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質問です。Widal反応というのを行いました。結果はVi凝集価が基準値以上に高くなり、To,PAO,PBOは基準範囲内でした。ViとTOは腸チフスを見るものですよね?でもViとTOで正常、異常の二つに分かれてしまった場合、腸チフスに感染していると判断してもよいのでしょうか?どのたかご存知の方がいらっしゃったらアドバイスよろしくお願いします!

A 回答 (1件)

Vi抗原(莢膜性抗原)20 倍以上↑


TO抗原(腸チフスO抗原:O抗原とは菌体に存在し、耐熱性であり、生体に対して毒性のほか種々の作用を示す菌体の活性成分)160 倍 未満
PA抗原(パラチフスA菌O抗原)160 倍 未満
PB抗原(パラチフスB菌O抗原)160 倍 未満という結果ですね。

偽陽性としては、予防接種後にO凝集素価の高値を示すことがあります。この場合3カ月以上経過すると凝集素価は低下するといわれてます。また、接種後にチフス性疾患以外の感染症、熱性疾患にかかった場合に非特異的既往性反応がおこり、力価が上昇する事があります。

一方、Vi凝集素価は予防接種後でもほとんど上昇しないことから、Vi凝集素価が20倍以上に上昇した場合、腸チフスの罹患またはその保菌者であることが疑われます。

多くの場合発病後2~3週間で抗体価は上昇し、4~5週間には最高値をとり、その後下降する。したがって1回の検査では診断的意義に乏しく、少なくとも1週間の間隔で検査を繰り返し、4倍以上の抗体価の上昇があれば感染を強く疑うことになります。

一方、病初期にクロラムフェニコール投与を行うと、抗体産生が不十分となり、腸チフス菌陽性でもウィダール反応が陰性となることがあります。
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