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ベトナム戦争の映像や映画では、
米軍のヘリコプターがよく出てきます。
ヘリコプターが追撃される場面を見たことがないのですが、
安全だったのでしょうか?
敵に見つかっても、攻撃は受けなかったのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ベトナム戦争ではヘリ部隊は制空権を確保された空で活動したため、北ベトナム空軍機から攻撃を受けるというようなことはありませんでしたが、その代わりいわゆるベトコン(南ベトナム民族解放戦線)や北ベトナム軍の兵士などから手痛い攻撃を受け、相当の損害を受けています。



ヘリは本質的に低空を飛び、あらゆる場所に着陸できるというその性質がヘリをヘリたる価値を生み出しています。

つまり射程の短いライフルや軽機関銃の銃弾が十分届く高度を飛ぶヘリは、地上の敵からすればいいカモでした。とくに兵士を輸送する際がもっとも危険なときでした。

当時のベトナム戦争では着陸予定地に適当な空き地がない場合、空海軍の戦闘攻撃機がめぼしい場所に爆弾を落とし、そこを拓いて着陸地点を確保することが多々ありました。
これは敵にしてみれば何もないところに爆弾を落とすのを見れば、そこにヘリ部隊が程なくやってくるということはわかるので、しっかりとアンブッシュ(待ち伏せ)出来たということです。
その方法も小火器で攻撃するオーソドックスな方法から、あらかじめ着陸地点にワイヤーに連動させた手榴弾や爆弾などのトラップを仕掛け、着陸しようとするヘリがワイヤーを切ったときに爆発してヘリを損傷させるという方法もありました。

ヘリに限らず航空機は実際脆いもので、ジェット戦闘機でさえ低空を飛ぶときは地上からの小火器で撃ち落されます。特にヘリの場合は薄い機体を簡単に突き抜ける銃弾によるパイロットの消耗が激しく、軍はヘリパイロットに防弾ベスト(今で言うとボディアーマーですね)の着用を厳しく義務付けていました。

ただこの防弾ベストはパイロット同士の間ではチキンプレート、つまり弱虫が付ける板と呼んで、あえて付けずに任務に就くパイロットが多かったというエピソードもあります。
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ベトナム戦争映画で、ヘリに乗った兵士は、股間部分にヘルメットをあてがったとかいうパロディみたいなシーンがあったようなきがしますw

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専門家ではないですが私の知識内でお答えします。



ミサイルや機銃を装備した攻撃ヘリは、戦車等の車両、歩兵に絶大な威力を発揮しました。
歩兵がヘリに見つかったらまず逃げられないそうです。
踏みとどまって何とか銃撃を加えるしか助かる可能性はなかったとか。

しかし、歩兵が持ち運べる対空ミサイル、スティンガーの出現によって状況が一変しました。
これはベトナム戦争以後のアンゴラ内戦、ソ連、アフガニスタン戦争からだそうですが、ヘリが次々に撃墜され、戦法を変えざるをえなかったそうです。

また、ヘリコプターは着陸時がいちばん無防備だそうで、そこを狙われると弱いとも聞きました。ホバリングから突然加速するというのはヘリコプターの仕組み上不可能です。
動きが取れないところを一斉射撃されたら弱いでしょう。
あと、着陸に良さそうな場所にワイヤーを張り巡らすというトラップもあるそうです。

以上、本をちょっと調べてみました。
ご参考までに。
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敵の弾が飛んでくる場所で「安全」は有り得ません。


勿論米軍のヘリもよく撃墜されていましたし、映画では無く、実際の報道写真などでは撃墜、破壊されたヘリの写真はよく見かけます。当時多用されていた汎用輸送ヘリのUH-1は、下からの銃撃で座席部分を貫通され、乗員が尻を負傷するケースが多くなったので、座席下に防弾板を敷いて防御策にしたりしています。
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ぜんぜん安全ではありません。


主に地上砲火によって米軍はベトナム戦争において数千機のヘリを撃墜されています。

そのために戦術的には輸送用のヘリを護衛するために地上攻撃装備のヘリをつけたり、また装備的には赤外線ホーミングミサイルから身を守るために排気口を改造したりフレア発射のランチャーを装備したり、あるいは機体に防弾装備をつけたりといった事も現代では常識となっています。
しかしそれでもヘリが脆弱である事はかわりなく、兵員等をヘリで最前線に運んだりする事はできるだけ避けるようになっています。

戦闘機の脅威はどうかというと、これはそれほどではありません。
低空を飛行して、ホバリングという形で静止もできるヘリは戦闘機にとっては発見も撃墜も難しい相手であって、戦闘機による損害というのはそれほどではありません。
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北ベトナム軍は携帯式地対空ミサイルの供給を受けており、それなりの数を撃墜しております。

ただし配備数が少ないこと、米軍の物量の膨大さもあり、中東戦争ほど決定的な影響を与えてはいません。
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