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ある物事と他の物事との間に一定の関係がある、またはあるらしいときに、その関係をさす言葉である。」
とウィキペディアに書いてありました。

このある物事と他の物事との間というのは存在する時間が違う物事との間ということなのでしょうか?
そうすると、法則というのはある時間の現象と他のある時間の現象を結びつける因果律のことをいうのでしょうか?

A 回答 (5件)

法則は現実に適用されるときにのみ、時間的な因果関係に縛られるのではないかと思います。

法則自身は時間とは無関係なところにある。だからこそ、どんな時にも適用されることができるのでしょう。ある特定の時にしか適用されないものは、法則と呼ぶにはふさわしくないでしょう。

この回答への補足

>法則は現実に適用されるときにのみ、時間的な因果関係に縛られるのではないかと思います。法則自身は時間とは無関係なところにある。

時間とは無関係なところというのはどこなんでしょうか?
私には見つからないのですが。

補足日時:2006/11/10 17:08
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| たとえば、万有引力という法則というのは、


| 木にりんごがなっているという刺激と、それからときが経ち、りんごが木から地面の方に落ちていったときの刺激の関係性であると思います。
| つまり、あるときと別のあるときを結ぶ因果律と法則というのは同一のものであると思います。

いえ、ニュートン力学で言う万有引力の法則は「二つの質量などは、互いに引き合う」です。
リンゴが落ちたのは結果の一つですが、場合によっては時が経ってもリンゴは落ちずに朽ち、木が倒れるような結果もあり得ます。
リンゴが落ちなくても、リンゴにはたらく重力と木がへたを引っぱる力がつりあっているからリンゴが上にも下にも動かないという力のはたらきと物体の運動の法則により支配されています。

もっとシンプルな例だと、

作用反作用の法則
「物体Aが物体Bに力を加えると、必ずBもAに同じ大きさで反対向きの力を返す。」

算数の分配法則
(a+b)×c=a×c+b×c
a×c+b×c=(a+b)×c
どちらも原因になりえるし、どちらも結果になります。因果があるでしょうか?

とか。


> これは過去と現在、現在と未来を関連付ける因果律であると思うのです。

特定の法則と時間経過によってもたらされるものは、因果律と呼んで差し支えないと思います。(動的な事象)
ただし、法則自体は必ずしも時間経過を前提にしていないと考えます。(静的な事象)

この回答への補足

>リンゴが落ちたのは結果の一つですが、場合によっては時が経ってもリンゴは落ちずに朽ち、木が倒れるような結果もあり得ます。

私はリンゴが木から落ちていく現象の場合において、万有引力の法則があるのが分かると言っただけです。
別にリンゴは落ちずに朽ち、木が倒れるというような現象からも万有引力の法則があるのが分かると思います。

>算数の分配法則
(a+b)×c=a×c+b×c
a×c+b×c=(a+b)×c
どちらも原因になりえるし、どちらも結果になります。因果があるでしょうか?

算数の分配法則というのはすでに因果関係を表していると思います。
あるときの現象、(a+b)×cというのが、(a+b)×c=a×c+b×cという法則によって他のあるときにa×c+b×cという現象になるということです。
たとえば、(a+b)×cという式を見たら、(a+b)×c=a×c+b×cという法則があるから、(a+b)×cというのはa×c+b×cという式になるという感じです。
反対もそうだと思います。

> これは過去と現在、現在と未来を関連付ける因果律であると思うのです。

>特定の法則と時間経過によってもたらされるものは、因果律と呼んで差し支えないと思います。(動的な事象)
ただし、法則自体は必ずしも時間経過を前提にしていないと考えます。(静的な事象)

事象というのは現象つまり刺激であって法則ではないので、動的な事象とか静的な事象とかは成り立たないのではないのでしょうか?

