あなたの「必」の書き順を教えてください

中1の時に、病気で姉を亡くしました。もう12年も前のことです。
その時は自分なりに姉の死を認め、受け止めていたつもりでした。

しかし、つい先日、職場の人たちと食事をした際、同僚が妹を連れてきており、とても仲良くしているのをみて、「私にもお姉ちゃんがいたのに。なんでいないの?」寂しさ・悲しさ・悔しさでいっぱいになり、涙がとまらなくなってしまいました。
今までは仲のいい姉妹を見ても、そういった感情が出てきたことはなかったので、自分の感情に対する驚きと負い目のようなものもあり、このまま消えてしまいたいとも思いました。

今後また姉妹を見たときに、同じような感情にとらわれないかと思うと、とても不安です。少し落ち着いたあとに考えたのですが、亡くなった人に対し「なぜいないのか」という気持ちが出てくることは、死を受け入れられていないことになるのでしょうか?

A 回答 (6件)

人間は、人の死を二つの形で受け入れます。


ひとつは、理性的に、ご臨終と火葬を経て、その肉体と魂がこの世になくなった事を認識
します。
もうひとつは、感情的に、お通夜、告別式、初七日、四十九日、一周忌・・そういう儀式
を経て、自分の心のなかに、すこしづづその死を定着させていきます。
(わたしの家は仏教なので仏教儀式のみあげました。他の宗教の方申し訳ありません。)

わたしも13年前、母をガンで亡くしました。

理性が母の死を受け入れるのは簡単なことでした。
骨壺に小さく収まった遺骨があまりにもリアルにそれを示してましたから。

しかし、感情が母の死を受け入れてくれるのは何年もかかりました。
わたしは実家を離れて暮らしているので、実家に帰ると母がいないことに気がついて
「お・・(母さんは?)」と口に出て、そして亡くなった事を思い返すのです。
夢も一ヶ月に一度はみました。朝方の起きる時の夢に母をみて、起きて母の死に気がつい
て、毎回泣いていました。
そんな事を繰返ながら段々と心の方にも母の死が落ち着く場所を見つけたようでした。

ところが、この頃、残された父が体が弱くなっていくのを見て、実家に度々帰るように
なったら、また心が乱れるのです。
父にお茶を出しながら、母が生きていたらこのお茶は母が入れてくれたのかもしれない。
そして、三人でにぎやかに話をしてたのかも知れない。
わたしがいない時でも、父と母二人でお茶を飲み昔を懐かしがっていたのかも知れない。
食事を作ってあげて父に出すにつけ、洗濯をするにつけ、そこに母の姿を見てしまうの
です。母が生きていたら、わたしじゃなくて母がしていたんだと。

質問者の方は、ふとしたきっかけで、わたしと同じ様に亡くなったお姉様の姿をそこに
見てしまったのだと思います。
しかし、それを「死をうけいれていない」と表現するかはまた別の問題だと思います。
亡くなった方を偲び悼むことは誰にでもある感情だと思います。ましてや血のつながった
姉妹であれば当然です。

では、どうすればいいか。わたしは自分の事を含めて「なすがまま」にしかできないと
思っています。
お姉様を偲び悼む気持ち、時には涙をながす時もある自分を、素直に無理をせず認めて
あげることしかないと思うのです。
それが今の自分の気持ちなんだと思って。
そのような感情を持つ事も、自分の今の姿なのだと思って。

なにか工夫してうまく回避する事ができるのかも知れません。だけどそれはなにか無理を
することに繋がるように思います。
例えば、自分の気持ちを拒んで「死をうけいれていない」と否定的に捉えるのも、逆に
受け入れて「まだ憶えているんだ」と肯定的に捉えるのもどちらも辛い事だと思います。
否定的に捉えればより辛くなり、無理して肯定的に捉えれば表面的な辛さは薄れますが、
心の奥底に辛さが隠れるだけです。

わたしは、「死をうけいれらない」とか「受け入れる」とかの選択の問題ではないと思い
ます。
自然に湧き出てきてしまう気持ちだったらそれをあるがままに認める、それが一番自分
らしく、亡くなった方を偲び悼む事になる。そのように思います。
そして、それを何回か繰り返していく中で、少しづつですが、自分の中で本当に自分らし
い気持ちとして落ち着いていくのではないかと思います。
そのようになった時には「死をうけいれらない」とか悩む事無く、お姉様を偲び悼む
気持ちだけが、そこにあると思います。
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この回答へのお礼

