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日本拳法という格闘技をご存知でしょうか?昭和初期からあるフルコン総合格闘技らしいのですが、実際に大学の部活で習っている知人によると、
「アマチュア格闘技において実戦での戦闘能力という点では最も優れている格闘技の一つ」らしいです。
これって本当なんでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

20数年前、大学で日本拳法を始め、現在町道場でやっている者です(日本拳法会)。




結論から言うと、No.4の方の言う、「強い者が強い」と、No.11の方の「(各)流派の特徴を実戦で巧くアレンジして使った人が強い」に尽きるのではないでしょうか。

また、現実に、武道・格闘の種目同士を比較し、どれが強いのかを決めようとした場合、No.7 の方がおっしゃる様に、結局はルール次第ということになると思います。

また、競技ルールのみならず、選手の身長、体重、練習してきた年月、などの公平も考慮にいれるべきでしょう。

しかしそうなると、例えば、柔道ルールだと打撃系の選手は勝てず、逆に打撃のみルールだと、組み技系の武道・格闘修練者に著しく不利となってしまいます。

では、金的・目つぶし等、ほとんどの種目が禁止する、最大公約数的な攻撃のみ禁止とし、あとはなんでもありルールでやればどうかと言えば、この時始めて、日拳に多少有利さが出てくるかも知れません。

ただし、No.4 の方が指摘する通り、日拳をやっている者は、通常防具をつけて練習しているため、同じなんでもありルールでも、防具ナシ、だと打たれ弱さが露呈する可能性があると思います。

この打たれ弱さは、ひとつには、直接打撃になれておらず、体そのものがフルコン空手をやっている人々にくらべれば「華奢」である点、あと防具があることを前提とした攻撃、つまり防御が手薄になるのをお構いなしの攻撃姿勢、カウンターのケアーは防具まかせにしがちな点などから来ると思います。

ところで、No.11の方が、日拳の防具、中でも面の防御力の低さを指摘していましたが、これは当たっていません。むしろこれに勝る頭部保護を目的としたギアはどの種目にもないのではないでしょうか。ただ、先に触れた、やられても大丈夫という安心感から来る、防具頼みの攻撃姿勢からは、どうしても突きや蹴りをもらいやすくなり、その分ダメージが蓄積する可能性は高いでしょう。
また、防具で守られているため「ダウン」するということがないのも、もしかしたらかえって災いしているのかも知れません。

ただ、総じて言えば、日本拳法は、防具をつけて比較的安全に攻撃力(攻撃性)を養うことができる武道と言えるでしょう。その意味では、アマチュア格闘の範疇では、強さへの近道であるかも知れません。ただし、繰り返しますが、防具のないフルコン打撃競技では話が違ってきます。

日拳(関西)の練習の中心は、日拳自体の攻撃体系(型)を学ぶというよりは、防具練(関東では実乱撃という)の中でひたすら攻撃の練習をし、自分の身長・体格や性格に合ったスタイルを身につけていく作業になります。日拳は、体重別その他階級制ではないので、型一辺倒のスタイルでは全く役に立たないのです。

最後に、No.11の回答に対し、少々意見(訂正?)させていただきたいのですが、少なくとも日本拳法会(通称:関西流)においては、後頭部を含め、背面への攻撃は禁止です。また、鉄面を突くのですから、拳へのダメージのケアーは必須で、グローブの下には、バンデージ(および巻き込むゲルやウレタン素材)・拳サポーターなどを着けます(防具自体に関しては結構細かい規定があるのに、グローブの下につけるものに関しては規定がない)。
また、回し蹴りが、ガードした相手の腕に当たった場合、そのダメージは受けた者の責任で、ハナから腕を狙った蹴りでもなければ、反則にはなりません。(ケチをつける様ですみません。。)
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人其々見解がありますから知人の方やこちらで回答をなさっている方が間違っているとは思いません。


ただ実際に他武道と共に経験している自分としては日本拳法に独自の強い癖は確実にあると感じます。

まず乱撃という空手でいう日本拳法での組手がありますが、剣道防具を参考に創られた防具を大幅な改良無しで昭和初期から使用しています。

自分の感想からいうと一般的な高価な直接打撃系の防具よりは、残念ですが装着製と視界も含めて性能は下だと感じます。

特に面が剣道の鉄金をヒントとした古風なもので、値段が25000円前後のわりに安全性は低く脳震盪や後遺症であるパンチドランカーの危険が高く、面付き打撃系格闘技の中では防御力は最低ランクかと感じます。
とくにフック系とルールで許されている後頭部への打撃は危険です。
また当然ですが自分の拳を一流に鍛えていないと鉄の面金を思い切り叩くのでグローブをしていても痛いです。最悪拳を痛めます。

