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ネットサーフィンしていると、
「さくらの「さ」は五月(さつき)や早苗(さなえ)と同じ5月の稲の神様の名で、さくらの木はその神様が宿る場所

という記述があったのですが、本当でしょうか?
5月の稲の神様の名というのは聞いたことがないですし、
さくらの咲く時期は四月です。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

私も初めて聞きました。


以下、ざっと調べてみた内容です。

民俗学者の折口信夫(しのぶ)が説いていたようです。
「サ」は稲の神を示し、「クラ」はその神が座る神座(かみくら)を指す。
五月や早苗、早乙女、五月雨などの「サ」も同じ。

◆山の神は春には田の神になり、里に降りてくるとされている。
◆山から降りて来る途中桜に宿り、桜の花を咲かせている。
◆桜の花が早く散る=稲の神の力が衰えていると考えられ、それはすなわち凶作を暗示する。
◆そのため農民は桜の花の下で酒宴を催し、歌や舞で神をもてなし桜が散らないよう神に祈る。これが花見の起源である。

こんな感じのようです。


この説はあまり有力な説とはされていないようですが、なかなか興味深かったです。
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 他の方々が書いているように「サクラ」の「サ」を稲作の神と結びつける説は書物で読んだことがありますが、「5月の稲の神様の名」と、「5月」に限定する説は読んだことがありません。



 質問者がご覧になったのは、どこのサイトなのでしょうか。
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日本古来神道の民族宗教がルーツ?特に稲作が定着する弥生時代の稲作文化に関わるのでは。


毎年の穀物の豊作、不作は自然の神が支配する、人は無力で神々の怒りが災いをもたらすとされ人は神々の怒りを静めるさまざまな信仰、祈願の方法が考えた。
神の姿は無いけれど自然の中のどこにでも宿る、八百万(やおよろず)の神がいるとされてきました、八百万は数字ではなく沢山の意味と聞いてます。
「さ」は古代の言葉で稲に関する言葉に多く使われ「早苗」の「さ」、「早乙女」の「さ」などと同じく田の神、穀物に宿る霊をさす言葉だそうです、No.3の方の説が有力とされてます。
>さくらの咲く時期は四月です。
新暦の4月は旧暦の5月(さつき)にあたります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
例えば今年の6月10日は旧暦の5月15日にあたるようです。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/reki/kyuu9700. …

お礼日時:2006/09/30 20:10

参考のURLによると「さ」は「耕作」を意味する古語、或いは「神霊」を意味し


「桜」に5月という意味合いは無いが、「皐月」も同じ「耕作の「さ」の古語に
由来し、稲作の月から、早苗を植える月、5月となり、これが桜と混同された
のではないでしょうか。

参考URL:http://gogen-allguide.com/sa/index.html
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そういう説があります。



従来、有力だったのは、花が咲くの「咲く」に接尾語の「ら」がついたという説でした。(この場合確かに「ら」の意味がわからない)

しかし金田一春彦『ホンモノの日本語を話していますか? P144~』(角川oneテーマ21新書)に
「しかし近年、民俗学者の間で違った説が唱えられている」とあります。
それによれば、「サ」というのは稲の神様に意味で「クラ」は居る所。稲作の神様が田作りが始まるまで居る所、という意味ではないか、というのです。
サナエは稲の苗、サミダレは稲を植えるころに降る雨、サノボリは天上へ帰っていくお祭りをする所、サバエは稲にたかる虫(ウンカの高知方言)ということです。
ただし、咲く+ら説も、稲の神様説もどちらも仮説で、どちらが有力ということもないようです。(金田一春彦氏は稲の神様説が「正しいのではないかという気がする」と結んでいます)

ただ4月からずっと居続けるとなるとちょっと長いかなとは感じますね。

孫引きの回答で申し訳ありません。ご参考まで。

参考URL:http://gogen-allguide.com/sa/sakura.html
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初めて知りました。



参考URL:http://www.saryou-sakura.com/tayori/2004_bn2.html
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