電子書籍の厳選無料作品が豊富!

企業間で取引をしている営業の人に聞けばみな接待があるという話を聞きますが、この接待というのはやらなければいけないものなのですか?
大体、お姉ちゃんがいる店で飲むか、ゴルフに行くか、物品の授受を聞きます。
担当者がおいしい汁を吸いたいだけのシステムでしょうか。
それとも、みなが納得できるような何か合理性があるのでしょうか。

こんなことに経費が使われて価格転嫁されていると思うと腹が立つのですが、そんな理由があるならしょうがない!と思えるような理由があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

>やらなければいけないものなのですか?<


 本来は“秘密の共有”が原則です。ピンからキリまでのケースがあり、
ほとんどの当事者は(考えもなしに)必要だと思いこんでいます。
 
 成果を立証できなければ、経営者の「贈賄」は株主への「背任横領」、
上司に報告せず私物化すれば「収賄」であり、犯罪すれすれです。
 贈賄は収賄より重く、公務員には厳しく、民間企業では寛容です。
 
>飲むか、ゴルフに行くか、物品の授受を聞きます<
 貧しい下司に対しては「飲ませる食わせる抱かせる」の三拍子です。
 卑しい上司に対しては「山吹色の菓子折」が極上です。
 
>担当者がおいしい汁を吸いたいだけ<
 さきの“秘密の共有”にしたがって、下っ端にもおこぼれが必要です。
 帰りがけに「奥様によろしく」と、寿司折を渡すような気くばりです。
 
>みなが納得できるような何か合理性があるのでしょうか<
 この場合は、おこぼれにあずかった者にかぎり、合理性が生じます。
 さらに、たがいに“秘密を共有”した者たちの連帯感も生じます。
 
>こんなことに経費が使われて価格転嫁されている<
 広告費や交際費が価格転嫁されたとしても、成果の立証とおなじく、
その被害者を特定するのは困難ですね。
 
>しょうがない!と思えるような理由があるのでしょうか?<
 経営判断から「人間的な欲望を排除すべきだ」と決めつけてみても、
そもそも欲望に「合理的な理由」など見あたらないのです。
 
 ◆ まとめ
 
 小鳥のように小さな脳も、ゴリラのように大きな脳でも、異性の気を
惹く行動は同じです。うるさくつきまとってプレゼントするのです。
 ときには他人の所有物を盗んででも“秘密の共有”を図ります。
 
 彼らが群れて、外的に対する集団行動が必要になったときにかぎり、
ボスが出現します。そのボスもまた、おのれの欲望を最優先します。
 おこぼれにあずかった者と、あずからなかった者が、対立するのです。

参考URL:http://www.cpainoue.com/news/c_news050.html#Anch …
    • good
    • 0

接待と言うのはなんらかの『交渉』に置いて出来るだけ自陣に有利になるように『場』を作る事です。


接待する側は「ホーム」、される側は「アウェー」な訳でコレだけでも有利、不利が発生する事はご理解頂けると思います。
また、堅物な人でも美味しい料理、美味しいお酒や楽しいアトラクション等で楽しい気分になって貰えれば交渉が有利になります。
参考に漫画の『大使閣下の料理人』を読んで頂ければ『接待』の重要性が理解まで行かなくても感じる事が出来るのではないか?と思います。

交渉の失敗は利益を損ねる事に直結し兼ねません。利益を確保する為に『最善手』を打つのは当然では無いでしょうか?これを怠ると言う事(交渉人として)はよっぽどの自信家か何も考えていないと言う事では無いでしょうか?
    • good
    • 0

NO.1さんの言う通り、ビジネスは人間関係が大きく左右する世界ですから接待の必要性がでてきます。



私は接待をした事も受けた事もありますが、例えばラウンジ等(お姉ちゃんがいるお店)で接待する場合などは、作戦の大きな狙いとしては自社の売り込みと自分自身の売り込みがあります。
別にラウンジじゃなくても・・、と思うかも知れませんが自分の行きつけの店ならホステスさんはだいたい力(盛り上げ役)になってくれますし、男性は基本的に女性には弱いですからね。。
ゴルフの場合も共通の趣味などによる話が出来る事でその後の商談にもって行きやすくなるのです。
要するに接待は最大限親密になるという目的のために行うのです。
簡単に言えば気に入ってもらうためです。
そうすれば将来的な視野で自社の繁栄にも繋がりますしね。
そしてこれらの接待は営業という観点から見れば中間地点のようなもので先方様が自社に興味が無ければもちろん始めは断られます。
始めは誰でもその程度の人間関係だから接待は必要になってくるのです。
そして接待が成功して気に入ってもらえれば取引となります。

質問者さんが腑に落ちない価格へのコスト反映ですが、実際は価格に影響するほど接待費はかかっていません。
建設など大きな商談なら別ですが、基本的に一つの商品を売るために接待するのではなく今後も取引していただくために接待するのですから全体的に見たら小さな経費と言っていいと思います。
あと、おいしい汁を吸わせると言うのはちょっと腹黒いですがある意味接待はそれが主な役割です。
ですが、接待はする方もされる方もやっぱり仕事ですからされる方が盛大な接待を本気で要求をする事はまずないですよ。
それはされる方の担当者にとっては会社のイメージダウンと要求が上層部にバレたら社内での立場も危うくなりますからね。
    • good
    • 0

以前から私も同じ疑問を思っていました。



やはり接待は皆が納得できる理由はないと思います。接待がなければ、平等な目で商品や業者を比較できるものを、接待があるから劣った商品や業者を選んでしまうなんておかしいですもんね。

前回答者は「接待は精神的な見返り」とおっしゃってますが、接待で間接的にお金を渡しているということには変わりないのです。

一部の話かもしれませんが、保険屋のおばさんは自分で食べた食事代を接待費として確定申告時に計上しているという話も聞きます。

早く接待というシステムが無くなればいいですね
    • good
    • 0

商売というのは人間関係で成り立っています。



接待をすることにより、相手(先方の担当者)に気持ちよく取引してもらうことが目的です。

100円や200円の取引ならまだしも、1千万や2千万という金額の取引ともなると何もしてくれないところに頼むよりも、何らかの見返りをしてくれる企業と取引をしたくなるのが人間というものです。

そこで、お金を直接渡すと賄賂などになってしまいますが、お酒を飲んでもらったりゴルフをしてもらうなど精神的な面で見返りを渡しているのです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!