なぜ時効の法律がなくならないの？

本日の０時をもって１５年前の殺人事件の時効が成立してしまいました。

なぜ、人を殺しているのに１５年で無効になってしまう
法律があるのでしょうか？

時効の廃止するような新しい法律にならないのでしょうか。

No.1 回答者： bictaka29 回答日時： 2005/12/19 00:45

私も殺人事件などの凶悪事件の時効はなくすべきだとは思いますが、い

ろいろと難しいようです。
事件から十数年が経過して解決が難しくなった事件に人員や予算を割け
ないという事情もありますしね。

No.2 回答者： noname#23881 回答日時： 2005/12/19 00:48

時効の制度があるのは、事件が起こって年月が経過すると証人・証拠が集まらなくなったり、関係人の記憶の亡失・死亡などの理由で公判を維持することが難しくなるからです。

時効の廃止は、イギリスにおいては脱税に関しては時効はありませんが、日本の場合は、余程世相が変わらない限り変化はないと思います。

No.3 回答者： o24hit 回答日時： 2005/12/19 00:49

　こんばんは。

　一応、刑法が改正されて、殺人罪の時効が25年になりました。今回の犯罪は、改正法の施行前でしたので適用されませんが。

　下記のサイトに、理由が書かれていますが、個人的には「1」だと思います。凶悪犯罪が増加している中で、時効がないと、警察官が何人いても足りません。
　時効をなくすより、罰則を強化するほうが効果が高いと個人的には思います。例えば、死刑は、複数人を殺害しないと適用されないと言うことが定着していますが、一人でも適用すべきと思います。そうでないと、殺害された人や遺族は浮かばれません。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~abends/trivia_zatsug …

参考URL：http://www5e.biglobe.ne.jp/~abends/trivia_zatsug …

No.4 回答者： noname#14502 回答日時： 2005/12/19 00:54

先の回答者の通りですが、あまりに長く時間がたつとほとんど捕まる可能性がないから、というのも理由のひとつらしいです。

遺族にとってはやりきれないですが・・・

No.5 回答者： Dxak 回答日時： 2005/12/19 00:58

単純に、時効がなくなった場合を考えて見ましょう。

１５年前に殺人をした「容疑者」を見つけました裁判を実施し、過去殺人を実施した経緯、状況等調査しました。
そうすると、１５年経過しているので証拠等集まりませんでした。
要するに、容疑者から犯罪者にならなくなってしまうのです。
容疑者のままでは、刑法は当てられません。
他の時効も、ほぼ同じ理由ですね。

No.6 回答者： tomy41 回答日時： 2005/12/19 01:01

時効の存在理由は下の方が挙げられたもののほかに多数あるようです。

自分もやはり時効は必要だと思います。時効が近づくことによって捜査員が増員されたりＴＶなどで報道され、情報が集まりやすくなったりという二次的効果もありますし＾＾；　まぁそれ以外にもイロイロ考えて必要なのかなーって思います。
刑罰を強化すれば犯罪が減るというのは安易過ぎる気がします。

参考URL：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%8A%B9

No.7 回答者： tojyo 回答日時： 2005/12/19 10:09

やはりどこかで区切りをつけないことには収拾がつかなくなりますからね。

すくなくとも15年間捜査し続けても捕まらなかったということは、同規模の捜査体制を維持し続けたとしても捕まえることのできる可能性はかなり低いです。

時効という区切りをつけることで、「これまでの捜査の再点検」や「事件の概要の広報活動」を行ういいきっかけになっていると思いますよ。

No.8 回答者： h2go 回答日時： 2005/12/19 10:26

殺人の場合の時効は今は２５年になりました。

この２５年が妥当かどうかは常に国民も考えるべきですがあなたの主張する時効を廃止した場合１００年後１０００年後１万年後まで書類保管し捜査をする必要があり明らかに不合理です。
現実的な方法としては時効の廃止ではなく、捜査期限は例えば２５年などと区切りそれ以降は捜査を一切せず犯人の出頭、第三者からの明々白々な殺人の証拠及び犯人の特定、現住所等の情報がない限り警察は一切かかわらず捜査はしない。
しかし上記のような場合警察の捜査又は検察の訴追そのものは永久に妨げないように法改正をするぐらいしか合理性のある方法はありません。

No.9 回答者： moonliver_2005 回答日時： 2005/12/19 10:43

時効の制度は必要でしょうが、殺人罪に時効を認めるかどうかは別問題でしょう。

私は殺人罪には時効を認めるべきでないという意見に賛成ですね。

死刑を廃止せよと主張する人がいますが、それだったら時効廃止は絶対条件と私は思います

今の世の中の風潮として残念なのは、犯罪者、加害者に甘く、被害者に厳しいことになってしまっていることです。こういう風潮を時効制度が助長しているともいえるでしょう。

No.10 回答者： Shouhitaishaku 回答日時： 2005/12/19 16:30

公訴時効の実質的根拠についてはすでに挙げられたとおりですが、現実の問題として公訴時効がなくなると捜査機関は法律上永遠に捜査活動を義務付けられたままということになる点は結局どのような価値判断にたっても不都合な点として問題となるのでしょう。