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昔、少しだけ目にした心理学の本に、
・10ヶ月未満は親を認識しない時期、
・10ヶ月~1歳6ヶ月は、親に依存する時期、
・1歳6ヶ月~2歳1ヶ月は、親にくっついたり世の中に目を向けたりを繰り返す時期、
・2歳1ヶ月~は世の中に目がむく時期
と書いてありました(表現は多少違います)。
保育士さんから「お友達と関われるようになるのは2歳から」と聞いたことがあるので、この本の内容はなるほどなぁと思います。

うちは、1歳代から保育園に子供を預けようと思っています。
1日に子供と接する時間は数時間です(まともに向き合える時間はもっと少ないです)。
3歳までは親が一緒にいた方がいいとよく言われるので、不安です。
やはり親を最も必要とする時期に、1日の大半を親と離れて暮らさせると、心になんらかのひずみができるのでしょうか。
子供の成長に悪影響を及ぼすなら、仕事を辞めることも考えています。
アドバイスよろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

色々な解釈があるでしょうが3歳までの記憶は、その人間の性格形成上、非常に大きな影響を及ぼすと考えて良いと私は思います。



その時期までの赤ん坊は全くの無防備で、外部からの刺激に対する抵抗力が全くといっていいほど無いため、物心ついてから受ける外部からの刺激とは比較にならないほど大きな影響を、その無意識に刻むだろうということです。

この全く無抵抗の無垢の赤ん坊は完璧に庇護されるべき者として存在しています。
ご自分がその立場であった(昔の)ことを想像してみれば、それは容易に理解されると思います。
では、庇護するためにはどのような条件が必要でしょうか。
それは、単に親であれば良い、ということではないように思われます。
精神的にゆとりを持った、他者へ良質のエネルギーを放出することを苦痛に感じない、キャパシティの広い人間が必要とされるのではないでしょうか。
親といえども生ものですから、愛だけで育てられるというのは幻想でしょう。
体力・精神力・環境など様々な要素が勘案されてしかるべきです。

以上の条件が整っているのであれば、より深い愛を無私の精神でふんだんに与えられるのは親でしょうし、
何より、この年頃の赤ん坊は(一方的に)与えられる愛をひたすら求めています。
ただ、これはバランスがもっとも重要だろうと思います。
愛で育てることと、のめり込むことはまた別の問題です。
つまり、『愛の本質』が問われると思います。
一日一緒にいても、親自身のストレスになったり、体力の限界を我慢しすぎるのは本末転倒になるでしょう。

ただ、同じことは他に預ける場合についても言えるわけです。
預ける先がしっかりしたところならば、という意味ですが、その見極めができれば一概に否定される方法ではないと思います。
つまり、親と接する時間が長いか短いかということよりも、マイナスの刺激をいかに受けずに済むか、ということが重要なのではないでしょうか。
親のキャパシティに応じてですが、接触時間は長いほど良いとは思います。
しかし、何より総合的に親が安らかな気持ちで接することができる状況を維持することが、最も肝要ではないかと考える次第です。

いずれにしても完璧に全てをこなすことは誰しも無理でしょう。
どのような選択をされるにせよ、踏み出した後は修正も可能(必要)でしょうし、その柔軟ささえあれば、
何より親自身が自信を持って生きることが最大の愛の証になるように思います。
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この回答へのお礼

端的なご回答ありがとうございます。
私は、やはり親の愛の質が一番高いと思います。
私の母もそれを理由に他社に預けることに大反対します。
“マイナスの刺激をいかに受けずに済むか”
↑全くその通りだと思います。
早く自分たちにとって最前の道を見つけ、楽になりたいです。

お礼日時:2006/09/30 00:02

私は子供依存症ですが、早くから保育園に預けるのはいいですよ。


一通りプロの先生が生活習慣をつけてくれますから
育児は楽でした。
初めて立った瞬間やトイレトレーニングに成功した瞬間などを先生に先に見られる悔しさもあったりしますが、
躾は保育園にお任せって感じで、
家では親子のびのびしましたから。

