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僧侶の呼び方が「導師」「住職」など幾つかあり、
会場入りについても「入場」「入堂」など場合によって違いますが
それぞれの宗派によって決まりはあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

曹洞宗の僧侶です。


宗派によるきまり、というよりも場面と役割による使い分けです。
「住職」はお寺の代表者を表す呼称で、一般の会社では「社長」とか「代表取締役」と同じ使い方です。「導師」は葬儀を主幹し、故人を仏さまのもとへ導く役割を持ったお寺さんの事を指します。
「入場」「入堂」については明確な使い分けは無いように思いますが、通常は葬儀会場をお寺の本堂になぞらえて葬儀を行うものですから、「入堂」という呼び方の方が適切かもしれません。
葬儀のときに、お寺さんに何と呼びかけたら良いかは、少し迷うところかもしれません。葬儀屋さんや仏壇屋さんなどは、「先生」と呼びかける方がいますが、私の感覚ではあまり良い気持ちのするものではありません。相手が導師であれば「導師さま」。それ以外の役割でおいでのお寺さんの場合は、お寺の名前が分かるのであれば「〇〇寺さま」、お寺の名前が分からなければ「住職さま」でよいのではないでしょうか。たまに住職でないお寺さんがお手伝いに来ていることもありますが、「ちがいますよ」と訂正されたら、お寺の名前を尋ねて〇〇寺さんとお呼びすればよいと思います。
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この回答へのお礼

プロの方からのご回答ありがとうございます。
「住職」と「導師」の根本的な違いがはっきりわかりました。
「入堂」の意味は「本堂」ということだったんですね。
とてもわかりやすく教えていただきありがとうございました。
おかげさまで正しく理解することが出来ました。

お礼日時:2006/03/13 20:36
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この回答へのお礼

リンクを貼っていただきありがとうございます。
宗派ごとの違いがわかり、大変参考になりました。

お礼日時:2006/03/13 20:37

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