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シクロヘキサンの真ん中をメチレン基で橋かけしていて、BrとDが隣り合っている(橋かけ部じゃない場所で立体構造はシン)化合物についてなんですが。

強塩基と反応させるとE2脱離が起こり、シン型にも関わらずBrとDで脱離するらしいのです。

本来、E2脱離はアンチ型の脱離ですよね?
なぜこの場合はシン型の脱離が起こるのですか?

分子模型を組んでみたりもしたのですが、いまいちわからなくて。

結合エネルギーもC-HよりC-Dのが強いのに、なぜ脱離するんでしょうか?

教えてください。。

A 回答 (1件)

環状構造のために、BrとHがアンチペリプラナーになれない、すなわち、完全なアンチ脱離ができないということでしょう。


アンチ脱離が不可能であり、SN2などの反応も困難な場合には、次善の策としてシン脱離が起こります。この時にも、アンチペリプラナーの場合と同様に、脱離によって生じる二重結合を形成するための軌道(脱離基で使われていたsp3軌道)が同一平面上にきている(シンペリプラナー)ために、立体電子効果上、好ましい配座の一つということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。
w-palace様のご回答は大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 02:47

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