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4年生を担任しています。クラスに言葉遣いのとても乱暴な男の子がいて困っています。授業中落ち着かず、私語を注意すると、担任に対して「くそばばあ」というような言葉を吐き、周りの友達から注意されると「うるせー、死ねー」という言葉を使います。その場はおとなしくなっても、すぐにまた同じことの繰り返しになります。「死ね」という言葉については、誰に対しても使ってはいけないということを指導するものの、休み時間にも周りに対して使っているようで、まるで、もぐらたたきの状態で、改善されません。その男児は、乱暴や自分勝手な振る舞いのために、なかなか健全な友人関係を結ぶことができず、また、家庭でも、両親は男児に手を焼き、叱ることが多いため、男児はリラックスできる場がないように思います。落ち着いているときは、勉強にも熱心に取り組み、私のところへもいろいろと話をしに来ます。大好きな犬の話となれば、夢中になってうれしそうに話し、優しい一面ももっている子なのです。なんとか落ち着いた生活を送らせてやりたいと思うのですが、どう対応したらいいのかわからず困っています。何かよい方法がありましたらお教えください。

A 回答 (8件)

まずは,ご自分の力を過信しないことです。


彼のことを短期間で変えようとすれば,担任も人が変わったように彼を怒鳴る,厳しく叱る,徹底的に厳しく指導する,時には体罰も……。
そうすれば,彼は,恐怖心から表面上そんな言葉を使わなくなるか,貴方のことを怨みながらますます反発するかのどちらかになります。

人はそう簡単には変わりませんよ。
貴方も自分を変えるのはむずかしいでしょ。しかも短期間で。
彼がいい方向に変わるには長ーい時間が必要ですし,彼の心をしっかりと受け止めてやれる人が必要です。
それが教師として担任としての貴方の役目です。

彼は幸い貴方のところへも話に来てくれるようですから,これは非常にすばらしいことです。

彼が,落ち着いて貴方のところに話に来たときにでも,犬の話をした後にでも,ちょこっと貴方の本心を彼に伝えることです。
そのときは,小学4年生の彼ですが,一人の人間として,貴方も教師の殻を少しとって,一人の人間として,貴方が嫌だと思うこと,貴方が困っていること,彼に直してほしいことを素直に話すことです。「指導」なんて決して考えないことです。貴方の本音を話せばいいのです。
そのときに,彼のいいところも伝えてあげてくださいね。それも本心で,一人の人間としてね。

そんなことをくり返していくしかないのです。
でも,そんなことをしたからといって彼は急には変わりませんよ。人間そんなものですよ。
でも,彼を信じてあきらめずに貴方がそれを続けて行けば,彼はいつか変わってきます。必ず!!
やがて,彼がどうしてそんなふうに言ってしまうのか,彼の心の中が少しずつ少しずつ貴方にだけはなんとなく分かってくるようになるはずです。そして,貴方の心の中に彼を受け止められる心が生まれてきます。

教育に大切なことは子どもと教師のお互いの『信頼関係』です。他の教師や管理職や親や周囲がどんなことを言っても,結局は,子どもと教師のお互いの『信頼関係』がないと本当の教育は成立しません。

そして,信頼関係を築くには,当然のことながら時間がかかります。そして,根気も努力も必要です。決して簡単なことではありません。
裏切られても,裏切られても,思うようにならなくても,ゆっくりとあきらめずに,子ども達のことを信じて『信頼関係』を築いてくださいね。
それが出来るようになれば,悩みは尽きないですが,教師という職業の本当のすばらしさと本当の幸せが分かってきます。
教師という職業は本当にいろいろあって大変ですが,間違いなく,ものすごく幸せで,ものすごくすばらしい職業なのです。それがきっと分かってきますよ。
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この回答へのお礼

たくさんのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。この方の場所をお借りして、#8の方まで、ご回答くださった皆様にお礼を申し上げたいと思います。皆様の文面を読みながら、思わず涙が出てしまいました。と同時に、ほっと肩の力が抜けたような気がします。確かに初めの指導が生ぬるいもので、今に至っているのかも知れません。私的な、家庭の事情で、4月当初から休みがちだったことも影響していると思います。上司や主任と連携を取りながら、皆様にアドバイスいただいたことを心の支えに、がんばっていこうと思います。

