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ノギスにおける
器差及び繰返し制度とは何ですか?
いろいろと調べてみたのですが(JIS等)いまいちよくわかりません。
どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

器差とは、構造上から生じる測定器自体の誤差のことです。


JISB7507(ノギス)では、器差を「ノギスの読みから示すべき真の値を引いた値」と定義されており、さらに、ノギスの器差の許容値(表1)、ノギスの器差の測定方法(表9)が記載されています。
例えば、10mmのブロックゲージ(基準器)を測定した場合にノギスの読みが10.00mmであれば器差は0であり、ノギスの読みが10.05mmであれば器差は0.05mmになります。
器差=ノギスの読み-真の値(ブロックゲージの呼び寸法)

器差=10.05-10.00=0.05

ノギスの繰り返し精度は、同一寸法のワークを繰り返し測定したときの誤差です。
具体的には、ノギスで同一ブロックゲージの測定を所定回数繰り返した際の読みの最大値と最小値の差(ばらつきの幅)で評価します。
これも器差と同様にノギス自体の性能を表すものであり、習熟の個人差から生じる測定誤差を指すものではありません。
尚、こちらの方は、上記JIS規格に記載はないので、メーカー仕様にて規定されているものと思われます。

蛇足ですが、こちらのサイトは工業系のカテゴリーがないので、貴方様の質問に対する的確な回答は得にくいと思います。
そういう場合は、『技術の森』という製造生産技術のQ&Aサイトが参考になるかと思いますので、URLを貼り付けます。

参考URL:http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl;jsessionid= …
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