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設問:当期中に売掛金7,000(前期以前に生じた売掛金3,000及び当期に生じた売掛金4,000)が貸し倒れだが未処理である。←この設問に、2,700の貸倒損失と5,000の貸倒引当金が既に存在していました。

正答は:
貸倒引当金 3,000    売掛金  7,000
貸倒損失  4,000

と書いてありますが、どうしても納得いかず、自分の感覚だと:
貸倒引当金 5,000    売掛金  7,000
貸倒損失  2,000

どこが違ってたのでしょうか、詳しく優しくお願いします。

A 回答 (3件)

前期に行った仕訳例を考えてみましょう



前期末における債権1,000,000円に対して0.5%の貸倒引当金を設定した

貸倒引当金繰入 5,000  貸倒引当金 5,000
 
「貸倒引当金繰入」という費用の勘定を使うことにより、これはすでに前期の費用で処理され、「貸倒引当金」という負債が計上されました。
今期中に発生した売掛金4,000に対しては引当金は設定されていないので、引当金を取り崩してしまうと、正しい期間計算ができなくなってしまいます。 したがって
  貸倒引当金 3,000 売掛金 3,000(前期以前分)
  貸倒損失 4,000  売掛金 3,000(今期分)
 と分けて考える必要があるのです。 
  
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この回答へのお礼

会計期間の損益をより精確に計算するために貸倒引当金の使い方を分ける必要があるんですね。
納得しました。ありがとうございました。
ただ、「貸倒引当金」は負債ではなく、資産の減少科目ではないかと思います。

お礼日時:2012/03/12 14:37

No.1回答者さんが最初の一文で回答されているように、引当金は将来の損失に備えて計上されています。


つまり前期末にある売掛金のうち、一定の割合は過去の経験から貸倒れる事が見込まれるので、「貸倒引当金繰入」勘定で損失処理し、当期の損失にしないようにするために行われます。(正確な期間損益を行うため)
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/03/12 14:32

貸倒引当金は将来の貸倒に備えて今期までに発生した債権に対して設定する勘定です。


(実際に貸倒が発生したときから見ると、前期以前に発生した債権に対応させて取り崩すことになります)

貸倒引当金 3,000    売掛金  3,000(前期以前分)
貸倒損失  4,000    売掛金  4,000 (今期分)
          ↓
したがって、正答のようになります

貸倒引当金 3,000    売掛金  7,000
貸倒損失  4,000

この回答への補足

よくわかりませんが、なぜその仕訳を「貸倒引当金 3,000」と「貸倒損失 4,000」に分けて処理する必要があるんですか?いつ生じた売掛金であれ、当期中になって貸倒となったのをベースに考えると、性質が同じなのではと。。。
ズバリの所、「前期以前」に生じた売掛金と「当期中」に生じた売掛金との二つが貸し倒れだ時の記帳方法になにか原則あるのですか?(今までは区別しないと思っていたのですが。。。)←過年度に貸倒と処理した売掛金は「償却債権取立益」にするのはわかりますが。。。
お願いします

補足日時:2012/03/11 17:39
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