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 国防とか軍事のカテゴリーがありませんので、カテゴリー違いかもしれませんがお尋ねします。
 海上自衛隊の「護衛艦」は、旧海軍の軍艦に当てはめれば、何に相当するでしょうか。
 昔の軍艦には「格」というものがあったと思います。大東亜戦争末期には、駆逐艦も大きいのが出てきて、戦力では軽巡より上というのもありましたが、菊の御紋もなく駆逐艦は駆逐艦でした。
 米海軍には現在でも戦艦、巡洋艦、駆逐艦などの呼称が使われているようです。(戦艦は太平洋戦争時代の骨董品を仕立て直して使っていたように思いますが、もう退役してるかもしれません。したがって戦艦はもう存在しないかもしれません。)
 旧日本海軍との比較が困難であれば、現在の米海軍の何に当たるかでも結構です。
 それと護衛艦の艦長の階級も教えてください。

A 回答 (7件)

アメリカ海軍と比較すればいちおうは駆逐艦相当ですが、巡洋艦クラスのものもあります。

(アメリカ海軍の戦艦はすべて退役して現在は現役艦はありません。)旧海軍でいえば巡洋艦クラスです。
艦長の階級は艦によって異なりますが、一佐、小型艦の場合は二佐の場合もあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 09:42

護衛艦=略称DDならば、


Destroyerなので駆逐艦でしょう。
(フリゲート、コルベット込み)

佐官クラスが艦長の様です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 09:43

海上自衛隊では、旧海軍の駆逐艦・巡洋艦・戦艦を全て護衛艦と呼ぶ事になっています。


ただし戦艦に相当する艦船は海上自衛隊には存在していません。
ただ護衛艦では大きさがわからないので、××級と代表的な護衛官の名前で多さをあらわしています。
なお、潜水艦と練習艦その他の特殊な目的の艦船は護衛艦とは呼びません。
階級は、他の方の回答のとおりです。

参考URL:http://www.jda.go.jp/JMSDF/gallery/ships/index.h …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 09:45

もともと、日本における「護衛艦」というのは、「自衛隊用語」と呼ばれるものの1つですから、実質的に旧海軍における駆逐艦~一等巡洋艦クラスの排水量の戦闘艦ひっくるめて、護衛艦となっています。


なお、他国のそういった記事では、おおむね「駆逐艦」と記されるのが常となっています。
もっとも、こんごう級なんかだと1万トン近い代物のため、ほとんど旧海軍の一等巡洋艦に類する排水量となります。

まあ、要は攻撃機を「支援戦闘機」、戦車を「特車」と呼ぶのと同じです。参考URLは自衛隊用語の一覧。なお、護衛艦の項には巡洋艦、駆逐艦、フリゲートが入っています。

なお、戦艦は入っていませんが、実質的に含まれると考えてください。ただし、現代世界において戦艦を保有している国は先進国では存在しておらず、唯一アメリカがアイオワ級アイオワをクラスB予備役艦として保有しています。しかし、おそらく今後も現役復帰はまず無いと考えられます。なお、ロシアは、実質巡洋戦艦クラスの艦船を保有していますが、あくまで当地では巡洋艦としています。

階級については旧海軍と同じく、大型の護衛艦(巡洋艦クラス)は大佐(自衛隊用語でいう一佐)、小型のものは中佐(自衛隊用語で言う二佐)となっています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/自衛隊用語,http://ja.wikipedia.org/wiki/護衛艦
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
艦の大きさ、装備、艦長の格等で推定するよりしかたないですね。
新憲法に気兼ねして馬鹿な名前をつけたものです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 09:54

艦種の分類は時代によって国によって異なるので一概には言えません。

ワシントン条約やロンドン条約といった軍縮条約が結ばれた時代には各艦種の定義を厳密に決める必要がありますが、そうでない場合は各国の勝手です。
護衛艦にしても日本が護衛艦と呼ぶなら、それが他国で巡洋艦にあたるものでもコルベットにあたる物でも軽空母にあたるものでも護衛艦となります。
もっとも何が何でも護衛艦では区別がつかず不便なので、艦の番号や英語の略称ではDD(駆逐艦)、DE(護衛駆逐艦)、PF(フリゲート)に区別されています。PFは絶滅してDEもなくなる寸前ですが。
では日本がなぜ片っ端から護衛艦と呼ぶのかというと政治的な理由が大きいようです。例えばこんど建造される13500t型DDHにしても、これを「ヘリ空母」「軽空母」と呼ぶと語弊がありますが、DDHと呼べば印象が変わります。
他国にしてもこれはそれぞれであって、例えばアメリカ海軍の場合で言うとフリゲートという艦種が存在しますが、これは第二次大戦後には巡洋艦と駆逐艦の間におかれた艦種でした。それが世界で一般的な、駆逐艦の下、コルベットの上という位置に変わりました。

護衛艦についてまとまった解説のサイトです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B7%E8%A1%9B% …
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この回答へのお礼

いつもいつもお世話に相成ります。
新憲法に気兼ねして、特車以来目晦ましの名前をつけ続け、それが積み重なった結果、わけがわからなくなってきました。
なんにでもDをつけるのもいんちきくさいですね。英語の名前も偽装ですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 10:02

実は見分ける方法があります



旧巡洋艦クラス…神社のある山の名前
防空駆逐艦相当…かぜ
対潜駆逐艦相当…なみ
全通甲板式ヘリコプター母艦…うわさでは城の漢字が入った山の名前(かつらぎ・あまぎ・あかぎ)
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。仰せの通りで大体推定できそうですね。
 懐かしい名前もあります。ただし平仮名になっていますが。
 ヘリコプター母艦は城の入った山の名前で、本物の飛行機を乗せる奴はでっかい鳥のついた名前にするんでしょうか。

