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何故なら宇宙の法則の創造とは一つのプロセスなのであるから、これもまた一つの法則に基づく現象でなければならない。
つまり宇宙の法則を創造するにも宇宙の法則が必要になり、宇宙の法則は常に存在しなければならない。
既に存在するものを創造することは出来ない。
故に宇宙の法則は創造できるものではない。
聖書によると、「初めに、神は天地を創造された。」とあります。
In the beginning God created the heaven and the earth.
宇宙と宇宙の法則は一体でなければ成立しないので、宇宙が創造されたのであれば宇宙の法則も同時に創造されねばなりません。
しかしこれは上の考察より不可能である。
宇宙も宇宙の法則も創造できるものではないのである。
「初めに、神は天地を創造された。」と説く聖書は最初の1ページから既に間違っていることが分かるのではないか。
No.10
- 回答日時:
人間が存在しなければ、宇宙の法則は存在しません。
別に宇宙は法則によって、運行されているわけではなく、法則があっても無くても宇宙は運動を続けます。
法則というのは人間が自然界を秩序あるものとして認識するためにあるので、宇宙そのものに法則があるわけではありません。
宇宙が規則的に運行しているから、それを観察して何か一定のパターンがあることを知り、それを人間が宇宙は法則によって運行されているに違いないと考え、法則を作ったのです。
法則というのは先天的、ア・プリオリにあるものではなく、「経験則」ですから、宇宙が突然変化し、法則が適合しなくなったら、また別の法則を作ればいいだけです。
たまたま、宇宙が突然変化しないから、法則も変化せず、法則が恒久的なもの、先天的なものと思われているだけです。
人間が存在する前から、宇宙は法則によって運行していたのだ、という考えこそが、ヘーゲルのいう精神の自己疎外、人間が生み出したものが、あたかも自然界にもともとあったものと考えるものです。
自己疎外とは、人間が生み出したもの、対象化し外化したものが、人間とは独立に存在するものと考えることです。
私たちは自然というものを人間とは独立に、人間がいなくても存在するものと考える傾向がありますが、それが精神の自己疎外。
それを認識するものがいないのに、人間がいなくても自然が存在すると考えるのは無意味です。
>宇宙が規則的に運行しているから、それを観察して何か一定のパターンがあることを知り、それを人間が宇宙は法則によって運行されているに違いないと考え、法則を作ったのです。
逆も言えるはずです。
人間が宇宙の運行を観察した結果その規則性を見出したものが法則であるとするなら、人間が法則を見出そうが見出すまいが宇宙の運行は変わらないのである。
となると人間が存在しても存在しなくても宇宙の運行自体は変わらないのであるから、人間が見出し得る法則は既に宇宙の運行の中に保持されているのではないか。
従って人間が存在しても存在しなくても宇宙の法則の中身は存在すると見なすべきではないのか。
また仮に自己疎外の発想を取り入れたとして、次の疑問にどう答えるのですか。
現在生きている人間にとって宇宙の法則は存在することなる。
ならば100年前その人が未だ生まれておらぬときに宇宙の法則は存在しないことになるのか。
また100万年前であれば人類は誕生していないが、そのときは宇宙の法則は存在しないことになるのか。
いかがですか。
No.9
- 回答日時:
自分の存在理由さえわからない人間が、宇宙の存在、自然法則云々を言ってる事自体おかしなことだと思うのですが・・・
No.8
- 回答日時:
宇宙自体に法則があるわけではなく、法則というのは人間が世界を秩序あるものとして認識するために宇宙に適用したものだから、あくまで人間の経験に基づくもの、そしてその人間を神が創造したのならば、神は間接的に人間を通して宇宙の法則を創造したと見なしたとしても、不思議ではない。
だけど、神というのは人間の自己疎外によって、作られたものとすれば、まわり回って、神も人間が作ったものと考えられるから、結局のところ宇宙の法則は人間が作ったものというところに戻ってくる。
私たちは人間が作ったものを「外化」して、あたかも宇宙自体が法則を持っているように錯覚する傾向があるけど、ヘーゲルが自然を精神の自己疎外と言ったように、それは自己疎外の産物なのだ。
自然を観察して、その運動や変化が一定のパターンを繰り返すと、私たちはそれを法則によって、運動や変化が引き起こされるものと、もともと帰納法的に導き出された法則を、今度は演繹的に転倒して、あたかも法則によって運動や変化があるものと考えたりする。