保育園で感染病も心配ですが、はしかと水ぼうそうの予防接種は早めにしておいて、後は免疫がついて小学校に上がるころには熱も出さなくなりました。

確かに幼少期の経験というのは大切です。
潜在意識に残って一生を支配するとも言われます。

でも8歳から11歳の頃(子供時代のラスト3年)は
「ゴールデンエイジ」と呼ばれ
運動機能、知能、社会性がものすごく伸びる時期で、
意識的な理性を獲得する時期です。

この時代によい習慣と学習、
そして人間関係の幅を広げてあげることが
一番の何よりの
親が子供に贈るプレゼントになると思いますよ。

子供が完璧な親を望んで生まれてくることはなく
母親は愛してあげなくても
子供に受動的に、完全無欠の神以上に!
受動的に愛されてしまう存在であること。

そんな可愛い信者(笑)がいる自覚をもって
不完全なまま、そのままで
未熟者な子供を「仲間」と呼び
励まし合いながら
共に「いつの間にやら成長してる」ぐらいに
ゆっくりでいいと思います。

子供の成長より大人は変われないものだって
逆に自分が想像した母親像が
たいしたことないもんだって笑えますけどね。
(私だからですが)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ゴールデンエイジというのは初めて耳にしました。
子供期は本当に大事なんですね。
それからプロの方はやっぱり教え方が違いますよね。
痛感します。

お礼日時:2006/09/29 23:49

ドイツと日本で根強く信奉されている、いわゆる「3歳児神話」には、根拠がないと言わ


れています。
幼児期に必要なのは、子どもが「自分は生きるに値する」「自分は大切にされている」「自
分は歓迎されている」「自分は愛されている」「自分は表現することを許されている」「自分
は認められている」ということを確信することだと思います。
別の言い方をすると、自分を信じる力・隣人を信じる力を育むことだと思います。

この役割は、母親だけでしなくてはならないわけではなく、そもそも母親だけでできるこ
とではないと思います。子どもを「受け入れることができる人」であれば、信頼して預け
たらよいのではないでしょうか。母親が、不安を持たず、信頼して預けたほうが、お子さ
んも、その人を信頼して安心して過ごせるのではないかと思います。
多くの人に受け入れてもらうのは、よいことだと思います。数十年前までは、祖父母が預
かったり、近所の人が母親の代わりに子どもを叱ったりということは、当たり前に行われ
ていたことです。
核家族が増え、隣近所同士の人間関係も希薄になっている今の時代、母親に求められる役
割は、どんどん増えています。毎日24時間「母親の役割」を一人で抱え続けるというのは、
本当に大変なことだと思います。

また、母親が、自尊心を持っていることも、大切なことだと思います。
にもかかわらず、母親が、一人で自尊心を保ち続けるのは、大変なことだと思います。
「母親」という大仕事をしながら家事もして妻の役割もしていても、評価されにくいから
です。それでも毎日が楽しくて充実していて、大丈夫な人もいますが、人それぞれですか
ら、どうしたら自分が快適でいられるか考えて、選べばよいと思います。
一緒に過ごす時間の長短よりも、母親が、自分自身を肯定しているかどうか、幸せそうに
過ごしているかどうかが、子どもの自己肯定感に影響するのではないかと思います。

この本はとても参考になりました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4925253174
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
3歳児神話には根拠がないのですか。愛育病院のお医者さんが、自分が調べたところこれに関する論文データは無かったとおっしゃっていました。その通りなのですね。
しかし、私の母が強力な信者でして…困っています。
仕事に復帰するかどうか、かれこれ半年も迷っていますが未だに結論が出ません。
「不安をもたず」をいうのが、今の私には難しい状況です。
神様がいるなら導いて欲しいくらいです。

お礼日時:2006/09/25 00:00

あくまで養育書は一般論ですよね。

お子さんによって、短時間の深い愛着で満足する子もいますし、長時間依存するように密着していないと不安な子もいます。

>子供の成長に悪影響を及ぼすなら、仕事を辞めることも考えています。
これが出来るのなら、1度、保育所に預けられてからお子さんの様子を見て決められてはいかがでしょうか? 子どもは非常に可塑性が高いですから、小さい頃の出来事がトラウマになるのは、決定的な出来事(親の死とか)だけだと思いますが・・・

