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強力な政党による一党独裁体制、
党トップの神格化、
国家による経済統制、
軍事力強化…

理想も手段も同じだと思うのですが、
何故あんなにいがみ合っていたのでしょうか?

A 回答 (6件)

知っておられるかどうか,わかりませんが、今、立花隆 東大と天皇を読んでおります。

日本の場合、明治以来、天皇の事を除くと、右も左も主張は同じで、政官業の癒着はやめろと言う事らしいです。
 ですから、ある時期2年間ほど、左右の連中が、講演者を呼んで、お茶会をしていたそうです。 
 それにしても、いまだに言われるのは、同じ事で、まったく微動だにしないとは・・・・・・・・・。
 結極、1000兆円の借金になりましたねえ・・・・・・・。
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そうですね、別の視点から見てみると、結局国家権力の最大化を目指せば、だいたい同じものになってしまうのではないでしょうか、後は権力を

最大化するためには、敵がいると都合が良いので、そういう利害関係上で、対立を作ったとかそのあたりだったんじゃないでしょうか、
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対外的に孤立している(同じ主義の国家がいない)なら


・国家による経済統制
・軍事力の強化
は一般的な項目ですよw

独裁などは、民主主義以外の殆どの制度(王政など)で使われており
急激な改革が必要な場合は 必須条件です。

これらは手法であって その他の政治主義でも当てはまる項目ですので
主義/主張とは異なっていますよw



貧しさより解放される為
・最下層の労働者を優先
・全体組織(国)の方を優先
の「途中での経緯」の選択の差であり、
(最終目的は全ての制度では一緒なのだから)大きな差異を考える程でも無いですよ。

テロと戦争/革命と同じと考えていませんか?
事故も戦争も「人が死ぬ事は同じだ」と主張するのですか?
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この回答へのお礼

よくわかんないです。ソ連は結局、最下層の労働者より全体組織(国)を優先させた気がするのですが。

特に
テロと戦争/革命と同じと考えていませんか?
事故も戦争も「人が死ぬ事は同じだ」と主張するのですか?
これがどう質問に関係するのかが分かんないです。

お礼日時:2006/09/11 07:13

 コミュニズムは、資本主義社会における人間疎外からの解放が理想であり、その人間疎外の原因は、資本家が労働者が生み出している剰余価値を搾取しているところにあるとしたのでした。

そのため、階級闘争によって資本家を打倒し、階級国家を消滅させることによって、人間性が回復されるとしたのでした。ただ、その政治体制は、初めて本格的な社会主義政権をつくったソビエト連邦をモデルとしたため、「強力な政党による一党独裁体制」「党トップの神格化」「軍事力強化」が、あたかも社会主義・共産主義の特徴と考えられるようになったのです。

 特に私は、その原因は、レーニンによる一党独裁というボタンの掛け違えにあったと思っています。・・・1917年11月6日、レーニン率いるボルシェヴィキが武装蜂起し、臨時政府を打倒しました。ところがその後に行われた制憲議会の自由な普通選挙で、ボルシェヴィキが少数派に転落していきました。これは、ロシアの人口の大部分を占めた農民が、土地を奪われることを嫌って、ボルシェヴィキに票を投ずることをためらったためでした。そのため、形成不利と判断したレーニンは、武力によって制憲議会を解散させ一党独裁を完成させていったのです。また、国内での反革命勢力との戦いや外国との干渉戦争のために軍事力が増強されていったのです。こうして、いわゆるソ連型の社会主義の基礎がつくられていきました。なお、一党独裁は、共産党の指導者に対する個人独裁をまねき、それが「党トップの神格化」に道を開いていったのです。