お礼日時:2006/11/02 10:10

駆逐艦あるいは護衛艦と呼ばれる現代の戦闘艦についてのご質問ですが、回答の前に簡単に現在のアメリカ海軍の状況を説明した方が分かりやすく、また基準にもなるかと思います。



現在世界最強の海軍国といえば、アメリカがその代表というのは異論のないところだと思います。一時は旧ソ連がアメリカに拮抗するほどの海軍力を持っていましたが、ロシアになってからの海軍力は見る影もありません。

現在アメリカ海軍には空母、潜水艦、巡洋艦、駆逐艦、そしてフリゲイトなどの戦闘艦が在籍していますが、ご質問の駆逐艦にはDDとDDGという2種類があります。

DDは汎用駆逐艦という、主に対潜戦能力に長けた駆逐艦の事を指し、DDG(Gは誘導ミサイルの頭文字)は対空戦能力に長けた強力な対空レーダーシステム(イージスが有名ですね)を備え、最新の対空ミサイルを装備しています。

アメリカではDDとDDGを強力な対空戦能力を持つ駆逐艦をDDGと呼び、そのほかをDDと呼んでカテゴリー分けしています。とはいえDDであっても短距離対空ミサイルや対空対水上艦砲を持っていますし、逆にDDGも対潜兵器をちゃんと持っています。

では何が違うのかといえば、つまるところ中長射程の対空ミサイルを持っているかいないかの差であると考えてください。この対空ミサイルは現在北朝鮮の弾道ミサイルで脚光を浴びているスタンダードミサイルですね。

ただDDであれDDG,もしくはFF、FFGでも艦体はほとんど遜色のないほど似通っていますし、DD,FFであってもトマホーク巡航ミサイル、ハープーン対艦ミサイルそしてシースパーロー短SAMなどを標準装備しているので、年々その棲み分けがかなり怪しくなってきています。そしてその状況は他の国々の海軍でもそれほど変わりはなく、自国の艦船の艦種呼称をどうするかの判断はそれぞれの国が自由に決めています。つまり現在では艦種の呼称にきちんとした基準はなく、みんなそれまでの慣習や伝統にのっとって勝手に決めているということです。

そこでご質問ですが(前置きが長くなってすみません(-_-;))

>海上自衛隊の「護衛艦」は、旧海軍の軍艦に当てはめれば、何に相当するでしょうか。

旧日本海軍の艦種に当てはめるならば現在の護衛艦は地方隊にある護衛艦が(これは従来のフリゲートクラスで、国際的にはDEとなっています)、当時の水雷艇や海防艦、駆潜艇クラス、護衛隊群に所属する護衛艦DD、DDGが当時の駆逐艦、巡洋艦クラスと考えて良いかと思います。
DD、DDGを駆逐艦、巡洋艦に区分けする根拠としては、排水量と装備する各種兵器の違いです。詳細は長くなりますので省きますが、現在の海自のなんでもかんでも護衛艦と呼んでしまう現状はいくらなんでもちょっと無理があるのではないかと思っています。
ちなみにDD,FFという呼び名ですが、DDはデストロイヤーなのでD、FFはフリゲートなのでFと頭文字は1個でいいのに2個もつけていますよね。これは書類上の混乱を避けるためと艦上での伝達をはっきりと伝えさせるためにこうなっています。つまり海軍では公式文書にD123とかいってドキュメントの頭文字と番号をつけますが、これだと駆逐艦123番艦と間違えられることもありますし、戦闘中の混乱の中で敵艦や味方艦を呼称するときに一文字だと聞きづらい、発音しづらいという理由からこうなったといわれています。

>旧日本海軍との比較が困難であれば、現在の米海軍の何に当たるかでも結構です。

ちょっと乱暴な例えですが上から言えば、「こんごう」型イージス艦が米海軍の「タオコンデロガ」級および「アーレイ・バーク」級。「あまつかぜ」型が「オリヴァー・ハザード・ペリー」級。「むらさめ」型および「はつゆき」型が「スプルーアンス」級と考えていいかと思います。残念ながらヘリコプター護衛艦の「はるな」型は日本特有の艦種で、強いて言えばヘリ空母と言えなくもないですが、それに近い艦種は米海軍にはありません。

>それと護衛艦の艦長の階級も教えてください。

これはいちがいにこのクラスの艦ならこの階級の艦長が収まる、なんてことはいえません。なぜなら現在海上自衛隊は陸空と同じく士官が多く、逆ピラミッド状態になっています。つまり将校が余っている状態ですので、数少ない護衛艦の艦長のポスト争いは熾烈です。また普通なら司令や幕僚クラスになれる士官でも頭がつっかえているため、ある意味不本意ながら現場に残るという場合もあります。
このため艦長の階級と聞かれれば、その艦その艦の艦長を個々に調べるしか手はありません。ただ護衛艦なら他の回答者さんが言われているように3佐以上の士官であると思っても間違いではないと思います。

長くなりましたがご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

 長文のご回答ありがとうございます。
 感じがよくわかりました。
 昔の軍艦には菊の御紋がついていて、揚子江を上り下りする平底のちっぽけな砲艦にも大佐が艦長として乗っていました。本物の軍艦とはみなされていない駆逐艦以下の補助艦艇とは明確な差がついており、見分けがつきやすかったです。
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/02 10:33

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