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源氏物語は貴種流離譚の完成系といわれるとかかれていたのをよんだことがあるのですが貴種流離譚の定義(高貴な生まれの人間がみずからの罪によって身をやつして遠い地をさすらい、その苦悩によって罪をあがなう)にあわせると須磨へおいやられるところが「遠い地をさすらい」のところだなぁというのがわかるのですが「その苦悩によって罪をあがなう」というのはどういう部分になるのかというのがわかりません
。よろしくお願いいたします。

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A 回答 (4件)

貴種流離譚の箇所は須磨下向の部分だと思いますよ。



ただし、罪と言っても、それは言葉の綾みたいなもので、わかりやすく言い換えれば、「過ち」とか「不徳」とかいうのに近いのではないでしょうか。
あくまでも、朧月夜の君や藤壺などとの外側から眺めた罪ではなく、源氏の心の内だけにある罪だと思います。
貴種流離譚とは、--自分の不徳によって犯した過ちによって、遠いところへ下向(または彷徨)することになるが、そこで成長して帰る--ことを指すものだと思います。

罪という概念には両義性があって、社会的な面から見た罪と内面的な罪と分けられるものと思います。ここでいう贖罪とは、あくまでも自分の内面的な罪(たとえ裁判で裁かれるような社会的な罪であったとしても)に対して、自己を見つめなおして内面的に成長することを言うのではないでしょうか。
源氏では、滝に打たれるとか仏像を彫るなどといった具体的な贖罪行為ではなく、苦悩自体が贖罪なのだと思います。
これは、いわば自罰であって、犯した罪の外形的な軽重とは無関係なものです。「須磨」「明石」のどこに?というよりも、「須磨」「明石」全体に源氏の苦悩が書かれており、それ自体が贖いということです。これが「苦悩によって罪を贖う」の意味なのではないでしょうか。
結局、この罪は次の世代まで背負うことになるのですが…

余談
最近では民主党・菅直人のお遍路さんに、私は貴種流離譚を感じましたね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。お礼が遅れ申し訳ありません。

お礼日時:2008/12/14 21:19

 「貴種流離譚の完成系(?)」といわれるのは、作者紫式部が、在原業平を光源氏のモデルの一人として書き、『伊勢物語』の「東下り」を参考にしたからです。


 業平は天皇家の血筋であり、色んな女性遍歴をするのですが、決して手を出してはいけない二人とも関係を持ちます。その一人は伊勢神宮の斎の宮で、もう一人が藤原高子です。入内が決まっていた藤原高子をさらってしまいますが、当然すぐに追っ手に追いつかれます。その後「東下り」となります。これは「追いやられる」のではなく、「自分から」流離するのです。身分や血筋がいいだけに「左遷」はされないので、「自分」から「今は権力争いから身をひきますよ」と表すのです。
 光源氏も、入内が決まっていて、しかも政敵の娘である朧月夜の君と関係を持ち続けていたけれど、朝まで一緒にいたところを現行犯で押さえられてしまう。だから自分からいったん権力争いから退くという形(引き換え)で、それを公にされることを避けた。(当然、相手もこれが公になれば自分が天皇の外戚になれなくなってしまうから、相手にも利があったわけです。)
 また、この物語ではこれが「いったん」退くだけで、かえって退いたことで、のちに源氏の時代がやってくるという展開にしているところが、作者の力量のすごさでもあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。お礼が遅れ申し訳ありません。

お礼日時:2008/12/14 21:18

知らん間に自分の実の子が天皇になってて、それに気付いちゃったあたりでは?


あと手をつけた女性が六条御息所に取り殺されてしまったり、愛している紫の上に出家を望まれたりして苦悩しますよねえ。
そういうのが積み重なって、最終的に深く仏教に帰依する、みたいなことになれば、罪をあがなうということになるのでは。
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この回答へのお礼

実の子が天皇ってところ新鮮でした!
ありがとうございました!

お礼日時:2005/12/18 23:18

 私は貴種流離譚とするのは少し違うのではないかと思うのですが。


 帝の実の息子でもある光源氏が須磨に流されるだけでも苦悩といえば苦悩です。そこでつくった娘の子は天皇になりますが、その事実を持って贖いとするのもしっくりきませんね。
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この回答へのお礼

須磨に流されることだけでも苦悩ですね(><)
ありがとうございました!

お礼日時:2005/12/18 23:19

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Q貴種流離とは?

よく物語伝説を読んでいると、「貴種流離(貴種流離譚)」という言葉を目にします。貴種流離とは、どういった意味・内容なのですか?

Aベストアンサー

 尊い血統を受け継ぐ者が異郷をさすらい、様々な試練に遭いながら自らの資質を顕現していくという話型のこと、です。
 ここで言う「異郷」は、自らが本来あるべき場を離れていることを言いますので、たとえば都を離れて東国や西国へ向かうことも言います。源氏物語における光源氏の須磨・明石への蟄居は、貴種流離の最も完成されたものだと言われます。他にも、伊勢物語の東下り、宇津保物語の俊蔭の流離(こちらは日本内ではなく、異国への流離であり、さらには神仙の世界にも触れます。)などが挙げられます。もともとこの話型は好まれていたらしく、神話の中でも大国主命の妻問いや倭建命の東国への旅、軽太子とその妹の軽大郎女の悲恋物語などが描かれています。
 また、それらの流離によって、何らかの成果を収めて帰ってくるというものもあります。光源氏は明石の君との間に後の明石中宮をもうけますし、俊蔭は流離の中で琴の秘曲を習得、大国主命も得難い二人の妻との出会いを果たします。その一方で、流離の果てに異郷で命を落とすというものもあり、これは倭建命が当たります。
 主人公の特異さや事態の異常さを表現する話型として上代から描かれてきたのが貴種流離なのです。

 尊い血統を受け継ぐ者が異郷をさすらい、様々な試練に遭いながら自らの資質を顕現していくという話型のこと、です。
 ここで言う「異郷」は、自らが本来あるべき場を離れていることを言いますので、たとえば都を離れて東国や西国へ向かうことも言います。源氏物語における光源氏の須磨・明石への蟄居は、貴種流離の最も完成されたものだと言われます。他にも、伊勢物語の東下り、宇津保物語の俊蔭の流離(こちらは日本内ではなく、異国への流離であり、さらには神仙の世界にも触れます。)などが挙げられます...続きを読む


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