それは本末転倒だけど、本末転倒だということを忘れ、法則から自然現象が導き出せるものと考えてしまう。
そして宇宙自体が自然法則によって運行されているものと見做してしまう。
典型的な自己疎外だね。
つまり人間の中にあるものを外に「外化」し、その「外化」したものが、人間とは独立に存在するものと考え、今度はそれが人間を疎外するに至る、それが自己疎外。
宇宙の法則だとか、自然の法則というのは、そのようにして作られたもの。
もともと人間が自然界を合理的に、秩序あるものとして考えようという欲求によって作られたものに過ぎない。
>宇宙自体に法則があるわけではなく、法則というのは人間が世界を秩序あるものとして認識するために宇宙に適用したものだから、あくまで人間の経験に基づくもの、そしてその人間を神が創造したのならば、神は間接的に人間を通して宇宙の法則を創造したと見なしたとしても、不思議ではない。
そのような見方はよく拝見します。
では一つ問います。
あなたは宇宙の法則は人間の経験に基づいて作られたものであると見なしていますね。
では人間が存在しなければ宇宙の法則も存在しないのでしょうか。
地球は今から約45億年前に誕生し、人類は今から約100万年前に誕生したと言われています。
では100万年より以前は人間はいなかったのだから宇宙の法則も存在しないことになるのですか。
No.7
- 回答日時:
>>「じゃんけんのルール」を決めるのに、何かの法則やルールが必要だろうか?
>もちろん必要だよ。
>例えばの話、チョキだけが一方的に勝つじゃんけんだって作れるがそれではつまらんだろが。
「面白くせよ」と言う条件が無いのだから「つまらないルールでも構わない」のではないか?
>頭を使って考えれば法則が必要なことは直ぐに分かる。
いや、不要だ。
「つまらなくするな、と言う条件が与えられた場合に限って、つまらなくならないようにする法則が、別途、必要になるだけ」だ。それらの「何らかの条件を踏まえた上での法則」も「何らかの条件」も、どちらも「ルールを作ると同時に創造することが可能」だ。
因みに「今、我々が居る宇宙の法則」は「つまらない」とは思わないか?「それではつまらん」とは思わないか?「チョキだけが一方的に勝つじゃんけんをしているようだ」とは思わないか?
俺はそう思っている。宇宙の法則は非常につまらん!
>因みに「今、我々が居る宇宙の法則」は「つまらない」とは思わないか?「それではつまらん」とは思わないか?「チョキだけが一方的に勝つじゃんけんをしているようだ」とは思わないか?
勘違いも甚だしい。
つまらないのは「宇宙の法則」ではなく、その上に人間が作った制度とかシステムがつまらんのである。
人間が作った制度とかシステムは立派に作ろうと思えばいくらでも立派に作れる。
>俺はそう思っている。宇宙の法則は非常につまらん!
それだとただのガキのアガキに過ぎんな。
No.5
- 回答日時:
存在(階層現象性の表面的定性化)は誤り。
法則とは、その仮想的存在を無へと還元する過程。
(全ての存在性は超弦(量子定常波)に還元され、
量子は4次元ミンコフスキー空間における時間軸
の虚数関係による相殺点(界面原点)=仮説的時空
への無の射影として得られる)
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
★ 「初めに、神は天地を創造された。」と説く聖書は最初の1ページから既に間違っていることが分かるのではないか。
☆ (1) いまでは 物理学等の自然科学者でも そうは言いません。タトエの問題として 科学の認識と違っていないと言うはずです。くわしいことは 誰か解説してくれましょう。
(2) タトエというわけは 《創造した》と言おうと《モノが揺らぎ(または そもそもユラギなるモノが)自己運動を始めた》と言おうが《モノはおのづから成った》と言おうが すべては表現の問題だと考える見方からです。
論証の問題として 以下に趣旨説明の議論を批判します。
★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~
宇宙の法則は創造できるものではない
何故なら宇宙の法則の創造とは一つのプロセスなのであるから、これもまた一つの法則に基づく現象でなければならない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ (1) だからまづ《宇宙の法則》とは いったい何のことですか?
