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もう古い機種なんですが、キャノンのBJF600を使っています。急にオートシートフィダーが使えなくなりました。設定もちゃんと確認しています。モーターの不調かと思いカーバーを空けて、少し手で回してやると動きました。モーターは生きていたようでほっとしましたが、普段どの位置で停止しているものかわかりません。電源を落としている場合はシートフィダーは下がっている状態でしょうか?自動で正しい位置でとまってくれたらいいのですが、そのような機能はないようで、困っています。

A 回答 (2件)

プリンタの修理屋です。



この機種特有の症状で、トランスミッションギアユニット(TMG)の故障が考えられます。
F600の場合、モーターはキャリッジモーター(CRモーター)とペーパーフィードモーター(PFモーター)の2つのみで、CRモーターはヘッドの左右の移動、PFモーターは用紙の送り、オートシートフィーダー(ASF)の駆動、パージユニットの駆動を受け持っています。
PFモーターは動力を使い分けるため、クラッチユニットがあり、先ほどのTMGに組み込まれています。
自動車でもそうですが、クラッチというものは消耗がついてまわります。
クラッチが不調になると、ASFの給紙ローラーが必要以上に回転したり、全く回転しなくなったりします。

正常であれば、普通はシートフィーダーのプレートは下がっているのが正常です。(そうでなければ、用紙をセットできません)

修理に出すしか方法はありません。

また、蓋を開けたという事ですので、ひょっとして、メカユニットをフレームから外して、さらに、メカユニットからASFを外したことはないでしょうか?
ASFを取り付けるときに「位相調整」が必要になりますので、この場合も修理に出すことになります。

この機種の後継のBJ F610でも全く同じ現象が起こります。

なお、分離パッドという話を出されている方もいらっしゃいますが、給紙方式(用紙の分離方式)がちがい、この機種では分離パッドといえるようなものは使っておりません。


現実問題としては、よほど大量にインク在庫でも持っていない限り、買い替えになるでしょう。
能力の差は大きなものがあります。
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通常は巻き取りローラーの汚れか分離パッドの摩耗のどちらかだと思います。



巻き取りローラーの汚れは専用のクリーニングシート(半粘着タイプ)で取れる場合もあります。ローラーに付着しているのは紙粉なので。
ただ、クリーニングシートが使えない機種もあるので、この場合は手作業で直接ローラーを掃除するか、分解掃除になるかと思います。

分離パッドの摩耗だと、通常は交換が多いように思います。
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