補足日時:2006/11/07 18:17
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空間と時間の概念の整理が必要ですね。


空間を大きな集合体(3次元)と捉えると「ある物」というのは集合体のなかの「ある占有空間」といえます。この中で、異なる占有空間を「他の物」と呼ぶわけですね。
この集合空間は時間概念がないと静止画や写真の中の物体のように動きはありません。ただ「物」が配置されているだけのものですね。
当然、この静止集合空間内のいかなるもの(物や者)にも因果律は作用しません。たとえあったとしても意味をなさないですね。
この集合空間に時間が作用すると映画のようにそれぞれの物や者が合目的に動きます。この[動き]のなかにのみ因果律が見出されるわけですね。従って、質問者さんの指摘のように法則は時間的因果律であるとみることはほぼ正しいですね。ここで「ほぼ」というのは、「集合空間やそれぞれの占有空間が合目的に存在していること」が法則の正しさの条件になるからです。つまり実際的には、空間的な存在(空間の因果律)と時間の因果律の双方で法則がきまるものだからですね。

この回答への補足

>空間と時間の概念の整理が必要ですね。
空間を大きな集合体(3次元)と捉えると「ある物」というのは集合体のなかの「ある占有空間」といえます。この中で、異なる占有空間を「他の物」と呼ぶわけですね。
この集合空間は時間概念がないと静止画や写真の中の物体のように動きはありません。ただ「物」が配置されているだけのものですね。

>全然、この静止集合空間内のいかなるもの(物や者)にも因果律は作用しません。たとえあったとしても意味をなさないですね。

たとえあるということも否定されると思います。静止画を見て、その静止画の中に法則があるなどというものは成り立ちませんからね。

>この集合空間に時間が作用すると映画のようにそれぞれの物や者が合目的に動きます。この[動き]のなかにのみ因果律が見出されるわけですね。従って、質問者さんの指摘のように法則は時間的因果律であるとみることはほぼ正しいですね。ここで「ほぼ」というのは、「集合空間やそれぞれの占有空間が合目的に存在していること」が法則の正しさの条件になるからです。つまり実際的には、空間的な存在(空間の因果律)と時間の因果律の双方で法則がきまるものだからですね。

空間的な存在の因果律があるのは分かりますが。
時間の因果律とはなんでしょうか?
そもそも時間というのは空間的な因果律を認識したことによってできた概念だと思うのです。

補足日時:2006/11/07 18:27
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存在する時間が違うというのは、同じ時間軸で違う時刻にあることを言っているのでしょうか?それとも、SFや夢のように現実とは違う時間軸でのことを言っているのでしょうか?



私は前者だと思って書きます。もし、時刻が同じであるならば、二つの物事を分けるものは何でしょうか?空間的な位置しかないでしょう。そして、ある位置にあるものが別の位置にあるものに影響を与えるには一定の時間がかかります。どちらかが影響を与えたとするには、時間差が生まれてしまうのです。

ですから、因果関係であるならば、時間的に異なっているのが普通でしょう。もし異なっていないのならば、原因と結果をわけることができなくなるでしょう。

この回答への補足

>それとも、SFや夢のように現実とは違う時間軸でのことを言っているのでしょうか?

現実とは違う時間軸とはいったいなんなんでしょうか?

>もし、時刻が同じであるならば、二つの物事を分けるものは何でしょうか?空間的な位置しかないでしょう。そして、ある位置にあるものが別の位置にあるものに影響を与えるには一定の時間がかかります。どちらかが影響を与えたとするには、時間差が生まれてしまうのです。
ですから、因果関係であるならば、時間的に異なっているのが普通でしょう。もし異なっていないのならば、原因と結果をわけることができなくなるでしょう。

やはり、法則とは因果関係のことのようですね。明確な説明ありがとうございます。
そうですよね。同じ時刻にあるものどうしの間に関係があるとはいえませんよね。

補足日時:2006/11/07 17:34
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> このある物事と他の物事との間というのは存在する時間が違う物事との間ということなのでしょうか?



そうとは限りません。
エネルギー保存の法則は、違う時間、状態を指します。
しかし、万有引力の法則は、同じ時間軸でこそ成り立つ法則です。

> 因果律のことをいうのでしょうか?

上記の理由により、違います。

この回答への補足

>そうとは限りません。
エネルギー保存の法則は、違う時間、状態を指します。
しかし、万有引力の法則は、同じ時間軸でこそ成り立つ法則です。

これらの法則をどのようにして人間が理解したかというと、あるときの刺激と他のとき刺激を関連付けたことによるものだと思います。
 そうしないと、法則は見つかりません。
 それゆえに、法則というのは、あるときの刺激と他のあるときの刺激の関連性であり、これは過去と現在、現在と未来を関連付ける因果律であると思うのです。

たとえば、万有引力という法則というのは、
木にりんごがなっているという刺激と、それからときが経ち、りんごが木から地面の方に落ちていったときの刺激の関係性であると思います。
つまり、あるときと別のあるときを結ぶ因果律と法則というのは同一のものであると思います。

補足日時:2006/11/06 14:43
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