(2) 《宇宙の法則の創造とは一つのプロセスなのであるから、これもまた一つの法則に基づく現象でなければならない》――仮りにこの《法則》があるのだとしましょう。だとすれば ここに言われた論拠というのは
《〈みなもとの法則に基づく現象として べつの法則が・すなわち宇宙の法則が 一つのプロセスとして創造された〉なる議論はあり得ない》
と言っています。単純に《あり得る》のではないですか?
(3) あるいはさらに その《法則にもとづくひとつの法則の創造または生成》――これが《あり得る》と言ったのですが さらにこのとき―― この派生法則の創造または生成を起こさせたみなもとの法則をもさらになお背後にあって《企(たくら)んだ》場ないしチカラがあった。とも言いうるわけです。
★ ~~~~~~~~~~~~~~~
つまり宇宙の法則を創造するにも宇宙の法則が必要になり、宇宙の法則は常に存在しなければならない。
既に存在するものを創造することは出来ない。
故に宇宙の法則は創造できるものではない。
~~~~~~~~~~~~~~~~
☆(4) ですから 《みなもとの法則 および 派生法則》は 経験事象です。この経験事象をたくらんだ法則中の法則も――つまり 神が――あり得るわけです。この神という大法則は 《常に存在している》ということです。
(5) ゆえに《既に存在するものを創造することは出来ない》のではなく そうではなく 《初めにはなかったのに 創造された・または生成するように突き動かされた。そこで 存在するようになった》と言い得ます。
(6) 経験事象とそしてそれを超えたところの場である神とは 別だとまづしっかりと捉えなくてはなりません。経験事象は うつろいゆくものです。神は 非経験の場として 永続する存在そのものであると想定されています。
★ 宇宙と宇宙の法則は一体でなければ成立しないので、宇宙が創造されたのであれば宇宙の法則も同時に創造されねばなりません。
☆(7) 《法則》が何であるか分かりづらいのですが 類型的に同じ要素要因を抽象して描き出したところの一定の整合性あるかたちであるとすれば そのとおりです。《宇宙が創造されたのであれば 宇宙の法則も同時創造された》のです。よ。
(8) ただし この経験世界としての《宇宙とその法則》を創造するというからには そのチカラは 非経験の場であり 絶対なるものだと想定されます。つまり 同じ経験法則を限りなく追究してその究極のものを探し出すというのであれば それは 無理でしょう。同じ可変的なものである法則どうしで どうにか成るものだと考えられません。相互作用が起きるのみです。
(9) ゆえに――つまりは 経験事象とその法則のみを問題にするゆえに――:
★ しかしこれは上の考察より不可能である。
☆ となるのです。思考や考察の問題ではない。というのが 神です。
★ 宇宙も宇宙の法則も創造できるものではないのである。
☆(10) これは どちらとも分からないのです。ひょっとしてそういう大いなるチカラが世界の生成に与かったかも知れません。あるいはぎゃくに ただただモノがおのづから勝手に生成して来たかも分かりません。
ゆえに:
★ 「初めに、神は天地を創造された。」と説く聖書は最初の1ページから既に間違っていることが分かるのではないか。
☆ には 何の有益な考察もない。となります。《創造する》という言葉にいちいちわざわざ必要以上にこだわってしまっただけのことです。聖書の言っていることが おれは分からないという意味のことを言っているまでです。おまえは阿呆かとすぐさま問い返されるのを知らずに。
> ☆ には 何の有益な考察もない。となります。《創造する》という言葉にいちいちわざわざ必要以上にこだわってしまっただけのことです。聖書の言っていることが おれは分からないという意味のことを言っているまでです。おまえは阿呆かとすぐさま問い返されるのを知らずに。
では有益な考察とは何か。
例によって非思考のことか。
思考停止でますますアホになるってことか。
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