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特に夏場のムシムシする時期、長い間ふりかけや七味のビンを中身が入ったまま全く使わず室温で放置しておくと、虫が湧くと言いますがその虫は外から入ってきたものなのか、中で産まれた??のでしょうか??ふたが開いてないから中でだよな~?と思うのですが…虫が湧く工程が知りたいです!!

A 回答 (3件)

いくらなんでも虫は湧きませんよ。



家庭で食品を害する虫は、概ね以下の三種になります。
1.シバンムシ類
2.カツオブシムシ類
3.メイガ類

これらの虫の生態サイクルは、大体産卵から成虫まで40日前後です。気温によって変動しますが、そんなに長いものではありません。仮に製造されてから一定に期間を経過した食品に元から卵が入っていたとしたら、暑い時期ならそれこそ何世代も経過することになり、それこそ虫の塊状態(一匹の成虫の産卵数は概ね100前後)になっちゃいます。

よく誤解する人が多いのですが、こうした虫のほとんどは外から侵入するのです。これらの虫の幼虫は顎が非常に強く、プラスチックの袋程度なら、ものの数分で食い破って侵入します。香辛料のビンなどでは、外側のシュリンクフィルムを破り、ビンと蓋の間の隙間(じっくり見るとヒンジ穴の周りに結構隙間はありますよ)から侵入することが多いですね。それこそ知らぬうちに食品の中に入っていますので、「湧く」と誤解される方が多いのです。

虫の生態サイクルや、またほとんどの食品は製造工程で加熱・殺菌が行われることなどを考えれば、あらかじめ原料についていた卵が孵化した、なんていうケースはまず考えられません。
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この回答へのお礼

わぁ~そうなんでねー!!詳しくありがとうございます。すごく勉強になりました。しかしその虫の顎の力は半端じゃないですね びっくりです!!知らない間にせっせと破ってるかと思うとなんかおもしろいです。

お礼日時:2006/08/25 16:01

大概は中で生まれたものです。


自然乾燥したものが配合してある場合によくあります。
採集する前に、乾燥中に虫が卵を産みつけておくのです。
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この回答へのお礼

特に自然乾燥だったら卵がくっついてる場合ありそうですよねー!!虫ってしぶといですよね  ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/26 11:20

見た目は虫の入り込む隙間が無いように見えて実は細い隙間があってそこから幼虫が入り込んで中で成長する、というパターンが多そうですね。



使用しているときに容器の穴から入り込むこともあるでしょう。

製品化の過程で虫や虫の卵が混入してしまう可能性もゼロではないのでそれが中でだんだん増えるということもあるでしょうね。
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この回答へのお礼

蓋がきちっとしてあれば、入り込む隙間なんてないって思い込んでましたけど細~い隙間があるんですよね 極小さい幼虫からしたらそれくらいで入れる訳ですしね。虫さん…よくここまでたどり着いたなって感じです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/26 11:28

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