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キリスト教ではイスラム教や仏教など他の宗教のことはどう思っているのでしょうか?
まちがっているので正しくないと思っているのでしょうか?

A 回答 (4件)

こんばんは。

一般的なクリスチャンの考え方をご紹介します。因みに当方異端的クリスチャンなので全くその点の考えは逆ですが・・・。
キリスト教では他の宗教は偶像崇拝だと考えており、偶像崇拝は聖書の中でイエス・キリストが禁止した行為なので、間違っていると考えています。またイエスこそが真実のメシア(救世主)であり、また父なる神そのものであり、そして精霊であると考えられています(それを三位一体と言います)。イエスはキリスト教徒にとって神と自分とを繋ぐ唯一の道であり、それ以外に道はなく(つまりイエスは神の唯一の子供という考え方で聖書でも「ひとり子」と表現されます。たまに「人の子」とも言われます)それゆえにキリスト教的見地から見れば、他の宗教は全て悪魔の宗教であり、到底認められるものではありません。したがって、本来聖書では他宗教の人間と結婚してはいけないという決まりを明記した項目がないにも関わらず、ノンクリ(ノンクリスチャン)とは結婚してはいけない。というような考え方を持っています。よって、結婚をしたい、付き合っている相手がクリスチャンで無い場合は、結婚前に洗礼を受けさせようと必死に説得する人が多いです。
そして周りのクリスチャンもまた絶対にノンクリとの結婚はしてはいけないと叫びます。
余談ですが、カトリックとプロテスタント(その中にさらに沢山の宗派があります。十字軍や長老派など)は現在ほぼ共存していますが、実際にプロテスタントの私があるシスターの薦めでカトリックの教会の礼拝に参加したときは、カトリックではないという理由で、聖餐式(ワイン=イエスの血 パン=イエスの身体を表す。イエス受難の前日弟子たちに「このパンを食べなさい。これは私の身体。このワインを飲みなさい。これは私の血」と言ってみんなで食事をした最後の晩餐が源。カトリック、プロテスタントどちらでもこの式を定期的に行う)に参加を許されず、司祭から「カトリックになることを祈ります」と言われたことがあります。
カトリック、プロテスタントに限らず、母教会(洗礼を受けた、教会員として登録されている教会)以外の教会の礼拝を受けることをあまり快く思っていません。
同じプロテスタントでも宗派が違うと、「あそこは悪い教会」となってしまいます。
どの宗教に限らず、宗教の人間は極端な価値観を持っています。
しかし、このような考えはキリスト教に限ったことではなく、例えばイスラム教でも異教徒との結婚は禁止されています。やはりイスラム教にとって、キリスト教は正しくない宗教として捉えられています。またユダヤ教にとってもイスラム教、及びキリスト教は正しくないと考えています。しかしこの三つは元々は同じメソポタミアの原始宗教から派生したものであり、根源は同じなのです。
それは民俗学として学ぶことができます。
沢山のサイトがありますのでまずは「キリスト教 宗派」と検索してみたり、或いは「民俗学 キリスト教」などと検索すると沢山でてきます。
ちなみに聖書についてですが、聖書には旧約と新約というのがあるのはきっとご存知だと思います。
ユダヤ教徒は旧約聖書しか持っていません。というのもユダヤ教徒はイエスを旧約で定義したメシアだと考えていないからです。クリスチャンが使う聖書にも沢山の訳本があり、カトリック、プロテスタントどちらでも使える聖書として「新共同訳聖書」というものがあります。
しかし、ミッション系スクールではこの訳本を使うところも結構あるのですが、実際プロテスタントの教会では「新改訳聖書」が一番良いと言われています。
私は新共同訳しか持っていませんし、新改訳はプロテスタントオンリーの聖書なので好きではありません。
そのほかに口語訳聖書などもあります。
出版社が異なる場合がありますのでこれも興味があったら検索してみてください。

さらに興味が増したという場合なのですが、故ヨハネ・パウロ2世(カトリック教会の第246代目の教皇です。今の教皇はベネディクト16世です)は1986年、世界の主たる宗教のトップを集めて平和への祈りを一緒に捧げたことがあります。
公式発表でも宗教の違いによる紛争に対して遺憾の意を表し和解を訴えました。
また、2000年にはカトリック教会の過去の過ち(まだプロテスタントが派生しなかった時代、魔女狩りなどをしましたね?それについてです)を謝罪したことでも知られています。
同じクリスチャンでも一般のクリスチャンと彼の考え方が微妙に違っていたことは興味深い点です。
また故マザー・テレサは聖書を正しく解釈していた人で、インドの死を待つ人達のためのホームでは宗教を問わず受け入れ、各々の持つ宗教を尊重していました。
多くの牧師・神父は(私の祖母もそうでしたが)死を目の前にする人間に対して改宗するよう呼びかけます。
何故ならキリスト教の一般的な考え方では、クリスチャンでなければ天国に入ることができないと考えられているからです。しかし、聖書には異教の人が死ぬときにはそのままで死なせてあげなさいという意味合いの箇所があります。

長くなりましたが結論として多くのキリスト教徒・及び教会は聖書の言葉を「文字通りに受け取っている」ので他宗教を正しくないと考えています。
ただし、聖書を深く読んでいた人程そういうことには拘りません。
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普通の人の場合概ね、どういう物か知らない人が多いと思いますよ。


アラーの神に一日数回スクワット、豚肉嫌い、頭にバスタオル巻いて
ネグリジェ着て髭はやしてる。女は顔隠してる。戒律が厳しそうで
男女同権じゃない。とか。この無関心、無知が非常にマズイんですがね。
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個人により、宗派により、考え方は違っています。



宗派的に、現在他宗教に最も寛容的なのは、カトリックではないでしょうか。
ただ、カトリックの場合、他宗教・他宗派が、カトリック内に入ってくる事は、嫌います。
他宗派に押し付ける事も、押し付けられる事も嫌うのが、カトリックです。

その逆で、他宗派・他宗教に積極的に関与するのが、福音派です。
バプテスト、ペンテコステなどの、ピューリタン的宗派たちです。
福音派に属する教会は、個々の教会が完全に独立しているため、積極的に勢力を伸ばそうとします。
そのため、他宗派、他宗教の人を、積極的に改宗させようとします。
また、それを使命だと考えている人も、多くいます。
他宗派、他宗教の考え方を、「誤った考え方」ととらえている人も多くいます。
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他の宗教を批判している人もいますが、本当に信じているなら別に気にしていませんね。



救われるように祈っている。あえて書くならこのような表現だと思います
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