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海岸近くの河川のBODを調べました。
満潮だったので、海水が逆流している可能性が非常に高いと思われます。

海水が、BODに及ぼす影響を教えてください。
(・・・じつは、値が極端に低く出てしまったのです。)

A 回答 (6件)

○河川でBODを、海域でCODを用いる理由について


 河川は流下時間が短くその間に川の水の中の酸素を消費するような生物によって分解され易い有機物を問題にすればよいのでBODを、それに対して、長時間滞留する海域では、溶存酸素を消費する時間も長くなるため、有機物全体を問題にしなければならないのでCODを指標として用いています

○海域のBODが河川のBODより低くなると考えられる理由
 分解されやすいものは河川で分解され、比較的分解しにくいものが、海域へ行くこととなりますので、普通は、海域の方がBODが低くなる傾向にあるのです。

○とりあえず、塩分測ってみては。
 しかし、極端に低い(多分これは、同じ場所で違う時期に測ったものか、すぐ上流の地点で測定したものと比べての話だと思いますが。)のには、別の理由があるかもしれません。
 とりあえず、塩分を測って、どれだけ海水によって希釈されたかを調べてみては、いかがでしょうか?

 あと#1さんのいうとおり、干潮時に測定し直すもの手だと思います。

この回答への補足

塩分ですか。
実際に測定することはできそうにもありませんが、
来年への課題にしたいと思います。

詳しいご説明、ありがとうございました。

補足日時:2002/10/11 22:16
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考えられるのは、皆さんがご指摘されている希釈が一番の要因かと思います。


そして、塩分による微生物の活性の低下が考えられます。

BOD測定の際の溶存酸素の測定はどの方法でされているのでしょうか。
溶存酸素計を用いられているのでしたら、塩分濃度による補正が必要ですので、その誤差の可能性が考えられます。

どのような目的の調査なのかはわかりませんが、感潮域での調査には、これからは、干潮満潮の時間や潮位を考慮に入れられて、計画されるようご配慮ください。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
JIS法のアジ化ナトリウム変法で調査しています。
来年は、干潮満潮に注意して調査したいと思います。

お礼日時:2002/10/25 22:38

文章に対するアドバイスありがとう、私は文章による表現はあまり得意ではないのと少し焦って書いてしまいました「申し訳ないです」、勉強致します



他の回答欄に書き込まれた補足要求ではありますが、参考になれば幸いかと思います「植種」は有機物など微生物が分解する成分があっても、微生物が存在しないと思われる時にわざわざ微生物を入れて測定します

http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/mail14 …

参考URL:http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/mail14 …
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明ありがとうございました。
水質はなかなか奥が深いものですね。
私はいまだ、理解していないも同然ですが、もっと勉強していきたいと思います。

ありがとうございました。m(_ _)m

お礼日時:2002/10/15 21:22

まず、考えられることとしては海水による希釈ですが、実際に予想された


値と、実際の測定値がどれくらいかが分からないのではっきりしません。

あと、淡水中と海水中では生物相も違います。
BOD測定の際には植種はおこなっているのでしょうか?その場合は、
影響が大きいでしょう。

BOD測定の際、5日間おく間はきちんと遮光していますか?
していないと、光合成により値がくるってきます。
最悪の場合、光合成が勝ってしまいBODがマイナスになります。

この回答への補足

予想値 1~2ppmの間で考えていました。
今までの値と、上流・中流域から考えたものです。

BOD測定については、特に心当たりはありません。
きちんと遮光してますし・・・とりあえず、JIS法のとおり行なっている自信はあります。
15地点を同時に測定していますので、そこの地点だけ光合成して…というのは考えにくいです。

詳しい説明、ありがとうございました。
ただ、『植種』という言葉が良く分からなかったので、教えていただけると幸いです。

補足日時:2002/10/12 14:59
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「値が極端に低く」はどれ位の値でしょうか、塩分濃度の測定は?資料は残っていますかあくまで推論でこじつけですが海岸近くの河川に満潮などしょっちゅうではないがあるの時間帯又は日のみ海水が逆流しているとすると採取場所の微生物が河川に対応したものが繁殖している為に海水が流入すると海水の塩分は水中の飽和DOを低下させます又その塩分濃度では海側及び河川側の微生物とも細胞の浸透圧の関係で対応できない塩分濃度になっていて生物活動が弱まり又は死滅し正常なBODの値がでなかったのだと思います



下水処理場なとで一次的に塩分濃度の高いもの流入して(塩化物濃度が1000mg/l以上)になると活性汚泥微生物が影響をうけることがあるそうなので急に変化した塩分濃度の検体ではBODも微生物よる測定なのでその濃度になると影響は受けていると思います

塩分濃度と下水処理について
http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/mail11 …

湖沼・海域でCODの理由 (中段あたり)
http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/w …

BODとCODのもっと詳しい話
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/5555/suishit …
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この回答へのお礼

記入が遅れました。0.16mg/lです。(なんつう値だよ!おい!)

いろいろとHPを紹介していただき、ありがとうございます。

(アドバイスを受けた身で恐縮ですが、文章に句読点をつけていただくと、
もっと読みやすくなるかと思います。)

お礼日時:2002/10/11 23:15

値が(予想、標準値より)低く出てるんなら、海水によって希釈されているってことで


試験結果に対する評価は出てると思うのですが。

影響を考えるのであれば、
やはり干潮時など、試料採取条件を変えて
試験してみるのが適切なのではないでしょうか。
河川の流量や、周辺海域の水質によって
千差万別でしょうからね。
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この回答へのお礼

まずは、お返事ありがとうございます。

毎年一回、調査するところなので、もう一度調査することができないのが残念です。
ただ、分かったのは
「今年の調査では、満潮だった。」
「去年の調査では、干潮だった。」(普通の値)
ということです。

普段は、川の中流域しか調査していなかったので、『希釈』に思いつきませんでした。アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2002/10/11 22:16

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