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病弱なのでよく病院にお世話になっています。

日赤病院、市立病院、県立病院、大学病院、
民間病院などについて一般的にはどのような
特徴や違いがあるのでしょうか。

何度か転院経験がありますが、
病院をかわるたびに環境が変わるので
ちょっと躊躇したり違和感を感じています。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

1)大学病院は医学生を教育するために立てられた病院です。

あくまでも「大学の一部」ですから、研究や学生の教育も仕事の一環となります。(学生が実習でまわってきますね。)ほかの病院にいない、基礎医学の専門家がいて、研究だけで生活している医師もいます。研究対象となる珍しい病気や難病などの患者が集まってきます。補助金もあり、最先端の医療も行ないやすいです。ただ、教授は医者としての技量より研究の成果で決まるので、腕がいい医師が教授であるとは限りません(最近は腕が良くて、研究もできる教授も増えていますが)

2)市立病院、県立病院は市や県が住民の福祉のために作った病院です。大体の病院は全ての科がそろっていて、何でも診てくれます。規模は大学病院と同じかやや小さい程度です。本来の目的から考えると、採算性はあまり重要視されないはずなのでしょうが、最近は地方自治体も苦しくなってきて、閉院や統合が進んでいます。多くは大学からの派遣の医師が働いています。どちらかというと、大学より実践派の医師が多いです。看護師は条件がよく長く勤める人が多いので、平均年齢が高い傾向にあります。

3)日赤病院は日本赤十字社という非営利団体(だったと思います)が経営しており、世界中で展開されています。中立、人道主義を基本として、だれもが医療を受けられるように、という目的をもっています。災害地などにすぐ医師を派遣していますね。採算性より、理念を重視している病院だと思います。看護師の教育にも熱心です。医師は県立や市立と同じく、大学からの派遣が多いので、医療の内容やレベルは似たり寄ったりです。

4)民間病院は上記と違い、医師が自分のやりたい医療を実践するために作ったものが多いです(まれに企業や宗教法人がつくった病院もありますが・・)。設立者は医師で小さな医院から少しずつ大きくなってきたところがほとんどだと思います。民間ですから、赤字経営はなるべく避けなければなりません。だから、採算がとれない部門(産科、小児科)は切り捨てられる傾向にあります。しかし反対に、実力のある医師を招聘して、特定の分野で一流の治療ができるところも多いです。経営者がどういう考えを持っているかで、病院の特徴が分かれてきます。
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国公立病院について先日気になる記事を読みましたのでご参考までに。


この記事によると、医療事故が疑われるケースについての報告数が国公立病院は私立病院の1/3程度しかなく、厚労省は(医療事故の)発生頻度はどちらも同じはずだと、国公立病院へ指導強化をするとのことです。
…患者が病院のあり方(性質・特徴)を考える上で、一つの貴重な情報だと思います。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/2 …
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病弱とのことですが、プライマリーケアが大切と考えます。


頻繁に転勤等の異動がある場合は難しいですが、信頼のおけるかかりつけ医を見つけてみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/22 13:29

まず「大学病院」があります。

医者はそれこそたくさんいます。
病院の診療科目とは別に「○○教室」という名の科目にそれぞれ
教授が一人づついます。その科のすべての実権を握ります。
その下に助教授、講師と続きます。講師はそれぞれ「臨床の経験」
のためにまず大病院である県立や市立の病院にまわされます。
それなりに影響力のある個人病院にもいきます。総合病院でも「あそこは○○科に強い」なんていう評判はこのあたりが根拠です。
ある程度大学に籍を置きつつ臨床の経験を積む医者の中で先が見えたと感じる人はそのまま「就職」する場合もあります。医学部の教授が勇退
引退すると助教授の中から誰かが教授になります。前教授の指名だったりします。残りの助教授はすべてその大学にはいられません。他の大学から教授で迎えられる者、助教授になるもの、そして県立市立私立の病院の部長となって降りてゆきます。そこにいた部長は開業医になったりします。町中に急に医院やクリニックなんかが増えてくるのはその科の教授が代わったときがおおいようです。大学の医者が外来診察を任されている病院はどこも大差ありません。あくまで一般論ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
色々な病院の形態について
理解が深まり参考になりました。

お礼日時:2006/01/22 13:28

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