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「空気の約80パーセントは窒素である。」という文章の窒素は単体という意味で使われているらしいですが、僕は元素として使われているのではないかと思ってしまいます。
物質そのものを表している場合は単体、成分を表している場合は元素を表す、と習いました。この場合空気の成分として窒素が含まれていると考えてはダメでしょうか。
教えてください。

A 回答 (3件)

そうですね。


単体名と元素名が同じ場合は,どっちを指してるんだろう・・・なんて迷ってしまいますね。
最終的には,「慣れ」なんだと思いますが,簡単な判別方法を紹介します。
ところで,単体とは何でしょう?
単体というのは,1種類の元素で出来ている物質です。
H2,O2,N2,O3,Cu,Fe・・・・・。こういうモノが単体なんです。
そう,「モノ」なんですね。
「モノ」だから,ものすごく精度のいい顕微鏡があれば,見ることが出来るし,ものすごく小さなピンセットがあればつまむことだって出来る。
何しろ「モノ」ですから,さまざまな動作の対象となるんです。
「発生させられる」し,「分離することもできる」し,「飛び回ることもできる」し・・・・。
これに対して,「元素」と言う言葉は,「成分」という言葉に置き換えることが出来るんですね。
「成分」なので,「単体」のように,動作の対象にはなりえません。
大抵は,言葉の語尾が,「~で出来ている」とか「~が含まれている」となるはずです。
例えば
「水は,水素と酸素で出来ている」と言ったときの,水素,酸素という言葉は,「元素」を指しています。
「歯には,カルシウムが含まれている」と言ったときのカルシウムも,「元素」を指しています。

さて,問題の
「空気の約80パーセントは窒素である。」ですが,
この「窒素」は,つまめる「モノ」か?含まれている「成分」か?と自分に問いただしていくしかありません。
これは,空気の約80%はN2という「モノ」(=ものすごくちっちゃなピンセットがあればつまむこともできる)なんですよ。 と言っているので,この「窒素」という言葉は,「単体」という意味で使っているのです。
いずれにしても,化学の習い始めにこの言葉を判別するのは,なかなか難しいです。
受験の間際に,また,この問題を自分に問い直してみましょう。
しっかり勉強していけば,自然とわかってくると思います。
「モノ」か,「成分」かがね。頑張って下さい。
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元素で見るのであれば元素の数でということですか?


N2なら2個、NOxやNH3なら1個、と数えるのでしょうか?
すると酸素(O)や水素(H)の数はやたら増えますが。
O2、H2O、CH3、CO2・・・など色々な気体がありますが、酸素や水素元素を含むものは多いですよ。
どのくらいの比率になるかは分かりませんが、おそらくNの数は80%より少ないでしょう。
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>成分を表している場合は元素を表す、


これは、単一の化合物についても話です。

>空気の成分として窒素が含まれている
空気は混合物であり、単一の化合物ではありません。したがって、上で出てきた成分とは意味が少し違います。
したがって、ここでの窒素は単体の窒素(N2)です。

この回答への補足

ありがとうございました。
「単一の化合物」とはどのようなものでしょうか。具体例などを踏まえていただければうれしいイです。

補足日時:2006/06/07 01:01
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