重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

問)
現金の実際有高が帳簿残高を\5500超過していた為、現金過不足感情で処理していたが、
本日、手数料の現金受取額\9000と水道光熱費の現金支払額\4700が記入漏れである事が
判明した。残額は原因不明の為、雑損または雑益として処理する。

このような問題が、私の持っている日商簿記3級の問題集に記載されているのですが、
非常に回答の説明が分かりづらくさっぱりわかりません。

こちらの回答が
借方) 現金過不足 5,500    貸方) 受取手数料 9,000
借方) 水道光熱費 4,700    貸方) 雑益      1.200

となっています。

この問題の中で、受取手数料が何故、貸方にいくのかが理解出来ません。
わかりやすく教えていただけないでしょうか?

A 回答 (6件)

先ず、何が起きているのかを理解するために、今回の問題の回答仕訳には含まれない仕訳から書きます。


> 現金の実際有高が帳簿残高を\5500超過していた為、現金過不足感情で処理していたが、
この時の仕訳は、
 現金 5,500 / 現金過不足 5,500
【説明】
手持ち現金が5,500円多いので、現金勘定を増やさなければならない。故に借方は『現金5,500』
5,500円の差額発生理由が不明だから、貸方の勘定科目は「現金過不足」で仮計上する。


ここからが今回のご質問文に載っている問題文に対して起こす仕訳
> 本日、手数料の現金受取額\9000と水道光熱費の現金支払額\4700が
> 記入漏れである事が判明した
この時の仕訳は・・・チョット分解した形で書くと
1 現金受取額の記入漏れ
 現金    9,000 / 受取手数料 9,000
 現金過不足 9,000 / 現金    9,000
 ※この2行を1つにまとめると
  現金過不足 9,000 / 受取手数料 9,000
【説明】
◎1行目の仕訳は、本来行っておかなければならなかった仕訳です。
 ・現金を受け取ったのだから、現金勘定は増加するので、借方は「現金」
 ・借方の勘定科目が決定しているのだから、必然的に『受取手数料』は貸方となるというのが一番簡単な説明となる。正しくは「手数料の受け取りは『収益』だから、収益の発生は貸方」
◎2行目の仕訳は、発生原因が不明だった現金過不足勘定の残高を修正するための仕訳です。
 ・既に現金勘定の残高は実際の有り高に一致させているので、1行目に計上した現金を反対仕訳で消さないと、再び現金勘定の残高が実際の有り高に不一致になるからこのような仕訳を起こす。
 ・あるいは、『1行目の仕訳を行った結果、現金勘定の残高は実際の有り高よりも9,000円多くなってしまったので、実際の現金有り高に合わせる為に「現金過不足/現金」の仕訳を起こす』と考えても良い。

2 光熱費の支払額記入漏れ
 水道光熱費 4,700 / 現金   4,700
 現金    4,700 / 現金過不足4,700
 ※この2行を1つにまとめると
  水道光熱費4,700 / 現金過不足4,700
【説明】
◎1行目の仕訳は、本来行っておかなければならなかった仕訳です。
 ・現金を支払ったのだから、現金勘定は減少するので、貸方は「現金」
 ・貸方の勘定科目が決定しているのだから、必然的に『水道光熱費』は借方となるというのが一番簡単な説明となる。正しくは「水道光熱費は『経費』だから、経費の発生は借方」
◎2行目の仕訳は、発生原因が不明だった現金過不足勘定の残高を修正するための仕訳です。
 ・既に現金勘定の残高は実際の有り高に一致させているので、1行目に計上した現金を反対仕訳で消さないと、再び現金勘定の残高が実際の有り高に不一致になるからこのような仕訳を起こす。
 ・あるいは、『1行目の仕訳を行った結果、現金勘定の残高は実際の有り高よりも4,700円少なくなってしまったので、実際の現金有り高に合わせる為に「現金/現金過不足」の仕訳を起こす』と考えても良い。


