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先日、薬の話から、病院が何で儲けている・・の話になり疑問だらけだったので、ご存知の方ぜひ教えてください!

1.薬価は国が決めるものですか?それとも製薬会社ですか?
2.薬価の上下によって病院の儲けはどう変化しますか。それとも儲かるのは製薬会社ですか。
3.「薬を安く仕入れて患者から金を取り、病院はボロ儲けをしている」という意見がありました。
(その人は病院批判ばかりする人です)
実際はどうなのでしょう。

私はいろいろと病院にお世話になり、とても感謝しているのでそんなふうには思いたくありません。
なので、キチンとした知識を持ってその人と話をしたいと思っています。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

1.薬価は国が決めています。

決め方には薬価算定ルールという一定のルールがあります。
2.薬価は、医療機関が国民保険や健康保険などの支払い機関に請求する価格で、製薬メーカーからはそれより値引きをしてもらった金額で購入します。 2年に1度市場での実勢価格を調査し、これを薬価に反映しますから、薬価は通常2年に1度引き下げられていくことになります。
3.以前は大幅な値引きが横行していました。というのは薬の承認基準が今ほど厳しくなかったため、研究開発費もあまり要らなかったので、値引きの原資があったためです。 ところが、現在は新薬の承認基準が厳しくなったため、研究開発費は増えたのに、承認される新薬の数は減っている状況です。 そこで各メーカーは値引きをするにしても、限度があるということで、医療機関がそれで儲ける、ということは難しい状況です。ですから、現在薬価差益(薬価と医療機関の購入価格の差額)で儲けている、と思っている医療機関はあまりないと思います。 また、日本では医薬品の総売り上げは、薬をよく使う高年齢者が大幅に増えている国情にも係らず、年2%程度しか伸びていませんが、世界では8%ほど伸びています。 それだけ厚労省の薬価引き下げが厳しいことを反映しているわけですが、より成長性の大きい海外で医薬品を売る体力がなく、日本でのみしか販売しなければ、新薬の開発費用の回収は難しい状況になってきています。
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この回答へのお礼

とても詳しい回答だったのでびっくりしました!
国が決めているんですね。

>医療機関がそれで儲ける、ということは難しい状況です。
最近はそうですよね。
確かな情報が得られてよかったです。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2005/12/19 09:51

#1です。


医療費は、直接的な自己負担部分は国民が支払っていますから、薬価が下がれば国民の負担が軽減されることで、国民は儲かることになります。また、健康保険は、国民・一般企業・国庫負担ですから、一般企業や国も儲かることになります。
 ただ、新薬メーカーの研究開発費は対売上比で20%位にも上りますから、薬価をどんどん下げれば、日本では研究開発費の負担が不可能となるでしょう。これに対しジェネリック薬(特許切れ医薬)メーカーでは開発費は大幅に少ないため、薬価を大幅に下げる余地があるといえるでしょう。
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1、国です。



2、薬価は下がる事あっても上がる事はありません。
  仕入れ値は薬価の何%引きという形で卸から納入してもらうので、薬価が下がれば少し病院の利益が減り、卸の利益も少し減り、一番損をするのは製薬会社だと思います。

3、仕入れの時は、卸に消費税を払いますが、患者さんからは徴収できません。(医療は非課税)
つまり、10%引きで納入されても、実質は5.5%引き。
確かに、そこで利益は出ています。
でも、仕入れ値から見た利益率は一般販売業から見ればかなり低いと思います。
また、期限切れ廃棄などの損失も生じますので、利益ゼロでいいという考え方は正しくないと思います。

病院が何で儲けているって、赤字の所が殆んどですね。
人工肛門のパックを使い捨てのものではなく、看護士さんがビニール手袋つけて便を掻き出したりしてコスト削減に努めてます。
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この回答へのお礼

>薬価は下がる事あっても上がる事はありません。
そうなんですか!はじめて知りました。

ひとつ質問なのですが、薬価の上下でどこが利益を得るのでしょうか。
素人なので初歩的な質問ですみません・・。

お礼日時:2005/12/19 09:55

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