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前に
>>人から聞いた話ですが、旧日本軍のゼロ戦は、装備の銃の構造がややこ  しく、回転するプロペラの間を縫って発射されていたと聞きましたがこ  れは真実でしょうか?


という質問をした人がいましたが、要するに
銃を撃つ時はプロペラの回転を止めて打ったのかそれとも
羽の回転数を測り羽と羽の隙間を自動で計算し羽の間を縫って発射されていたのですか?

A 回答 (8件)

>回転するプロペラの間を縫って発射されていたと聞きましたがこれは真実でしょうか?



はい、真実です。

ゼロ戦(海軍零式艦上戦闘機)の写真や図解をご覧になれば、操縦席の前方、エンジンカウリングの上部に2丁の7.7ミリ機関銃が装備されていて、回転するプロペラを通して射撃するようになっているのがお分かりだと思います。

>銃を撃つ時はプロペラの回転を止めて打ったのか?

違います。プロペラは常に連続的に回転していて、飛行中に止めることはできません。まして空中戦のさなかに止めるなんてもってのほかです。

>羽の回転数を測り羽と羽の隙間を自動で計算し羽の間を縫って発射されていたのですか?

これも違います。確かにエンジンの回転数を計る装置は付いていましたが、これは計器盤のメーターに表示して操縦士に情報を伝えるためのもので、射撃とは直接の関係はありません。また、計算をするような装置もありませんでした。

さて、それではどのようにして高速回転しているプロペラを撃ち抜くことなく機関銃を発射することができたのでしょうか。その答えをすごく大雑把に表現させていただくと、プロペラに当たってしまいそうな瞬間だけほんの一瞬安全装置が働いて機関銃の連続発射をストップさせ、プロペラが銃口の前を通過したら再び機関銃が連続発射を始めるようになっていたのです。

機関銃の安全装置には2種類あって、一つは引き金が引けないようにすることで誤射を防止するタイプ、もう一つは引き金を引いていても、機関銃の撃鉄に伝わらないように途中で「空振り」させることによって誤射を防止するタイプです。ここで説明しているのは、もちろん後者のタイプの安全装置のことです。

ゼロ戦のパイロットが光像式照準器に敵機を捉えたら、左手で握っているスロットルレバー(自動車のアクセルに相当)に付いている機銃発射ボタンを押します。すると押している間ずっと機関銃弾が連続発射されるのですが、プロペラが銃口の前にさしかかった瞬間だけ先ほどの安全装置が連続発射をストップさせ、プロペラが銃口の前を通過したら再び連続発射を再開させるのです。

この装置を「同調装置(シンクロナイザー)」と呼びますが、プロペラの回転自体が同調するわけでも、機関銃の発射速度が同調するわけでもなく、安全装置がプロペラの回転に同調しているから「同調装置」と呼ばれているわけです。

この技術は第一次世界大戦の時に開発されたもので、ゼロ戦だけでなく他にも装備していた飛行機があったのは前の回答者さんのお答えの通りです。おわかり頂けましたでしょうか?
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えと、#7の方へ。



この文章読んだ限りでは、ほとんどの人は意味がわからないと思うのですが、これは名前とか忘れましたが日本海軍の技術士官かどなたかのエピソードですよね?毘式か九七式7.7mm固定銃が現場で問題が多くて使い物にならないのを改良された方の。

ど忘れして気になって仕方がないので、名前を教えていただけないでしょううか?
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クランクシャフトタイミング表で発火場所を決めます。



>装備の銃の構造がややこしく、
イギリスビッカース社製の機関銃です。

イギリス議会では、敵国に機関銃を輸出する事を問題にしましたが、

欠陥銃なので問題は無い。
こう言う議決になりました。
日本軍は、この問題に全力で取り組みます。

改1、改2など修理した事を明確にする事。
これを会議で発言すると、

何を威張っているんだ?この下士官は。
と、受け入れられない所も多く、

1部の助け船に支えられながら全ての同期銃を
実線で長時間使用出来る
補修を完了します。
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一通り、お答えが出てるのですが、私も蛇足な補足を少々。


機体の中心線に武器を持つ利点というのは、一つはパイロットの照準と弾道のズレがなくなる事。それから重い武器と弾薬が機体の重心に近いほど運動性で有利になるという点にあります。

そうした中で最も理想的と言われたのがいわゆる「モーターカノン」。
大口径の機関砲を機首に装備して、プロペラの回転軸の中を通した砲身から発射する形式です。これはメッサーシュミットのBf-109など少数の例があります。

それから機首に20mmを積んで同調装置を使って発射する例としては日本陸軍の三式戦、五式戦の例があります。
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No4の方の回答のとうりです。



補足する必要もありませんがもし付け加えるとすれば
航空機の機銃は目標と正対して射撃しますが機体の構造上携行弾数に制限があり余り多くはありません。

この為少数の弾丸で致命傷を与える必要があるのです。
従って照準を決めやすい機体正面のエンジン上部に取り付ける構造になるのです。
この為プロペラが銃口の前に来る瞬間発砲を止める同調装置が発明されたのです。

ゼロ戦には別に20ミリ口径の機関砲が装備されていますがこれは翼内に取り付けられ機体正面400m位の所で集中交叉するようになっています。

このような大口径砲は携行弾数がさらに少なく同調装置に故障がおきてプロペラに当たれば大変ですからその恐れのない翼内に取り付け機銃とは別の発射装置で制御されるのです。
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参考URLはここ。


http://www.warbirds.jp/crazy/jp/gun/faq.htm

ちなみにこの技術は、第一次世界大戦の時からあります。
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こんばんは



ゼロ戦の機銃はプロペラの回転にシンクロして発射されていたそうです。
しかし、初期はそのようなことを考えつかず、プロペラの裏側に鉄板を貼付
けて、すり抜けた弾丸だけが正式に発射されたそうです。

自らのプロペラを打ち抜いてしまい、プロペラを失って墜落した機体もある
と聞いたことがありますが、本当に初期の段階かテスト段階の話だと思います。
長く機銃掃射をしていて鉄板が壊れたことがあるかどうかは知りません。
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プロペラは止めません。

回転し続けます。
ブレードの間を弾丸が通り抜けるようになっています。
(自動で計算するのではなく、メカニカルな装置です)
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