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国際法に興味をもち調べているのですがよくわかりません。
質問は以下になります。

(1)国際法は基本的に無効なものが多いのでしょうか?
(国際法を同意しなければ適用されない?ので)

(2)国際法で有力な法を教えてください。

(3)その他、国際法に関して何かあればお願いします。

A 回答 (3件)

まず、(3)から


既にあるとおり、入門書を読まれると良いと思います。
以下、定評のあるものをあげておきます。
『国際法 第4版』松井芳郎他編 有斐閣 2002
『講義国際法』小寺彰他編 有斐閣 2004

(1)について
現在190強あるといわれる、国家それぞれが、最高の権力者である国際社会では、国際法は、明示的又は黙示的な合意に基づいて、適用されます。
ですので、たとえ国連が出した条約でも、それに拘束されることを国家が合意しなければ、その条約はその国家に対しては、何の拘束力はありません。
ですが、合意されなければ国際法ではないので、基本的に無効なものが多いとは思いません。守られることを前提にして国際法は成立しているので。

確かに、国内法より国際法の方が守られているように見えるかもしれません。でも、道路交通法の違反は、年間何件おきているのでしょうか。
一方、国際法違反は、社会的影響が大きいこともあり、話題になりやすいです。
また、法の強制の仕方が、一般的なほうのイメージと大きく異なるのも、無効だと思われる点かもしれません。

(2)について
現在の国際社会を秩序立てている原則は、やはり国際連合憲章でしょう。
条約の原則について定めてた条約法条約も、形式を定めるという点で、重要かと思います。
まぁ、国際法の大原則である「合意は守らなければならない」が、もっとも有力な方であるかもしれません。
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(1)そうではないと思います。

確かに条約は批准してなんぼという面はありますが、国際法は平時においてはよく守られています。
 
(2)一番有名なのは国連憲章でしょうか。

(3)有斐閣Sシリーズの「国際法」を読まれてみたら疑問を紐解くのに役立つかもしれません。
本書は法学部の国際法入門などの講義のテキストとして使われてたりしますし、平明で分かりやすく良書だと思います。
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国際法のおいたちは慣習法(不文法)です。


国家間のわたりあいを外交官がとりしきるわけで、
その彼らの外交活動が法となしてきました。

その彼らが世代が変わっても
重要なものはいつまでも残り、
逆に忘れ去られたものは
法としての性格を失うのは当然です。

ある国がこれは無効だといったとしても
対外国が相手にしなければそれだけでも強制力があり
有効に機能してます。それだけに不文法は強烈です。

そして不文法では困るものを成文化してますが
国際法のほんの一部にすぎません。
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