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質問なのですがフミン酸のイオン交換容量はだいたいどれぐらいなのでしょうか?
またフミン酸はpH2~8までの塩基消費はカルボキシル基の中性化によるもので8以上はフェノールの水酸基の中性化によるモノと聞いたのですが、NMR ICP ESR 等でその分かれ目など判断することができるのでしょうか?できるのであれば簡単でいいので教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 フミン酸ってカーボンブラックに多く含まれていることはご存じかと思いますが、その母体と言うべき酸性カーボンブラックの表面の官能基がまさに、フェノール性のOHとカルボン酸が代表的です。

それで、多分この分野の方がその検出と分離定量法に通じているかと思います。ウェブ上ではそのままずばりは見つかりませんでしたが、CAS等で検索かければ出てくるかと思います。
 個人的には同じ場所に不純物シグナルが出なければ、C13NMRで区別が付くかと思います。
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こんばんは


フミン酸は標準物質があるわけでもなく、あくまで腐植の代表的な成分として定義されたものに過ぎません。従って一般的な陽イオン交換容量(CEC)があるとは考えられません。
有機性に富む土壌はCECが100meq/100g位になります。
NH4+イオンを吸着する分子団が交換容量を決める要素ですからOHやCOOH基が関与していることは明かですが、実際には吸着も関係しているのでは複雑でしょうね。
少なくともICPでは分かりませんし、その他の分析機器でも組成が複雑ですから簡単には分からないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2002/01/24 23:20

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