているため、重量=強度とならず強度の割に軽量に出来る。
サンドウィッチ構造はスキーの強度が材料に依存するため、重量=強度となり、軽量化は難しい。
キャップ構造は強度の低い材料を使ってもスキーの強度を保てるために価格を抑えられる、反面そういった板は硬いがコシのない板になりやすい。
サンドウィッチ構造は強度の高い材料を使わなければスキーの強度を保てないため価格を抑えることが難しい、その反面しなやかでコシのある板になりやすい。
キャップ構造は構造材料(コア材等)がへたっても構造的に強度が保てるので寿命が長い。
サンドウィッチ構造は構造材料(コア材等)がへたると構造的に強度を保てないので寿命が短い。
この回答への補足
ありがとうございます。
回答を見ていると、製造上の特徴を多く説明して頂いてますが、
滑る上での特徴はありませんか?
例えば操作性が良い、安定性がいい、衝撃吸収が良いなど、何かあれば教えてください。
No.1
- 回答日時:
それぞれの板の性格も大きいので、あくまでも全体的な傾向ですが
サンドイッチはしなやか、しっとりで、アナログ的な踏み心地なのに対して、キャップはデジタル的というか乾いた感じの踏み心地の板が多いように感じます。
キャップでもプラスチック系コアとウッドコアでもしっとり感が違いますが、最近は素材を聞かないとわからないほどになったと思います。
サンドイッチの方がしなった時にコンケープになりにくい気がします。
キャップの良いところは、板の表面を立体構造にして、トーションとフレックスの調節がしやすいと言われています。あと、素材や仕上げによってですが、表面が傷ついても目立ちにくい、プリントが色あせない板が多いですね。
最近のサンドイッチはマニアックな板が多いためかもしれませんが、キャップよりへたりやすいそうです。
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