フルコンタクト空手で多用される下段廻し蹴りはルールで禁止でありますが、足払いは可能です。柔道に古風な伝統派空手の打撃を加えた感じです。

ですから試合では廻し蹴りでなく前蹴り、膝蹴り系がメインで使用されることになります。防具が硬いので廻し蹴りを入れると足の甲や脛が痛いという人間もいますが、基本的に局部鍛錬をしていれば問題なく甲で廻し蹴りが繰り出せます。
昭和初期主流であった伝統派空手の廻し蹴りは、足のつま先の裏で蹴るのでフルコン系の廻し蹴りより難易度は高いですが、日本拳法ルールには適していると感じます。

がしかし日本拳法は試合や乱撃では防具以外の部位に打撃を加えるのは反則なので相手が腕で廻し蹴りをガードすれば反則になってしまうのでルール上、廻し蹴りが遣いづらい側面はあります。手業も同じ感覚で基本は直突きというストレートパンチです。

投げや関節技ですが肉厚のボクシング式グローブを使用しているので、柔道に比べれば指で掴めない為に非常に細かい技が出しづらいです。特に背負い投げなどはまず無理です。

従って試合では剣道のような一撃での打撃勝負を意識して、打撃7割、他3割という展開です。投げた後でも打撃を加えることで一本を取るスタイルです。

打撃だけでなく寝技、立った状態での関節技や投げた後での踏付けや打撃があるのは、投げ組み禁止の空手やキックボクシング、立ち関節と打撃禁止の柔道よりは喧嘩技として非常に実戦的だと感じます。

そのような意味ではやや試合技術体系は大雑把かもしれませんが、軍隊格闘技や逮捕術の基礎としてアマチュア格闘技としての強さに定評があるのは当然かと考えます。

最後になりますが…格闘技流派というものは個人に向き不向きもありますし、教わる先生の指導レベルにどうしても初心者は左右されてしまいます。
特に護身実戦を考慮するならば…
「流派が強いのではなく流派の練習方法と試合特徴を実戦で巧くアレンジして使った人が強い」と意識するべきでしょう。
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高校時代日本拳法を町道場でやっていました。



3年ぐらいやったんですが、正直3年違う徒手格闘技をやるよりはるかに強くなれると思います。

他流派の方がいらっしゃるのでいろいろいえないところはありますが、黒帯とるまえから、フルコンルールで他流派の黒帯2段レベルの人を圧倒していました。

ただ、自分の場合師匠がよかったと思います。師匠自体何度も国内大会で優勝している方でしたし、なにより体系的に教えるのがうまい方でした。森派です。(自分は人に教えるのが苦手です。人に教えるのってむずかしいですね)

もちろん、私自身も国内の大会で優勝したことは何度かありますが、ルールが違うと戸惑う部分が多いですね。

総合というくくりで考えられた場合は、ほかの総合をやってもよいと思います。ただ、どのプロ道場にいったときも、波動突きはほめていただきました。でも教え方がわかりません。

ということで、日本拳法がつよいかというか、教える人がうまいかどうかが重要だと思います。もちろん、個人の資質もおおきいですが、私のように資質が低い人間でも習得できるように教えてくれる師匠を見つけることができればほかの格闘技でも強くなれると思います。でなければ、日本拳法の試合で一年足らずの人間が、ほかの道場の人に勝てる理由がみつからないので。
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攻撃力は間違いなく優れているでしょう。

防具を付けて思い切り打ち合う練習をしてますから。ローキックには弱いかもしれませんが、それを補うに余りある攻撃力がある。
安全だし、アマチュア格闘技としては最強と言っても良いのではないでしょうか?私はボクシングをやっており、過去にフルコン空手(正道会館)と柔道もやってました。友達に大学日本拳法部の主将がいて、試しにやらせてもらいました。自分の突き、蹴りは当たるものの、すぐに捕まえられて頭突き、膝蹴り、投げをくらい、日本拳法の強さに「しびれた」経験があります。そういえば昔、大道塾の北斗旗にも日拳の選手が出て善戦してましたよね。
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自衛隊徒手格闘術の原型なのですから、間違いなく強いのではないでしょうか。

