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近々廃止されるようですが長者番付に登場する医師や医療関係者は例外なく美容整形外科医です。当然美容外科は健康保険が効かずすべて自由診療ですのでいくら値段をつけようがかまいません。自分の技術が100万だと思えば100万円、200万円と思えば200万円付けられます。資本主義としては何も間違っていません。しかし人命に関わり更に高度な医学知識、技術が必要な脳外科医や心臓外科医の方が収入が低いというのはおかしくないですか?日本の医療は国民皆保険制度という社会主義の公的価格で運営されているのは分かります。それでしたら国が技術をきちんと評価しそれなりのお金を支払うべきです。それが出来ないのでしたら市場に委ね適正な報酬(少なくとも美容外科より高くなければおかしい)を得られるようにすべきだと思います。自分は‘私の心臓外科医としての腕は日本でも5本の指に入ります。手術を受けたければ5000万円お支払いください‘という事があってもおかしくないと思います。平等に医療を受けさせる為に価格を無理矢理抑え続ける日本の医療制度は歪みがでてくると思いますがいかがでしょうか?

A 回答 (6件)

あなたのおっしゃることはよくわかります。


ただし美容外科は自由診療なので、他の業種と同じで勝ち組、負け組みがはっきりします。また、最近の医学生の中には、困っている人を救おうという高邁な思想ではなく、てっとりばやく稼ぎたいという思想を持つものも大勢おり、現実に眼科や皮膚科、形成外科の希望者が増えてきています。そうなると美容外科医が増えることは確実で、競争が激しくなる結果ダンピングも激しくなるでしょう。つぶれるところもでると思います(知り合いの開業美容外科医の先生は有名な大学できちんと形成外科の研修を受けていますが、美容だけではやっていけず、内科や皮膚科などの病気の人も診療しています)。若いうちは良くても、年をとったら独立しないと勤務できないような気がします。今が一番いい時期なんじゃないでしょうか。
臨床医については、脳外科医、心臓血管外科に限らず医療の保険点数が低いのはそのとおりです。ただし、単一に報酬を上げるのではなく、個々の医師の技術をきちんと評価して、メリハリをつけるシステムにしないとお金がいくらあっても足りないです。
たとえば日本では医師になって、希望すればどの科にでも入れます(一部の人気のある病院を除く)。それに対してアメリカでは医師になるのも他の学部を卒業してからですし、厳しい研修制度を終えて、専門に進むときも、実力が無ければ希望の科に進めないことも多々あります。うまく進めても、本人の実力が無ければ、独立後も患者が集まらないので満足のいく報酬は得られません(自由診療なので患者も保険会社もシビアです)。
今の日本はみんな横並び、超一流の人が診察しても、研修医が診察しても診療報酬は同じですから、アメリカほどの差はつかない、いわば資本主義の中でも社会主義に近いですよね。それでは点数を上げるのは難しいのではないでしょうか。
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脳外科の手術技術料が安すぎるというのは全く同感です。

が、医師がいくらもらうかはさておいて(開業医でないかぎり手術技術料=医師の給料ではありません)、患者がいくら払うべきかについて申し上げたい。

自由診療と保険診療の相違についてはすでに述べられてるので略しますが、生命にかかわるような手術の対価を自由化することを平等と言うのはいかがなものかとおもいます。自由診療というのは「金銭に基づいた配給」です。お金持ちだけが長生きできるという社会は到底公平公正な社会とは言えず、ホリエモンの様な拝金主義の横行を招くでしょう。

日本の保険診療の公平性が高いからこそ日本の医師は(他国の医師よりは)低い所得水準に甘んじているともいえるのです。(OECD統計によるとロシアを除くサミット参加国(G7)のなかで医師所得と国民所得の比が日本より低い国はイギリスのみ)
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差別するわけではないけど、彼らを区別はしています(^_^;


金儲けするなら他の業界でして欲しいって感じです。
私も一時関係していたけど、20分程度の簡単なオペで30万円40万円・・・・ボリスギだと思います(私の手元に来るわけではないけど)。
機器だってそんな高いものは必要ないし・・・(少なくても私がやっていたのは)。

美容は・・・・贅沢?分野だから・・・本人が満足するのに使うのはいくらでも良いって事ですね。
脳外などは命そのものにかかわり、患者さんが贅沢で受けることではないですから、ある程度仕方がないし、それは他の面で納得できる人が医師になっています。

金儲けだけなら、一生懸命やっている建設業界とか株とかITの方が、儲かると思いますよ。
もっとも、向き不向きもあり、それは自分たちで分かっています。
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まさにブラックジャックの世界ですね。


自由診療は文字通り自由ですから金持ちから好きなだけ取ればいいわけだし、それによって貧乏人が困るわけでもなんでもありません。しかし、医療となると貧乏人にも生きる権利はあるわけで、命をお金で買うかといわれれば躊躇もしてしまいます。国公立の病院の医師は公務員であるわけで不当な利益を追求してはいけないわけであって、それなりの給料をもらっています。低いといってもわれわれサラリーマンよりはずっと多いわけで、日当直などで労働時間が大変な先生方もいらっしゃって労働条件は必ずしも良いとはいえないでしょうが、それを誇りに思っていらっしゃる先生方もいらっしゃると思います。医師なり看護師はそういう精神がなければやっていけないと思います。授業料の高い私立は知りませんが、安い国公立の大学で一人前になるまでの知識と経験を得るために相当の費用がかかっていると思います。自治医科大学なんかは最たるもので卒業後は無医村などで奉仕することになっています。
本来、医者はお金で治療の良し悪しを左右すべきではないと思います。
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>日本で盲腸の手術をした場合は一週間の入院で30万円ちょっとです


?ニューヨークで約185万円、続いてサンフランシスコで約176万円、そしてロサンゼルスで約140万円

日本とニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス
脳外科医や心臓外科医より美容外科医の話をしているのに無意味な比較ですね

美容外科は人気商売ですべての美容外科医が儲けているわけではありませんし医者あまりの現状では必須出ない以上先行きどうなるかも不透明
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脳外科医や心臓外科医は命にかかわる以上死にたくなければ5000万円払えが成立してしまうでしょう



それに比べれば美容外科は所詮お金持ちの道楽、いくらもらっても許されるものです
美容整形は結局余り金を持っている人が前提のものなので、堅実とはいいがたいし脳外科医や心臓外科医だって節税がうまいだけでもらうものはもらってるでしょ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですよ、命に関わるからこそ高い技術が必要なのであり高額な料金が相応だと考えます。‘金が無い人間にも受けさせなきゃいけないから安くしろ‘という理論には賛同しかねます。ちなみに日本で盲腸の手術をした場合は一週間の入院で30万円ちょっとです。海外旅行保険のHPによれば同じく盲腸で一週間入院した場合、‘ニューヨークで約185万円、続いてサンフランシスコで約176万円、そしてロサンゼルスで約140万円‘だそうです。‘もらうものはもらってる‘とは言えないでしょう。

お礼日時:2006/02/17 16:08

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