 一方、ファシズムは、ヒトラーでもムッソリーニでも、資本家階級の支持を得て台頭していきました。日本の戦前の軍国主義もファシズムの中に入ります。このファシズムは、政権奪取のために一見、社会主義的な施策を掲げますが、政権奪取後は、そうした公約を放棄していきます。なお、この体制を簡単に定義するなら、反民主主義・反共産主義を掲げ、一党独裁をめざす政治体制と言えます。そして国内的には一切の人権と自由を抑圧し、あらゆる民主主義制度を破壊していきます。また対外的には、国民が一致団結するように、狂信的なまでに民族主義をあおり、侵略戦争をおこなっていきます。つまり、自国の経済的な矛盾を、他国民を犠牲にすることによって解決しようとするのです。また、その支配方法は、憲兵隊や秘密警察などの専門的暴力機関を整備し、メディアを通じて大量のデマ宣伝を流していくのです。こうした体制は、ムッソリーニによって始められ、ヒトラーによって完成されました。第二次大戦後、ファシズム国家は消滅しましたが、ファシズム台頭の原因が、議会政治への不信や政党への不満、世界恐慌にみられた経済危機であったことを考えると、現代でも起こりえないことはないと言えます。
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この回答へのお礼

ん~つまり共産主義は
強力な政党による一党独裁体制、
党トップの神格化、
国家による経済統制、
軍事力強化…
は手段で、ファシズムは目的なんですかね。

お礼日時:2006/09/11 07:10

>ファシズムとコミュニズムってどこが違うの?



まず、用語の整理をします。(マルクス主義者の説明によれば)共産主義社会に至る過程の第一段階として社会主義社会を作り、それを踏み台として共産主義社会を実現するという二段階革命理論があります。社会主義はソーシャリズム(socialism)、共産主義はコミュニズム(communism)です。

1920年代末、ドイツでヒトラーが率いるナチス(民族社会主義ドイツ労働者党)が勢力を拡大したとき、ソ連共産党を率いるスターリンは、ナチスはファシストだと非難しました。ファシズムは単一民族の社会主義です。同じ社会主義国家であってもソ連の場合は多民族を抱える国ですから多民族の社会主義を追及する立場であり、「民族社会主義」を掲げるナチスの社会主義は、社会主義陣営内の異端児と見たわけです。ソ連のフルネームは、ソヴィエト社会主義共和国連邦でした。

ナチスは単一民族の社会主義を理想としましたから、ユダヤ民族、ロマ、スラブ民族などを抹殺してアーリア民族だけの国家を目指した訳です。(→ホロコースト、民族浄化)

以上で、ファシズムとコミュニズムの概念(理想)の違いをご理解頂けたでしょうか。

一党独裁、国家による経済統制、軍事力強化…などの手段については、ファシズムとコミュニズムも共通だと思います。


>理想も手段も同じだと思うのですが、何故あんなにいがみ合っていたのでしょうか?

これはマルクス主義の理論的性格の表れでしょう。カール・マルクスは経済学者であり、その学説の代表的な著書が「資本論」です。学者ですから、当然、資本主義を理論的に解明しました。社会主義者(共産主義者)たちは、マルクスの理論に基づいて、理論闘争を活発に行いましたから、非常に多くの派閥が発生する事になりました。日本の左翼学生運動においても「革マル派」だとか「中核派」だとか実に多くの派閥が革命路線対立を繰り返し、ゲバ棒を振ったり、殺人事件も起こしたりもしました(→浅間山荘事件など)。ヒトラーのドイツとスターリンのソ連も戦争をしました(国家同士の内ゲバ?)。彼らがいがみ合ったのは、理論闘争のゆえだと思います。思想や主義、主張における理論とは怖いものです。


(以上、私の説明は違うと仰る方はご指摘下さい。私も専門家ではありませんので。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。つまり、民族の捉え方が排他主義が全体主義かで違うんですね。

お礼日時:2006/09/11 07:06

共産主義は 労働者が全ての事を行なう思想。



全体主義は (個々が弱いので)
組織(国)全体の利益を追求する思想。



革命とクーデターの差と言うより
革新と保守の差に近いかな?
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この回答へのお礼

うーん、ますます分かりません。
共産主義も、個々が弱いので、労働者が作る国にすべてを預けて
国の利益に基づく個々の幸せを追求するんじゃないんですか?

お礼日時:2006/09/08 22:07

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