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減価償却費は現実の支出を伴わない費用ですから、
例えば、不動産の価値が減少した分だけ計上はするけど、
実際には、その金額をどこかに支払うわけではないですよね?

そうすると、帳簿上の現金と、実際の現金が合わなくなるわけですか?
また、銀行預金から計上すると、銀行預金の残高と帳簿上の残高が
異なるとかになるんですか?

簿記の勉強をしてるわけではないので、トンチンカンなことを言ってたら
すみません。

A 回答 (2件)

> 実際には、その金額をどこかに支払うわけではないですよね?


はい、その通りです。

> そうすると、帳簿上の現金と、実際の現金が合わなくなるわけですか?
> また、銀行預金から計上すると、銀行預金の残高と帳簿上の残高が
> 異なるとかになるんですか?
いいえ、違います。
1 有形固定資産[例えば不動産の1つである『建物』]を減価償却した場合、次のような仕訳となります。つまり、減価償却は「現金」や「預金」といった勘定に関与いたしませんので、ご質問のような現象は発生いたしません。
 [直接法の場合]
  (借方)減価償却費 **** (貸方)建物 ****
2 そして、上記仕訳は次のようなことを生じさせます。
 A 「減価償却費」は費用勘定なので、会社の1会計期間の収支を表わす「損益計算書」に計上され、実際に外部への支払(支出)が無いのに会社の利益を減少させます。
 B 「建物」は資産勘定であり、貸方に発生すると『財産評価額の減少』。そして、簿記の原則『貸借一致』により、会社の財産状態を表わす「貸借対照表」の純資産を減らします。
 C AとBの減少額は同額なので、損益計算書『税引き後利益』と、貸借対照表『当期未処分利益』の増加額は一致します。
 
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この回答へのお礼

(借方)減価償却費 **** (貸方)建物 ****
これで納得しました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/01 22:22

「帳簿上の現金と、実際の現金が合わなくなるわけですか?」


ちがいますよ。

車で説明しましょう。
600万円で買った車があり、耐用年数が6年だとします。
初年度に現金が600万円出てます。
600万円出てますが、買った年だけ車を使うのではありませんので、その年に全額600万円経費にしてしまうと「後の年は、まるっきり経費が無い状態」になります。
そこで、毎年100万円、6年間で経費計上するというのが減価償却費の考え方です。

毎年100万円経費計上するといっても、毎年100万円ずつ現金が減っていくわけではありません。
現金は一番初めの年に600万円出てますので、その後も毎年100万円現金が減っていくのでは、溜まったものではありません。
600万円経費にしたいところだけど、初年度だけ100万円、次年度は100万円と6年間かけて経費にするのです。
すでに出てしまった現金を「一括で経費にしない」方法が減価償却費という考え方です。

現実の支出を伴わない費用という表現は、実はおかしい表現です。
現実にはお金を既に支払ってるのに費用にならないという表現が正しいのではないかと。
「車が年間6分の1減価償却してるといっても、車の6分の1が消えてなくなっていくわけではない」のが、現実の支出を伴わないという意味だと思います。
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この回答へのお礼

>>現実にはお金を既に支払ってるのに費用にならない
>>という表現が正しいのではないかと。

そういう表現が正しいですね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2013/03/01 22:15

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