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携帯の電波に限らず、エックス線でも何線でも構いませんが、(1)どうして物体(人体や壁や窓など)を貫通して届くというか、通じるのか?よくわかりません。またそれらは貫通しても性質(波長が変化したり弱まったり)するのでしょうか?
(2)文房具屋さんで売っている色の付いたカラーのフィルム(よく問題を隠す時に使う赤いフィルムなど)や特殊なフィルム使って、光の性質というか波長?を変化させて、例えば懐中電灯にフィルム等をして、紫外線灯や赤外線灯にさせることはできますか?(熱帯魚の殺菌灯などは電球に色を付けているだけなのか、電球の中身が特殊なものなのか…)教えて下さい。

A 回答 (2件)

(1)超簡単に説明しますと、「その電波にとっては、人体や壁などが空気と同じようなものだから」という感じです。

あくまで、各々の電波の性質ですので、電波によって紙や木だけなら通す物も有れば、漆喰やコンクリートも通してしまう物もあります。当然、透過すれば弱まったりはします。

(2)波長を変化させることはできません。殺菌灯などは、もともと紫外線が発生する構造になっています。内部に封入するガスや、表面に塗る蛍光物質によって、紫外線を発します。ただし、普通の蛍光灯でもいくらか紫外線は出ていますので、「紫外線だけを通すフィルター」を使って紫外線のみを得ることはできます。赤外線についても、懐中電灯などに「赤外線のみを通すフィルター」を着けて赤外線のみを得ることはできます。あまり実用的ではありませんが。
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この回答へのお礼

大変わかり易いご説明で納得できました。
電波には電波の特殊な性質があるのですね。またフィルムによって波長そのものを変化させることはできなくても、その中の限られた波長のものだけを選んで通すことができるということですね。例えるならサングラスですかね。(紫外線をカット)みたいな。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/11 14:13

1.


電磁波(電波・可視光・X線など)は波長によって貫通するものが違います。可視光では無色透明に見えるガラスを貫通できない電磁波もあります(衛星放送の電波とか…)。
物体を貫通する性質があるから携帯などに使われていると言った方が正しいでしょうね。
波長が変わることはないでしょうが、強さは弱まることもあるでしょう。ただアンテナで増幅するので相当弱まっても問題ありません。
2.
懐中電灯に赤いセロファンをかぶせて赤い光になるのは、懐中電灯が赤い光も出しているからです。
青い光を出す光源に赤いセロファンをかぶせても赤い光にならないのと同じように、普通の懐中電灯にフィルターをかぶせても赤外線や紫外線にはなりません。
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この回答へのお礼

わかり易い例えを使って説明していただき、ありがとうございました。「波長」によって貫通するものがそれぞれ異なり、波長周期自体は変化しないが、その分弱まる。(物体を貫通する性質を持っている)しかし、弱まった電波をアンテナ等で増幅させることはできる。つまり我々の生活では、それらの電波の性質を上手く利用して携帯やパソコンの通信、テレビ、ラジオなど幅広く活用されているということですね。納得です!!
またフィルムによって懐中電灯等の色が変っている様に見えるのは錯覚で、元々複数の色が交じり合っているものを、フィルムによってその光だけを抽出しているのに過ぎず、光の波長自体は変化しないので勿論赤外線や紫外線になることはない!!だから当然紫外線が赤外線に変化することはない!!ということですね。(元々何らかの装置で生み出されたAという光は、一生そのままの波長で変らずにAとして存在し続ける)ということ?考えすぎると複雑でわからなくなりますが、ほどほどに理解しておけば大丈夫ですよね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/11 19:12

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