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簿記二級

2の考え方がわかりません。問題文の最後の3行がどういう意味を持っているのかがよくわかりません。

残高試算表
受取手形 借方72,800
売掛金 借方117,600
貸付金 借方35,000

「簿記二級 2の考え方がわかりません。問題」の質問画像

A 回答 (1件)

まず、決算整理前の貸倒引当金残高がいくらなのかが本質問文にないので・・・「売上債権に対する分 1000円」+「貸付金に対する分 600円」=1600円とさせていただきます。


また、貸付金に関して「短期」「長期」の説明がないので、「短期」とさせていただきます。

1 売上債権[Y社分を除く]に対して2%の貸倒引当金
  (受取手形72,800+売掛金117,600-Y社分15,000)×2%=175,400×2%=3,508円

2 Y社分に対して20%の貸倒引当金
 15,000×20%=3,000円

3 貸付金に対して2%
 35,000×2%=700円

よって、単純には
〇決算整理後の貸倒引当金必要額
 3,508円+3,000円+700円=7,208円
〇差額補充法で計上する金額と仕訳
 決算整理後7,208円-決算整理前1,600円=5,608円
【仕訳】貸倒引当金繰入額5,608円/貸倒引当金5,608円



で、ここからがご質問に対する回答部分
今回は「売上債権」と「(短期)貸付金」の2つなので、流動資産の部にまとめて「貸倒引当金 -7,208」と記入しても良いのですが、本来は↓に説明がありますように、貸借対照表を作る際には、「貸倒引当金」の金額が、どの科目に対していくらなのかを表示します。
https://www.kaikeisennin.com/02kashidaore/01-7/i …

また、最初に「貸付金」を短期と仮定しましたが、長期(投資等)であるならば、これは区別しておかなければならないので、次のようになります。
1 流動資産の部[売上債権]
 〇決算整理後の貸倒引当金必要額
  3,508円+3,000円=6,508円
 〇差額補充法で計上する金額と仕訳
  決算整理後6,508円-決算整理前1,000円=5,508円
 【仕訳】
  貸倒引当金繰入額5,508円/貸倒引当金[流動]5,508円 
2 投資等[長期貸付金]
 〇決算整理後の貸倒引当金必要額
  700円
 〇差額補充法で計上する金額と仕訳
  決算整理後700円-決算整理前600円=100円
 【仕訳】
  貸倒引当金繰入額100円/貸倒引当金[長期]100円
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