戦場拳法ですからね。そもそも試合に金的ありがみとめられてますからね(確か体重差があるばあい)。ものすごくでかい相手の猛烈な突進に、小さい選手の大ジャンプによる逃げ間際の金的蹴りで、ファールカップが場内に広がるカコーンという音を発した瞬間は一枚の写真のように止まって見えました。見事な金的蹴りは、どんな喧嘩でも見たことがないくらい鋭く見事でした。
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日本拳法について


25年ほど前
高校生のときに初段をとっています。
強い・弱いは 流派に関係なくルール次第だと思います。

町道場で教えていただいてたので
道場やぶりが何回かきたことがあります。
ボクサーや空手の有段者も防具をつけるとおもうように動けなくなるようです。
ボクシングのフットワークはすぐにつかれて使えなくなります。
また、ボクシングは蹴りに対する防御がほとんど出来ません
(マイク・ベルナルドが最初ローキックでやられたの思い出していただければ)
クリンチして安心したらひさげり・投げ技・寝技がまっています。
空手も面金(直径5mmぐらいの金属)に上段の回し蹴できなくなります。
また防具をつけての回し蹴りはスピードがなくなり。グローブをはめるとカラテの突きは威力が半減します。(アンディ・フグもボクシングを習っていました)

あの防具をつけて闘うと日本拳法の闘い方が理にかなっているようです。
警察や自衛隊では防具をつけたほぼ同ルールの逮捕術・格闘技が存在します。

格闘技は最終的に大きく体重のあるほうが有利であるのは皆さんもわかっておられると思います。
そういう意味では普通の人が普通の人を対称にやる格闘技としては優れているとはおもいます。

k1のレフリーでおなじみの 元キックボクシングのマッハパンチ いかりげんしゅう
キックボクシングでは日本拳法の経験者が多数います。
ボクシングの渡辺二郎
渡辺二郎が日本拳法の一本取れる突きがきまったら必ずあいてはダウンしていた。
と話していた事があります.
波動拳など突き(パンチ)のスピードは他流派と比較してもかなり早いはずです。


今はテレビなどであらゆる格闘技を見ることができます。
(簡単な例でいえば日本拳法つきがはやいという予備知識もってるのと持っていないのは対応方法が全然違うと思います。)
見たことのない技、予測不可能な動きをする技は有効なのも事実です。
だから、他流派にみせない奥義、奥伝なんて技が存在したのではないでしょうか

現在のようにメディアが発達しビデオなどで業の解析が行われるようになると
400戦 無敗だったグレーシ柔術にも対抗策が見出されてしまうのだと思います。

結論としては
みんなが他流派の技も研究している。そういう世の中になればなるほど流派に関係なく強い奴は強いってことだとおもいます。

ストリートファイトでいうと技術的なものよりまず根性(びびってしまえば終わり)
それとどこまで相手を傷つける覚悟があるかということになるとおもいます。武道にはそういう技が存在します。目潰し・金蹴・のどへの攻撃などでも実際のけんかで使うと傷害罪になってしまいますし。人を治る見込みのないほど傷つける事は普通の神経ではできません。そういう攻撃をつかった場合、相手の報復もおおきくなりただのケンカが殺し合いになってしまいます。
そうなっては格闘技をならう意味もありません。


それに格闘技も一対一、一人対多数、多数対多数なんてのもあるのでどの格闘技が優れてるって一口にはいえないとも思います。
(敬称略)

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私の通っている大阪の某大学には日本拳法部があり、相当強いらしいです。

(全国常連らしい、全国に日本拳法部がいくつあるか知らんが)
皆さんおっしゃるとおり、「直線的な打撃」に関して、非常に優れている格闘技(武道?)だとおもいます。
わたしも大学で4年間、琉球空手と武器術をしていましたが、現役当時から日本拳法には関心を持っていました。特に気になったものとしては独特の蹴りがあります。これは「踏み蹴り」と呼ばれていたと思いますが、足の裏でドアを蹴破るような感じで相手の胴を蹴る技です。非常にパワフルで魅力を感じました。

格闘技の種類でどれが強いかはルールを含むシチュエーションによるものと、使用者の技量が大半を占めるのであれなんですが、仮に、
「全く同レベルの二人が無限広さの平面上で完全ルール無し、勝敗はKOのみ、」
とかいう条件でやったら?
何が最強かはわかりませんが、日本拳法はほとんどの相手と互角以上に渡り合えると思います。
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私は、防具付空手をやっています。