境遇をお話いただき、ありがとうございます。
時間がかかることなのですね。
自分の感情を否定せずに、素直に感じていこうと思います。

お礼日時:2006/09/12 18:11

こんばんは


身に近い人の死は、想像できないほどとても辛いです。
受け止める事がそう簡単に出来るとも思いません。
「死を受け入れられていない」と自分を責めるのは止めましょうね。

 もしかしたら中学生のあなたは、お姉さまの死についての感情を、とても辛いから心の底にしまってしまったのかも知れませんね。
幼いあなたは、未解決な辛さに蓋をしてしまったのかも。
そんな辛さが、何かのきっかけで湧き出てしまったのかもしれません。
  
 今はまず、お姉さまの死に対し「私にもお姉ちゃんがいたのに。なんでいないの?」寂しさ・悲しさ・悔しさでいっぱいになり、涙がとまらない事実を認めてください。
それが、今のあなたです。今のあなたの気持ちに気づいてください。
冷たいようですがそれが出来ないと、前に進めません。
 
 くれぐれも、御自分を責めないで下さい。

 
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この回答へのお礼

自分の気持ちを受け止めることが必要なのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/12 18:07

>身内の死が受け入れられていない?


そんなことはないと思いますよ。その証拠に、あなたは立派に成人して仕事にも頑張っていらっしゃるじゃないですか。
そういうときもありますよ。仮にあの世というのがあって、お姉さんの魂も浄土にあったとします。お姉さんはこう思うかも知れません。
「あんたが私の死を受け止めて、学校も無事卒業して就職もして頑張ってくれてうれしいの。そうやってふだんは私のこと忘れていてくれる方が私も気が楽だけど、たまには思い出してね」と。
お姉さんのお墓か仏壇に線香をたむけてあげて、また明日から普段どおりにやれば、それが供養にもなるし、あなたにとっての気持ちの整理にもなるのではないかな。
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この回答へのお礼

そうですね、いつまでも泣いているばかりでは、あちらの世界の姉も心配するかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/12 08:55

13年前に、母親を亡くしてます


未だに実家に行けば居るような
感じです
お盆等に帰省して、仏壇の位牌を
見ると、あぁ、おふくろ亡くなった
んだよなぁって、しみじみ・・・

お姉さまと過ごした楽しかった事
喧嘩したこと、思い出してみてください
あなたの心の中に、お姉さまはいますよ

泣きたい時は、泣いたらいいジャン
偉そうな事言って、すんません
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この回答へのお礼

全然偉そうではないですよ^^
心の中の存在は大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/12 08:51

極めて正常なことと思います。

親しい人の死はなかなか受け入れられません。こんな例をお話します。「馬鹿の壁」の養老先生のお話です。養老先生は4歳のときにお父さんの臨終に立ち会われました。先生はお父さんが好きで、お父さんもこよなく先生をかわいがっておられたそうです。お父さんは長い間結核を患っておられ、臨終に際して「さよなら」をいいなさいといわれたそうです。しかし先生はただ見ていたそうです。しかし40歳ころまで対人恐怖症のような状態で、人と話ができず、困ったそうです。特に挨拶が出来なかったそうです。ところがある日、地下鉄に乗っていたとき、突然お父さんは「死んだ」という思いがこみ上げ涙が止まらなくなりそのまま泣き続けられたそうです。それから以降スムースに人と挨拶や話が出来るようになったそうです。先生の認識ではこの年になってやっとお父さんの死を認めたことになる。小さいころから人に挨拶が出来なかったのはお父さんにお別れの「挨拶をしなさい」に対する抵抗、大好きなお父さんの「死」を認めないことだったんだと思うと話されていました。こうしたことから考えるとあなたにはまだ時間が必要かもしれません。>死を受け入れられていないことになるのでしょうか?理性ではご理解なさっておられるでしょうが、ことほど簡単でなく、ありのままのお気持ちを大切にされてお過ごしになられればいつの日か納得される日も来るでしょう。>自分の感情に対する驚きと負い目のようなものもあり、このまま消えてしまいたいとも思いました。このようにご自分を責められることだけは出来るだけなさいませんように。お心休まる日が近いようお祈りいたします。
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この回答へのお礼

時間がかかる人もいるのですね。
似た境遇の話を聞かせていただき、少し安心しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/12 08:49

大事な人を亡くした喪失感は当然です。


それが時間を置いてフラッシュバックしてくることは良くあることです。
しかし、いつまでもその状態がつずく訳ではありません。
日々の生活でやがて薄らいでゆきます。
今あなたは御自身のそういう状況を暖かく受け止め、悲しみに包まれる状態を認めてあげることが大事だと思います。

古来より人間のそういった感情は和歌や文学に昇華されています。
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この回答へのお礼

自分の状況を受け止めることが必要なんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/10 22:00

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