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 私は、現在腐葉土中の水溶性成分を調査しているものです。
 最初にタンパク質の含有量を調査したところ、炭素換算でおよそ20%含まれていることが分かりました。
 次に糖類(炭水化物)の含有量は、炭素換算でタンパク質と同様に20%程度含まれていました。
 あとの60%はなんなのか頭を悩ませています。腐葉土はおち葉や木がたくさん集まったようなものなので、リグニンや腐植物質もなんかが多く含まれているのでしょうか。
 どのたか分かる方また参考になる文献を知っておられる方がおられましたら、よろしくお願いします!

A 回答 (4件)

『炭素換算で20%』というのが


 1)腐葉土の全炭素量に対する、たんぱく質炭素と炭水化物炭素の比
 2)腐葉土の全質量に対する、たんぱく質炭素と炭水化物炭素の比
 3)腐葉土の全質量に対する、たんぱく質全量と炭水化物全量の比
のどの意味なのかがわからないので、それぞれの場合の推測として。

1)
腐葉土に対する前処理で化学処理をしていないとすると、
リグニンの他、「不溶性の炭水化物(→セルロース)」も考えられると思います。

2)、3)
「1)」の他、「無機塩類」や「水分」は抜けていないでしょうか。
また、「2)」の場合は、炭水化物の「酸素」や「水素」、
たんぱく質の「酸素」「窒素」などについても考える必要があります。
(→残質量が60%より大幅に小さくなります)

この回答への補足

補足をさせていただきます。
 まず、腐葉土に蒸留水を混ぜ水抽出することにより、腐葉土中の水溶性成分を得ました。そして、DOCを測定しました。
 さらに同じ試料中のタンパク質と炭水化物を定量し、DOCが何由来の炭素を含んでいるのか調べました。
 ところがこの2つの成分由来の炭素を合計しても、DOCの40%ほどで、残りの60%が何由来なのか分からなくなりました。
 やはり残りは、リグニンやフミン酸などなのでしょうか。

補足日時:2005/11/29 15:02
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>通常アルカリで抽出されるフミン酸のような腐植物


こちらの定義ではアルカリでも酸性でも中性でも抽出されます。ですから内容が異なります。
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No.2です。


炭素分のうち60%が不明、ですか。

「DOC」というのが何のことかもわからない素人で恐縮ですが、
例えば蛋白質の測定の際、低分子のアミノ酸がロスされている、
といった可能性は考えられないでしょうか。

また、フミン酸だけでなく、糖や蛋白由来の、もっと低分子で
水溶性の高い有機酸(及びその塩)が含まれている可能性も
あるのではないかと思うのですが・・・。
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フミン酸かフミンアルデヒドです。


ただ直接測定するほうほうが「やたらめったら面倒で図れない」と聞いています。
時分て分析したことはないですし.知りあいにもいません。

この回答への補足

ご解答ありがとうございます。
 通常アルカリで抽出されるフミン酸のような腐植物質は水でも抽出されるのでしょうか。腐植物質になる途中の成分なら水にも溶けそうな気がしますが。

補足日時:2005/11/29 14:34
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