A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
こんばんは。
日本史専攻で大学院を出た者です。早速ですが、修士課程修了であれば博物館学芸員への道は広くなります。学芸員自体の求人数は少ないのが現状ですが、修士号を取得していることが大きな武器ともなります。因みに、私の同期生は学芸員として某資料館に就職をしました。(修論の質も問われる)
博士後期課程まで進むと、研究・教育職を目指して日々研鑽することになります。課程博を取得したとしても教育歴がない為、即、就職出来るとは限らないところもあります。
ご参考になれば幸いです。
No.5
- 回答日時:
普通の就職も楽ではありません。
友人で会社に泊まりこみ月に3日くらいしか家に帰らない人もいます。30代で体を壊してアルバイトになる人も結構います。
普通の就職すれば安泰という考えをお持ちなら考え直してください。
No.4
- 回答日時:
文系博士後期在学中の者です。
専門は比較文化論(歴史寄り)なので、質問者様と比較的近いと思います。大学院に進学する心構えについては#1さんと全く同意見です。普通の就職はあきらめることになります。それでも進学希望であるとの前提で少しアドバイスさせていただきます。
まず、費用についてですが、当然ながらまず必要なものは学費です。これは大学によってもかなりの差がありますし、初年度ですと入学金なども必要になります。
一般的に初年度納入金は、国公立では80万円前後、私立だと80~180万円というのが平均です。特に私立の場合、大学によってかなりの差があるので、早急に調べることをお勧めします。
それから、もし仕事をやめて大学院に進学されるのなら、生活費も必要です。基本的に2年で修士を出ようと思えば、アルバイトをやっている余裕はあまりありません。自宅から通うのであればまだしも、一人暮らしをするならば、その費用も準備しておく必要があるでしょう。家賃・生活費で月10万としても、×24で240万は最低必要です。
トータルで最低限必要な額(自宅外通学)としては、修士2年間で400万~500万位です。その他、研究に必要な費用(書籍代等)は別にかかります。
また、院卒後の進路ですが、修士卒で文系ですと、研究職につくのはまず無理と考えて差し支えありません。普通に就職するにしても、修士号を持っている人はかなり多いので、特に持っていたからといってメリットはありません。
大学等では博士号を取らないと助手にさえなれなくなってきているので、もし研究者を目指すなら、博士後期に進学することになります。ただ、博士課程に進学しても、続けていくのはかなり難しいです。やはり一番のネックは金銭的な面です。
私は現在博士後期で、普通の就職が難しい年齢(27)になってしまいました。修士、博士を通じて旧育英会の奨学金を受けつつ、外国語の非常勤講師を週3コマやって何とか食いつないでいますが、研究との兼ね合いも難しく、将来も不透明で、借りた奨学金を返せるかどうかという不安もあります。それでも研究が好きなので後悔はしていないのですが、普通に就職していたらどうなっていたか、と考えることはたまにあります。
ですから、もし安定した将来を目指すのであれば、進学は考え直すべきです。何をしてでも研究を続けたいという気持ちがあれば、やっていけると思います。何だか取り留めのないアドバイスですみません。
No.3
- 回答日時:
日本史の場合はわかりませんが、理系ですと大学院ではまともに授業なんかしませんよ(とは修士課程では言いすぎの面もありますが、単位を取るのにまず苦労しません)。
大学院は学問を教わるところではなく、自分で研究テーマを設定して、それを研究するところです。したがって、何かを学ぶつもりで行くと当てが外れます。
No.2
- 回答日時:
まぁ、期待はずれの意見になると思いますが、一言書かせていただきます。
>歳は25ですが、将来大学院進学を考え始めてる者です。
ということだったので、完全に研究者志望だと思ったのですが、
>私はお金の都合上修士が精一杯かと思われます・・・。
ということで、、博士まで行かないとなれば、完全にそうとは言い切れないのでしょうか? 動機が単なる向学心からくるものであれば、やはり大学院進学はやめた方がいいと思います。 「日本史の研究で食べていく!」という強い決意のもとに院へ進学するならいいと思うんですが。
私は理系学部出身ですが、、理系においても「研究者になる!」という意識が低いままに博士まで行ってしまった同級生を何人か見てきました。 結局就職がなく、ポストドクターを何年かやって人生設計が行き詰っているようです。
逆に、修士卒業と同時に助手のポストを手に入れた人間もいるにはいるんですが、そういった人は教授からの誘いがあったみたいで、『偶然的にポストが空いたときに、教授のお気に入りの学生だった』という経緯でした。
何度も聞いたことがあるような話で申し訳ありません、、。
No.1
- 回答日時:
「普通の就職」は先ず無理だとあきらめた方が賢明でしょう。
でも僕はいつも思うのですが、(人が)自分がそれを捨ててまでやりたいという事をなぜやらないのか、ときどきわからなくなります。なにかをやるということは、必ず、何かを捨てることです。初めから就職を考えている人には大学院進学などもってのほかで、後で「大学院に進んでおけばよかった」なんていうことは起こりえないでしょうが、学問を続けたいという人には必ず起こりうることです。その自分の意欲に応えていく自信がないのでしょうね。
この世には(当然ですが)修学したくてもできない人がたくさんいます。家庭的な問題、経済的な問題、体力・精神力の問題、その他たくさんです。
学問の生活を送れるだけの余裕があるということですね。それならば充実した学問生活を送って、就職といった「もう一つの人生」を後悔しないほど頑張れば問題ない、そういう風に思えたのなら、就職するにしても、困難は山ほどあれ、乗り切れるように思うのですが、いかがですか? そしてそう思える意志の強さと自信を備えた人になら、悪いことはそんなに起こらないと思うのは、それは僕がお人よしだからでしょうか。まあ、確かにそうかもしれませんけど。
その代わり、現実(一般的な就職)は相当厳しいです。おそらく単純な精神論だけでは通用しないかもしれません。しかし、問題はどちらに進むとしても決して後悔しないこと。必要なのは強い意志です。であれば、就職しても、学問の世界に戻ってくる人は、けっこういらっしゃるものです。意志が足りなければけっきょく学問の世界に進んでも「ああ、就職していればよかった」と思うに決まっているのです。
回答ありがとうございます。
「(人が)自分がそれを捨ててまでやりたいという事をなぜやらないのか、ときどきわからなくなります。なにかをやるということは、必ず、何かを捨てることです。初めから就職を考えている人には大学院進学などもってのほかで、後で「大学院に進んでおけばよかった」なんていうことは起こりえないでしょうが、学問を続けたいという人には必ず起こりうることです。その自分の意欲に応えていく自信がないのでしょうね。」←まさに、そう思います!
だから、いつもネガティブ意見で就職口のないことが出てくること自体に違和感を感じてたんだ!と分かりました。五臓六腑に染みる回答ありがとう!!
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