お礼日時:2006/06/10 14:48

物事がうまくいかない→他の子どもたちや先生から注意される→ますますいらいらする→ますます物事がうまくいかない→さらに周りから非難される・・・の袋小路に入っているような気がします。

担任の叱責によってその子は、居場所をなくしているのでしょうか? 例えば、叱る場面があっても、3回に1回、2回に1回くらいに留める。その子の存在を認める褒めるいい気分にさせる。互いにリラックスして過ごせる活動をする(エンカウンターなど)。ではどうですか。
今まで、周囲からの認められ度が低かった分、認められているという実感が出ると、ホントに変わると思います。
ただ、様々なお子さんが今、学校を賑わわせていますから・・・チャイムが鳴っても、教室へ入れるのが一苦労な新入生がいる(少数ではない)らしいので、大変ですね。
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このガキの親に「私は立場上できませんが場合によっては体罰も効果があることもあるようです、どうやらこんな感じらしいですね・・・」



ガキ:「うるせー、死ねー」→拳骨でガンッ!
ガキ:「うる」→ガンッ!
ガキ:「う」→ガンッ!
ガキ:「・・・」→ガンッ!
これで大人にふざけた口はきかなくなります。
いちいち何が悪いかなど説明する必要はないのです、
ダメなものダメそれだけで良いのです。
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先生がこのようなところに相談を持ち込まなければならないところに、日本の教育現場の無責任さと低レベル化が窺い知れます。



先生が本当に欲しいのは、我々のような素人の慰めやアドバイスではなく、共に教鞭を取る先輩諸氏との連係プレイなのではないでしょうか。

まだまだ子どもでしかない4年生に親も教師も翻弄され、返す言葉も無いとは驚き以外の何物でもありません。
何故このような問題児童を一人の先生で育て上げなければならないのでしょうか。何の為の学年主任であり、教頭であり校長なのでしょうか。彼らは教師生活で培った知恵を何故発揮しないのでしょうか。
暇をつぶすことと教育委員会とPTAと天下り先の心配ばかりしているのでしょうか。

「くそばばあ」「死ね」などの言葉を使ったときこそ、様々な手段が講じられるのです。また男どもの一喝が効くのです。「いいわいいわ」で事なかれ主義の現場がダメ中学生、不良高校生、社会の嫌われ者を作り出していくのです。

幸いに「優しい心」も持ち合わせているこの子を、悪い子の道に向かう階段を登らせない為に、親と学校の頭脳を使うときなのではないでしょうか。

私なら、先ず犬のことを少し勉強し彼に何か教えてあげられる知識を身につけます。彼と犬を話題の真ん中において話をする機会、時間を増やします。
何を考えているのか、何が足りないのか、何を求めているのかを探り出すように。

また、一方で、親のクレームや告発が怖くて動けない愚かな三役に、親から手紙を書いてもらうのです。悪い言葉、汚い言葉、目に余る行動をしたときは、遠慮なく居残りでもさせて、厳しい言葉で彼らから叱ってもらいたいと。
親の許可を得ていれば彼ら三役も動き易いし、動かざるを得ないでしょう。
親には時々学校に来てもらうのです。

あなたは厳しく注意をしながらも、彼との会話を増やして心を解きほぐしてゆくことに専念するのです。

とにかく先生一人が教室内でいくら声を張り上げても、何も実らないばかりでなく、他の果実を腐らせる
腐敗のタネを増長させることにしかなりません。

親との連携、先輩諸氏との連携を心がけてください。
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何の経験もないので参考にはならないと思いますが…。



彼は家庭環境も含めて、やはり寂しいのではないかと思います。
家でも学校でも「ダメ」「ダメ」といわれたら自分は嫌われてるんじゃないかと、愛されていないんじゃないかと思ってしまいそうです。
皆の関心を引きたいという気持ちもあるんでしょうね。
犬のエピソードを聞くと一層そう思えます。
私も他の皆さんが言われるように、親御さんを中心に変えていくべきだと思いますが、なんとなく匙を投げられているようなので、up-upさんが彼の一番の理解者になるのが一番なのではないかと思います。

