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No.1
- 回答日時:
まず表題に付いての疑問に対して。
粒径は浮遊物質を球体とみなしたときのその球の直径です。
粒径分布は、その粒径を横軸にとった時に頻度等を縦軸に表す分布となります。
粒径をdとすると、頻度分布F(d)の様な形で表されます。
F(d)は原則としては連続した関数です。
粒度は粒子サイズをグループ毎に区切ったもので、区切りの記号は
適宜決めます。粒度A,B、粒度甲、乙、粒度1,2等々です。
工業的に使われる概念です。分野別に異なる区切り名が使われています。
粒径分布F(d)のグラフを棒グラフで近似し、その棒に業界それぞれの
区切り名を付けていると考える事ができます。
粒径分布のの測定ですが(次の質問にもある)、サンプルの河川水を
乾燥して再溶解して動的光散乱で測定する、と言うのは感心しません。
他回答者の指摘にも有るように、乾燥したら浮遊粒子同士が凝縮して、
再溶解でほぐれないかも知れません。(この可能性が高い。)
測定濃度は、測定機があるならまず測って見る事、その結果で濃度の
調整を考えるべきかと思います。
濃過ぎるなら稀釈、薄いなら濃縮です。濃縮は減圧下で水分を徐々に
飛ばす等の工夫が必要でしょう。
疑問点は、光散乱の測定では塵の影響を嫌いますが、河川水の測定では
ゴミを測っている様なもので、出てきた結果の解釈が1論文の仕事かと
思います。下記論文を参照してください。
http://www.jsce.or.jp/committee/hydraulic/kankyo …
この業界では、粒径分布と粒度分布が混乱して使われているようです。
図の正しい表示は粒径分布と思いますが。
粒度分布は、例えば、何組かのフィルタで段階的に残渣を得て、その残渣の重量などを
ヒストグラムにした場合と思いますが。
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