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No.2
- 回答日時:
染色体が塩基性色素で染色されるのは、染色体(DNA)が、電離したときに負電荷を
帯びるリン酸基を多く持っているために、電離時に正電荷を帯びる塩基性色素と
引き合うことによります。
また、染色というのは、「色素との化学反応」というよりも「色素の吸着」によっています。
この吸着というのは、イオン結合だったり配位結合だったり水素結合だったりするので、
化学反応式として書かれることは(あまり)ありません。
(色素前駆体が繊維上で酸化される等して色素にかわるタイプの染色は別です)
つまり、色素が吸着されることで、染色体上では、まわりに比べ色素の密度が高くなるため、
色素の色に染まって見えるわけです。
※吸着によって色素分子の状態も変化することがあり、その場合は吸収波長が変化します※
No.1
- 回答日時:
DNAを構成するリン酸からプロトン(H+)が解離しリン酸イオンとなり、DNA自体は酸性に傾きます。
そこに塩基性色素であるオルセインが結合し、赤に染めます。
ちなみに酢酸は細胞を固定する役割を担っています。
『酸性のDNAに塩基性のオルセイン色素が結合しに行く為、染色される』と習った記憶が朧げながら…。
オルセインやカルミンに限らず塩基性色素なら染めれるはずなので、多分メチレンブルーでも行けるような気も。
反応過程とか自分も興味あったので調べてみたんですが、英文の羅列ばっかでしたので挫けてしまいました。
概要だけでも参考になれば幸いです。
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