> 残額は原因不明の為、雑損または雑益として処理する。
この時の仕訳は、
 現金過不足 1,200 / 雑益 1,200
【説明】
ここまでの仕訳による現金過不足勘定は
 ◎借方発生  9,000円
  受取手数料の記入漏れ 9,000
 ◎貸方発生 10,200円
  最初に計上した    5,500
  水道光熱費の記入漏れ 4,700
よって、貸方が1,200円多い。
この1200円が内容不明額なので、決算整理仕訳で「雑益」又は「雑損」勘定に振り返る事が必要。
貸方の方が多いのだから、現金過不足勘定の貸借を一致させて残高ゼロにするためには、借方に「現金過不足」を計上する。その結果、貸方には何の科目が来るのかと考えると、理由不明で現金が増えている【注】と言う事は、何らかの儲けがあったのだから「収益」の計上となり、「雑益」勘定が来る事となる。
【注】
 現金過不足勘定の貸方が多いという事は、「現金/現金過不足」と言う仕訳から考えて、そういうことなのです。


以上のことをすべてまとめて仕訳をすると、ご質問文に書かれた仕訳となります。
    • good
    • 0

勘定科目は、5要素に分類されます。

資産・負債・純資産(資本)・費用・収益。
そのうち、費用と収益は、損益計算書にまとめられます。(この差額が、たとえば費用の方が少なければ「当期純利益」になります)

で、費用は、プラスの場合(発生した場合)は左側に、マイナスの場合(なくなった場合)は右側に書きます。
収益は逆で、プラスの場合(発生した場合)は右側に、マイナスの場合(なくなった場合)は左側に書きます。

受取手数料は、収益です。
発生したのに記入漏れだったので、記入しましょうという話です。
収益が発生したので、右側に書きましょう。
現金過不足の精算をしているので、相手勘定科目は現金過不足。(実際に受取手数料をもらった時は、現金でもらったけど、「現金をもらった」という仕訳は、現金5,500/現金過不足5,500というのを過去にすでにやっている。今回、現金過不足を左側に書けば帳消しになり、2段階ステップで相手勘定科目は現金借方になります)

他にも、発生した費用である水道光熱費を左側に書きましょう。
でも、まだまだ左側がまだまだ多い。最後の手段として、雑益にしておきましょう。

……というわけです。
なぜ、受取手数料が収益なのか?なぜ収益は右側なのか?と言われてしまうと、さらに長い説明になってしまいます。
    • good
    • 0

受取手数料と支払手数料を勘違いしているのではないですよね。



間違ってたらすみません。
    • good
    • 0

こんにちは



>現金の実際有高が帳簿残高を\5500超過していた

この時の仕訳

現金 5,500 / 現金過不足 5,500

何らかの原因によって多かったわけですから、このため現金過不足は
貸方にきています。

>本日、手数料の現金受取額\9000と水道光熱費の現金支払額\4700が記入漏れである事が判明

従って、ひとつづつ整理すると・・

現金過不足 9,000 /受取手数料 9,000 ・・・現金受取額の記帳漏れ、収益です。従って貸方になります。
水道光熱費 4,700 /現金過不足 4,700 ・・・水道光熱費の記帳漏れ、費用です。従って借方になります。

上記の結果、まだ、現金過不足は1,200貸方に残高が残っています。

貸方残 5,500 - 9,000 + 4,700 = 1,200

>残額は原因不明の為、雑損または雑益として処理する。

とありますので、現金過不足を解消するために雑益に振替えます。


現金過不足 1,200 /雑益 1,200


以上を、ひとつの仕訳にすると・・

現金過不足 5,500 / 受取手数料 9,000
水道光熱費 4,700 / 雑益    1,200

となります。


>受取手数料が何故、貸方にいくのかが理解出来ません。

上記で述べたとおり、手数料の受取額の記帳漏れですから、受取手数料(収益)になります。
従って、受取手数料を増加させるために貸方に記帳する必要がありますね。

なにかあれば補足してください。
それでは
    • good
    • 0

手数料9,000円を現金で受け取った場合の仕訳


 現金 9,000円  受取手数料 9,000円

現金が5,500円、帳簿より多い。
「なにか付け間違えてるんじゃないのか?」と調査が始まります。

調べたら9,000円もらってるのを忘れてた。
だとすると、今度は3,500円少ない!
いやいや、4,700円水道料金を払った領収書がでてきたぞ。

え?じゃ1,200円どこかでお金が多かったってことだよね。
誰かが立て替えて払ったのかな?それとも間違えてもらい過ぎてるのか?
わからないけど1,200円儲かってることになるので、
雑益にしておきましょう。

ということです。
    • good
    • 0

水道光熱費が借方に記載されるのは理解できるんですか?



費用の記載漏れ(発生)、水道光熱費は借方に計上されるし、
収益の記載漏れ(発生)、受取手数料は貸方に計上されます。

大きな勘違いをしていませんか?
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!