>やはり親を最も必要とする時期に、1日の大半を親と離れて暮らさせると、心になんらかのひずみができるのでしょうか。
3歳までの家庭の躾が疎かになるだけですね。反対に社会ルールは身につけるかも・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、小さいうちは家庭に、という人もいれば、保育園もいい、なんて言う人もいて、本当に人それぞれで…。
1度保育所に預けてみて、と言うのもしたいのですが、その間しなくてもいい病気をたくさんもらってきてしまうのがかわいそうな気がしてためらってしまうのです…。過保護ですね。でも、とりあえず預けて仕事に復帰してみるのが最も安全策かもしれません。

お礼日時:2006/09/24 23:53

心理士として幼児の相談を永年やってきたものです。


おっしゃる発達論は若干月齢にズレがありますが、概ねその通りです。マーラーという研究者のほか、いろんな方が表現は違えども同様のことを言っています。しかし3歳まで親と一緒にいないと問題が起こるとは誰も言っていませんよ。3歳までの育て方がその後の子どもの性格の全てを決定するかのような決定論的考えは、現在は否定されているといっていいでしょう。

もちろん主な養育者が一定している方がいいのはいうまでもありません。保育園への通い始めは泣いたりするでしょうが、そのうち昼間は保育園の保育士さん、夕方からはお母さんに甘えればいいんだなってわかるからそれでいいんです。

♯1の方の場合はご本人のもともとの気質というものもあったのではないでしょうか。働いている方は短い時間でも関われる時にきちんと関わることで十分です。弊害があるとすれば昼間離れているからといって、その分を補填するかのように要求のままに物を買い与えたりすることですね。

ちなみに我が家の4人の子どもたちは皆1~3歳の時期に保育園に通い始めましたが、子育てで困ったことは一度も泣く、よくこんなに順調に思春期も通り抜けたなあと感謝しています。

お母さんがどんな気持ちで子どもに接するかが重要ですから、「ホントは働きたいのに…」なんて不全感を持ちながら接するとしたら、その方が問題ですよね。
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この回答へのお礼

専門家の方のご意見を拝見できてうれしく思います。
「お母さんがどんな気持ちで子どもに接するかが重要」
そうなんですね。この点は気を付けないといけませんね。心に留めておきます。

お礼日時:2006/09/24 23:50

高校生と小学生の子供を持つ母親です。


上の子は保育園に入れなかったので年少から幼稚園に、下の子は一歳前から保育園に入れました。
どっちも普通に育っていますよ。
一日の大半を親と離れて暮らすと心にひずみができるなら保育園上がりの子はみんな問題児ってことになりますよね?
(ごめんなさい、例えが極端で)
子供が通っている小学校はクラスの1/3近くは保育園上がりだったと思いますが特に問題はおこっていません。

幼い子供に必要なのは親ではなく愛情をもって接してくれる存在ではないでしょうか?
それが親でも先生でも祖父母でも近所のおばさんでも良いのだと思います。
一日のうちに例え一時間でも子供ときちんと向き合える時間があれば、保育園でも大丈夫です。
一日中一緒にいても親がイライラしていたら、その方が子供には良くないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
patorasshuさんはきっと子育てがお上手なのですね。

お礼日時:2006/09/24 23:47

3つ子の魂、百までといいますが、3歳までは親子中心の方がよろしいかと思います。



私的にいわせでいただくと、3人兄弟の末っ子として育ちましたが、3歳までは私だけがお手伝いさんを中心に育児されていたようで、まるで言うことを聞かなかったために親が思い直し、お手伝いさんに辞めてもらったと成人後に聞かされました。

ちなみに私の記憶の中に、お手伝いさんのことはまったく覚えていません。

親となった今も、3歳までの接し方というのは今後に大きな影響を及ぼすと考えています。
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この回答へのお礼

経験に基づくご回答ありがとうございます。
そういうこともあるのですね。
臨機応変に対処しないといけませんね。

お礼日時:2006/09/24 23:46

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