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現在、海外にて某日系企業の通訳として勤務しております。
現地の大学にて語学を習得(卒業証明書があります)、そのまま
現地の就職活動にて現在の職に就いたのですが、どこの企業も一様に
通訳という業務には確定したポジションは無く、所謂、何でも屋に
近い業務が大半であり、昇進などはまったく無いのが実情で
実際に企業に入社するまでこういった「通訳」の実情は全く知り得ませんでした。
今、自分を含め通訳は3名。うち一人は日本語学科卒業の女性で
他の日本人の通訳は現地の生活で言語を学んだ方で、特に証明書の
ような類はないようです。現地の人間に対しては昇進の希望が
あるようです。おかしなところは自分も同じ現地採用であり、
現地の通訳と立場は同じはずで、ここの企業は純粋に海外事業体として
設立された日系企業、です。
企業の通訳に対する考え方を何とか改善してもらいたい、と思い
通訳としてのキャリアを証明するために何が必要かを考えております。
通訳としての「資格」を証明するには一体どういうものがあるのか。
実務経験がそのまま資格としての証明になるものか。
ご存知の方おりましたらどうぞアドバイスお願い致します。

A 回答 (1件)

こんにちは。



通訳は芸者家業とも言えるし、ペンキ屋さんと似ているところもあるとおもいます。

現場に行って、どれだけのパーフォーマンスを出せるかが勝負で、その積み重ねで実績を積み、次第に仕事が増えていく感じがします。

日本では通訳・ガイド試験がありますが、その資格を持っていても、すぐ仕事が来るというわけではありません。この検定試験は、フランス語1級検定より難しいと言う人もいます。それなのに保証は無いのです。

そういう意味では、お医者さんや弁護士は、はっきりした国家試験があるのでいいかも知れません。

ただ、通訳は、現場に行けば実力がはっきり現れる仕事なので、実績主義と言っても過言では無いかも知れません。

特に質疑応答になれば自分の質問に相手がどのような答えを出してくるかでクライエントは通訳の実力を見抜きます。

また、外国人を相手にする事に慣れているクライエントは、通訳しているとき、相手がどんな表情をしているかをジーーっと見ています。そうすると、自分が言ったことが伝わっているか、感じとります。

そういった意味で、通訳は、結果がすぐ現れるペンキ屋さんや、呼ばれてナンボの芸者さんに似た家業と言えると思います。

基本的にステータスの高い仕事では無いと考えています。

ある意味で、航空会社にも似ています。機内で客室乗務員は女中の様にしてお客様にサービスを提供しますが、地上ではその客室乗務員がパスポートコントロールの長蛇の行列を全く無視してクルーのゲートを超えていきます。

社長や、高級官僚の通訳をするとき、同じ様な現象が起きます。

そういった意味で通訳と言うのはなんかワケのわからない世界にいるような気がします。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
>そういった意味で通訳と言うのはなんかワケのわからない世界にいるような気がします。

まったく仰るとおりですね、こと、企業内における通訳の立場で
特に海外における日系企業ではほとんど通訳という立場は雑務屋に
近い感じがしております。
日本人上司がいかに実力を発揮できるかどうかが決まる、と我が社の
駐在日本人は申しておりますが、所詮うまく進まない商談などの
通訳では通訳に問題をパスする、という実情です。

期待のできない職種、本当にその通りだと思います。

お礼日時:2006/04/03 20:16

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