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 マスコミが行う内閣や政党支持率についての世論調査ですが、マスコミ各社によって一定の傾向があると思います。逆に各政党ごとの支持率を各マスコミごとに並べてみると、そのマスコミの政党に対する評価のようなものが浮かび上がってくるようでたいへん興味深いのです。

 想像するに質問の立て方や調査対象母集団の選択に恣意を加えることで、このような差は生まれるのでしょうが、マスコミの発表している調査方法は無作為抽出ですし、「あなたの支持政党を教えてください」などという文章にバイアスをかけるような仕掛けは施せないはずです。聞かれた方がA新聞だと批判勢力よりに答えようとか、B新聞だと政権よりの回答にしようとか考えるものなのでしょうか。

 毎週毎週多くのマスコミや調査機関が世論調査をしているのに私の周りに関する限りそのような調査対象になったものは20年間ひとりもいません。

 これらは一体どういうことなんでしょうか、おわかりの方いらっしゃいましたらよろしくお教え下さい。

A 回答 (3件)

社会学(社会調査)で言うところのワーディングについての話のようですね


私も毎回マスコミの行う世論調査をみていやーなかんじなる一人です。
明らかに誘導をしているのではないか?と思える質問もよく聞きます
すぐにはおもいだせないけれど
「あなたの支持政党を教えてください」
1、A党  2、b党  3c党    ←こういう聞き方ならOKだけど
でも、その後
「では、今回さまざな容疑がかかっている○○議員は今後、議員を辞めるべきだと思いますか?」という質問をすればかわってきますよね?
緊急電話アンケートとか最近してますが、電話ならなおさら相手のいい方で誘導されやすいと思います。
そもそも質問文はどちらかの選択肢に偏るように作ってはいけない。
悪い印象を受ける恐れがある「さまざな容疑がかかっている」とか、押し付ける「べきだ」という言葉は本来ならだめなんです。ちなみに「高級官僚」「天下り」のような一般的悪いイメージを連想させてしまう言葉も、調査票調査では不適切だと聞いたことがあります
だから各社のアンケートに違いが出るのはそもそもの質問文にびみょーに社風を
おりまぜてたり、新聞社、雑誌などで対象者が読者で、その中から無作為に選んで調査していたりしているのではないかとおもいます
最近よく報道番組でインターネット調査をしていますが
例えばNステーションでインターネット調査をしたとしても、
そもそもそこを覗いて答えてるのは日ごろから、Nステをみてたり
K米さんの語りを聴いている人が多いといえますよね?だったらそこで
番組に感化されている意見が集まると見ることができると思います。

よーーーーーくマスコミの質問文を聞いていると、
「ん?さっきの質問ワーディングにひっかかるやん」っていうのは結構あります
ワイドショーの調査も結構ひどいです
また、高々100人程度のサンプルで日本を語るな!ともおもます

>聞かれた方がA新聞だと批判勢力よりに答えようとか、B新聞だと政権よりの回答にしようとか考えるものなのでしょうか。
これは少ないと思います
なぜなら、ふつー、こういうのに答えるだけでも面倒くさいのに、いちいち朝日さんが聞いてるから、こっちにしとこう!産経さんが言うからこっちなーんて大勢の人がするとは思えません。
私も社会調査をしたことをありますが、回答率わるいですよ(郵送なら特に)それにだんだんいい加減にこたえてきてるなーとか、最初っから全部1に○とかあります。つまり、対象者がというよりも、質問側のほうが見えにくい形で、誘導しているから差がでてるんではないでしょうか?
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この回答へのお礼

 かつて読んだ本ですが、文春新書「『社会調査』のうそ」、ブルーバックス「統計でウソをつく法」などの中にも詳しく説明があったと記憶しています。健康番組などはもっとひどくて高々数人の主婦で「実験」を行い「劇的」な効果がありました、などとやっているのを見ると噴飯ものですね。

 このような社会調査のあり方に大きな批判が加えられるようになってから久しいはずです。誰が見てもおかしいと思えるような手法にマスコミ自体がなんら問題を感じないでやっているとしたら、そのような調査の結果をあまり判断の材料にしてはいけないということを認識せざるをえないという結論です。

 ただ、一方では、このような調査は正確に行おうとすればするほど巨額の予算が必要になるわけで、社会の公器といわれる新聞社などにしても経費対効果の原則のまえには限界があることも知るべきなのかもしれません。所詮マスコミの売り物はセンセーションです。それが事実であるかどうかは二の次といったところでしょうか。

 もちろん昨今の混迷を深める政治情勢とマスコミの問題は分けて考える必要がありそうですが。ご回答いただき感謝します。

お礼日時:2002/03/20 08:17

こんにちわ。



世論調査の質問に、ある種のバイアスがあるのは常識です。確かに、一つ一つの質問は、例えば「自衛隊があった方がいいと思いますか?」等の無難な質問です。

しかし、その質問の前に「大災害の時に何を頼りにしますか?」という質問と「かつて日本が行った侵略戦争のことを知っていますか?」という質問があった場合、どうでしょうか。容易に回答を誘導できることに気付かれると思います。
このようにして、回答を一定の方向に誘導することをキャリーオーバー効果といいます。

また、「回答者を無作為に1000人抽出」というのは如何にも平等なようですが、実際に、社会を構成する年齢層・性別層は決して均一でないことにも注意が必要です。
つまり、層の多寡に応じて、20代を30%、30代を15%というふうに抽出しないと、世論を反映したことにはなりません。

というわけで、世論調査は当てにならない。これが結論です。(ちなみに、これは、国が発表する各種の調査でも同じです。)
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この回答へのお礼

 では逆に全く正確に調査する方法があるかというと、調査対象一人一人に自白剤でも使わない限り無理なんでしょう。ひとの心はわずかなきっかけで短い間に変化しますし、とくに高度な判断を伴うことでもありますので、質問を突きつけられてもあいまいな部分が多いのかもしれません。その幅を利用すればある程度意図的な数字が作り出せる、そんな気がします。また統計手法の公正性、中立性について、当のマスコミはほとんど発表や説明をしません。一面では恐いことです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/20 07:55

私は大学時代にA新聞の世論調査のアルバイトをしました。

大学の学生課に募集の依頼をするので一般では募集していません。調査員は全て社員ではなく学生によって行われます。調査対象は無作為に地域を選び(区単位)そこからさらに無作為に
コンピュータで二十歳以上の人を10人位選びます。調査は日曜と予備で月曜の2日間行われます。対象者には事前に葉書でその旨を伝えておきます。対象者は、若者からお年より、協力的や非協力的、中には行方不明者などもいます。全員の調査が終了すれば、すぐに仕事は終わるのですが、中々そうはいかず大変な仕事でした。しかも一般的な質問以外にも、その人の職業なども聞かねばならず、気を使います。協力者にはボールペン1本を差し上げていました。
ということで、ちゃんと調査は行われていますよ。
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この回答へのお礼

 実際やってるんですね。末端によるメーキングなども排除できるようなしくみもたぶんあるんでしょう。調査自体がマスコミによるメーキングでないことがわかりました。ご回答をお寄せいただきありがとうございました。

お礼日時:2002/03/20 07:45

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