(練武会という団体です)
これに関しては、私個人の意見ですのであまり深く追求はしないでください。
実戦というもの(簡単に言うと喧嘩ですね)に関しては、立ち技系で言えば、直接打撃系が強いと思います。
しかし、喧嘩では立ち技だけでなく、グランドも有るし、極端に言えば、凶器も出てくるかもしれません。
総合的に見ると、やはり立ち技、グランドの両方を兼ね備えたものが、喧嘩においては、有利になると思います
日本拳法は突き蹴りにおける直接打撃制で投げ、グランドも有ります、こう見ると実戦に置いてはかなり有利
なのではと思いますが、日拳の突き蹴りは個人適にはちょっと古いのではと思います(あくまでも個人的な意見です悪意はありません)
防具付空手もそうですが、ローキックは無し、背足での攻撃は無しといった制限が出てきます、フルコン系では突での顔面攻撃は無し
寸止めは当然当てない、グローブ系では打撃以外の攻撃が無い、このように実戦を見据えてやる格闘技というものは、ぴったり当てはまるものは
無いのではないかと思います。
また、厳しい意見のようですが、実戦を考慮して格闘技、武道は考えないでほしい思います。
若いときは、喧嘩に強くなりたいと思うのは当然ですが、武道は自己鍛錬で有るということを少し考えてほしいです。
最後に、なりますが私は現在空手歴10年ですが、実戦で自分が相手とやった時のことを考えると、怖くてやれないです。
(自分が本気でやったら、素人の喧嘩自慢の人だったら怪我ですまない気がして怖いです。)
皆さんもおっしゃているように、実戦での強い弱いは個人の技量だと思います。
寸止めでも喧嘩の強い人もいるということは否定はできませんよね。
以上、個人的な意見を長々と書き込みましたが悪意は有りませんのでご了承ください。
それでは
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 始めまして。

私は大学以来極真をやってます(現在34歳)。高校までは剛柔流でした。
 他の方の言われるとおり、強い人が強いというのが本当のところだと思います。実戦には様々な状況があり、何が強いかは一概には言えないんじゃないでしょうか。まあ、道場では大きな声では言えませんがね、宗教的な若いのも多いですから。
 個人的には極める事が出来るほどの才能があるのなら、大東流合気柔術という古武道が強いとは思ってますが。私やそこいらにいる程度の才能の人間・・・才能の内には他の事を切り捨てる事を含む・・・が、やって強くなるという意味においては、日拳は確かに強いと思いますよ。
 まずは、直ヅキを(ボクシングでいうとジャブをストレートとして使うようなもの)多用しますので、空手使いには扱いにくです。また、1対1の戦いであればヒクソンが代表である、オールラウンダー特に関節が最強でしょう。
 空手や沖縄唐手、中国拳法は本来1人対複数を想定して作られた武道です。だからこそ立ち業なのです。乱闘で関節(グラウド)を使える人はそうはいませんよ。そして、プラス精神力もありますよね。
 さて、日拳ですが防具を普段外されて修行されている方は極端に強いですね。それはK-1を見ると分かると思うのですが、テコンドーの選手が負けてしまう理由の中に、体重のほかに打たれ弱さが一番あるからです。顔面以外の打突に対しての抵抗力があれば、日拳は強いと言えるでしょう。実際私も日拳の方とスパーリングをする事もあるんですが、突き・蹴りとも直線的なものには目を見張りますよ、ホント。ただ、防具無しでフルコンをやってないと、一発当たると極端に動けなくなってしまうようですよ。
 まあ、誰でも自分のやってるのが強いんだとは思いたいでしょうが、ホントのところは強くなる人は何やっても強くなりますよ。格闘技経験者(10年以上やって、且ついくつかを見てる)は、そう思うとおもんだけどなぁ。
 
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実際にやっている本人からの言葉ではいまいち信用できないですね~。



というのはさておき、実際の戦闘時の優劣は格闘技の種類ではなく、本人の技量によるものが大きい要素となります。更には戦略の上手が勝ちます。

剣術の例ですが例えば「宮本武蔵」
彼が負けなかったのは、実は卑怯な戦法を取ったからです。木の上に隠れて奇襲をかけたり。有名な二刀流もその一つですね。
でも、実際の戦闘時には卑怯もなにもあったものじゃないです。どんな手を使っても勝って生き残った方が偉いのです。
実際の戦闘で一つの拳法だけで勝てるとも思えません。どうしても臨機応変に対応すると複合技になるでしょう。となると優劣は更につけにくくなります。

さて本題に戻って友人の言葉を良く見ると「~の一つ」と言っているので一番と言っている訳ではないようです。それなら本当です。と答えるしかなさそうです。
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