別のところにある彼の悩みが聞きだせるといいと思うんですが…。

うちの弟もきつい言葉を言っていましたが、なぜそういう言葉を使ってはいけないのか?を説明してからはそういうのがなくなりました。
「使ってはいけない」ではなく、言われた人がどのように思うか?というのを話してあげる必要があるのではないでしょうか?勿論すでに話をされているかもしれませんが…。

汚い言葉を掛けられた人は、彼に嫌われていると思ってしまう事やそういうことをされると、彼とお友達になりたいと思っている子も自分が傷つきたくないから話してもらえなくなるんだよ?
というのが心からわかれば、変わってくるんじゃないかなぁ。

学校の先生ということで、他の生徒さんもいらっしゃるし大変だと思いますが、こういう先生もいらっしゃるんだなと少しうれしくありました。
ファイトです!

他の生徒のいないところで、1対1で話してみてはいかがでしょうか?
私も誰にも出来ない相談を先生に打ち明ける事ができた日の事は今でも覚えていてとてもうれしく、愛されているんだと感じた事がありました。
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 クラス担任をして、その子が一番最初に「くそばばあ」「うるせー、死ねー」と言った段階で徹底的に指導をすべきだと思いました。

子供は相手の様子や自分が言った時の反応を見ているので、なめられてしまった結果、今日に至ったと思います。動物と同じでもう、優位の順序が入れ替わってしまっています。
 現段階からすると、その子が落ち着いた段階で、静かに話すか、普段から教師としてのオーラをだし、言われた時は言葉でなく眼力で見つめてあげましょう。
 道徳では「チクチク」言葉でなく相手を温める「フワフワ」言葉を使うと気持ちがいい、「相手に優しい言葉を使うと自分も優しい言葉を言ってもらえる。」、心のノートを使い「なりたい自分像」を考えさせる、ずるい・恥ずかしい言葉等、について扱ってほしいと思います。
クラスづくりを進めて、そういう言葉を絶対許さないという思いの子を増やしていきましょう。この子になびいて、同じような子が複数出てくると学級崩壊します。
 また、上司に相談し空き時間の先生方に教室に入ってもらいましょう。いろいろな職員の指導の仕方が分かり大変勉強になります。お忙しい中、来ていただくのですから感謝の気持ちを忘れないでね。
たかが10歳です。絶対に逃げない、負けないという気迫をもってください。
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> 家庭でも、両親は男児に手を焼き



今になって親御さんは手を焼いているようですが、以前のもっと幼いころのしつけに問題があったことがわかります。
もう少し大きくなれば、社会の中の自分という意識が芽生えてきて、多くの子は「これでは他人との関係をうまく築いていけない」と気づき、自己修正するようになります。現在でもうまく他人との関係を築くことができないようですが、それと自分の言動とのつながり=理屈が理解できないようなので、本来の理由で説得するのは無理だと思われます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。まさに、理屈ではまったく通用しません。幼い頃のしつけについてはよくわかりませんが、せめて、今の状態を真正面から見つめ、子供に向き合っていこうという姿勢があればいくらかでも変わっていくのでは…と思うのですが。でも、今の私にとっては、毎日の学校での生活を崩さないようにするにはどうしたらいいか、で精一杯です。せめて、授業だけはきちんとしよう、そんな男児をいかにやる気にさせるか…。自分自身の勉強でもあり、闘いでもあります…。

お礼日時:2006/06/09 19:33

教師の職務範疇・領域というものを理解せずに言っているなら謝ります。


質問にあるようなことは家庭の躾ではないのでしょうか?
あなたは子供の親を呼びつけて、
「きちんと躾してください、他の生徒にも迷惑です」
と言ってはダメなのですか?
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。先日、家庭訪問があり、その際に学校での様子を話しました。言葉遣いだけでなく、普段の学校での態度については、これまでの担任から何度も聞いてきたことのようで、「すみません」とおっしゃるものの、もう、お母さんとしては「どうしようもない、だから先生よろしくお願いします」という姿勢が見られました。育児放棄まではいかないものの、「子供を育てたくない」と思っている親は、他にも多く見られ、とても悲しい思いをしています。家庭でのしつけに頼ることが難しいと感じています。

お礼日時:2006/06/09 19:24

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