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簿記の仕訳問題で疑問がありましたので質問させて頂きます。

問題は以下です。
栃木商店へ\500,000を売り渡し、代金のうち\300,000については、かねて当店が群馬商店を受取人、茨城商店を名宛人として振り出した為替手形を裏書譲渡され、残額については月末に受け取ることにした。なお、栃木商店負担の発送費\5,000については小切手を振り出して立替払いした。

になります。また、この問題では勘定科目に「立替金」がありません。

この問題の解答で、借方が
受取手形\300,000
売掛金  \205,000
となっていましたが、この「売掛金\205,000」が分かりませんでした。

受取手形\300,000は大丈夫ですが、その他の借方は
未収金\200,000
売掛金 \5,000

にはならないのでしょうか。立替金勘定がないので、先方負担の発送費を売掛金とするのは分かりますが、そうすると未収金も売掛金になるということでしょうか?

詳しい方、ご指導宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

売掛金と未収金については前のお答えのとおりです。


立替金が出ない理由ですが、その運賃を支払ったときには別に

  運賃  5000/ 現金 5000

の仕訳が起こっているはずです。通常発送運賃は個別の相手先の売上と関係付けはなしで、会社の費用として計上します。

買主が負担するときだけはそれを商品代とあわせて請求するということが行われます。この場合は商品売上と同時に売上を計上し、売掛金を立てます。

商品を売る場合は、仕入れ代金は一々立替という考え方はしないですよね。仕入れは仕入れ、売上は売上で個別に両建てで処理していきます。この場合の運賃もそれと同じ考えだといえば良いでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、仕訳の背景にはこのような事情があるのですね。お忙しい中丁寧なご説明をして頂き、有り難う御座いました。この場を借りて深くお礼申し上げます。

お礼日時:2011/03/08 00:08

簿記3級の試験問題ですね。



まず大まかにいうと
売掛金というのは、仕入や売上に関する仕訳の時に使う科目です。
たとえば○○商店に商品を売ったけど代金はまだです、掛ですなんて時。

そして未収金というのは、仕入や売上に関係ないもの対して使う科目です。
たとえば備品、建物、売買目的有価証券‥などが相手科目の時。問題としては、備品を売り渡したが、代金は月末に支払われる、などが多いかもしれません。
この問題では商品の売り渡し=売上の仕訳になるので、未収金が出る幕ではありません。

駄文失礼しました。
分かりにくいとは思うので
なにかあれば聞いてください。
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この回答へのお礼

そういうことだったのですね。確かに今まで解いた仕訳問題の未収金は全て仕入や売上以外のものでした。何も考えずに未収金にしていました。気を付けねば・・・。
大変分かり易い説明を有難う御座いました。この場を借りて深くお礼申し上げます。

お礼日時:2011/03/08 00:04

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