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私は卒展の図録係りなのですが、どういう順序で図録つくりを進めたらいいのでしょうか?
印刷会社はどの段階で決めればいいのでしょうか?
どのあたりまで自分たちで決めて、どのあたりから印刷会社との話し合いすればよいのでしょうか?
経験のある方、なんでもよいので情報をお待ちしております。
ちなみに写真撮影は12月の予定です。(美術大学・絵画系学科)

A 回答 (3件)

すでに解決かとも思いましたが、写真撮影が12月とのことなので、回答します。

2件の回答で充分かとは思いますが、過去の図録で問題なければ(変更したい点が基本的になければ)、その図録をイエローページなどでピックアップした印刷屋(10社くらい)に見せ、見積もりをとります(合見積)。その中で、安くて、いろいろ相談にのってくれそうなところ(文字原稿や、写真原稿の締め切り、校正、校正戻しなどの納期の問題も含めて)と契約すればよいのです。実際問題、未経験者が本を作るというのは簡単ではありません。費用が幾ら掛かってもよいというのであれば、別ですが。というわけで、1回のメールで回答するというのも難しいことです。どうしてもやりとりが必要になるからです。多少のことであればメールか電話で相談にのることも可能です(当方は美術編集者)。勿論、無償で結構です。
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  わたしは、そのような図録の出版の経験はありませんが、同人誌の出版なら印刷屋と交渉した経験があり、また別の経緯で、印刷業界についてごく少しですが、知っています。
  
  「図録」というのは、どういうものを考えておられるのでしょうか?
  
  よく美術展などで、出版されている、「出品カタログ・作品解説」のような本でしょうか? その場合だと、本の内容は、まず卒業展覧会に出品された学生の作品の写真を掲載するということがまず第一になりますね(カラーか白黒かというのも問題です)。その作品を制作した学生、またはグループの紹介や、作品の制作意図なども必要になります。また、編集序文というか、冒頭の編集者の「挨拶文」、また、ある場合は、学長とか学部長、指導教授などの挨拶文というか、推薦文と挨拶文の中間のようなものも必要になりますし、これは必要かどうか分かりませんが、末尾索引とか、関係情報(大学紹介・学部紹介、その他関連した情報の紹介です)なども掲載することになるでしょう。一応本文は日本語で、バイリンガルにするのではないと思います。
  
  内容は以上のようなもので、後、本のサイズ、用紙、表紙用紙、ページ、ページ構成・レイアウト、表紙デザイン、本文デザイン、本自体のスタイルというかデザインなどを決める、また、決定し製作する作業が必要です。
  
  印刷屋に全部まかせると、自分たちの思い通りにするのが、かなり難しい場合があります。そして何よりも問題になるのは、全部まかせると、もの凄く高くなります。レイアアウトやデザインや装画や挿入写真まで印刷屋が作製または受け持つと、非常に費用がかかります。貴方及び製作編集グループは、美術大学の絵画系の学生なのですから、商業デザインが専門ではないにしても、本のデザインやレイアウトぐらいはできるはずです。デザインやレイアウトというのは要するに、本やページの見た目の「バランス」と「印象」の問題で、デザイン専門の方が無論、上手でしょうが、基本的には、絵画を描くというのは、バランスや印象の計算だとも云えるので、少なくとも、まったく素人が、学年の卒業記念アルバムを造るとき、デザインやレイアウトをどうするか、ということで、印刷屋に全部まかせるというのとは、話が異なると思います。(実は、レイアウトとかデザインとか、パターンが決まっています。少しヴァリエーションを付けるだけで、自分たちで決めるより、印刷屋にまかさせて、その提示レイアウトのなかの気に入ったものに少し注文を付けるという方が簡単な場合もあります)。
  
  大まかに、サイズやページ数、かけられる予算などが決まれば、色々な印刷屋に電話するなりして、全部まかせた場合の費用と、レイアウトやデザインは自分たちで行うので、その場合、どういう分担作業になるのか、できるだけ費用を安くしたいというようなことも含めて、印刷屋のお薦めと、自分たちの希望のあいだで話して、色々な印刷屋では、どういう回答だったかを、とりあえず記録することです。
  
  予算は幾らでもよいので、印刷屋に全部まかせるということでしたら、デザインやレイアウト、用紙や文字や、その他色々なことについて、注文がどの程度あるのか、ともかくまかせて、できてくればそれでよいということなら、印刷屋のガイドライン(というか、全部まかせると、どういうものを、どんな感じでと聞いてきますし、写真にしても、文字原稿にしても、出稿はどうするか、どう処理するか、先方で、本を造るのに必要な材料を受け取るための話が出てきます)に従ってことを進めるなら、それはそれで問題ありません(本を作るため、印刷屋で、上で述べたように、出稿時期と、完成時期のあいだの関係の説明なども出てきます。何時までに欲しいという場合は、そういう規模の本なら、原稿出稿は何時まで願います。校正はこういう段取りで、ということは先方がプロで、その誘導に従っていることもできます)。
  
  ただ、全部まかせる場合も、予備知識があれば、よいでしょう。校正の回数は、念を入れるためには多い方がいいのですが、印刷屋で、その回数は普通決まっています。本のデザインから依頼すれば、どの程度の要求かで、印刷屋のプレゼンがあります。こういう感じでよいですか、というサンプルの本を見せて、それで終わりということもあります。(複数のサンプルが用意されていて、これがいいので、こんな感じで、ここはこういう風に、という風に指定すればよい場合もあります。気に入ったのがないと、もっと別のパターンはないですか、と尋ねることもできるでしょう)。本文ページのレイアウト、使う用紙、文字の種類、ポイント等、こういう感じで宜しいですか、という確認が、最初のプレゼンで決まる場合もあります(こういう作業は、見本ページで確認するのが普通で、全部造ってから、文字の種類を変えて欲しいとかなると、相当な作業のやり直しになり、費用がかかります)。
  
  印刷屋が「版下」を全部造ると、これの作り直しには、相当な費用がかかります。また版下が全部できると、普通、「試し刷り」を造って「校正」があります。試し刷りの前に、「文字校正」があるかも知れませんが、普通、文字校正も試し刷りの時にすると思います。「試し刷り」段階で、写真なども入っているはずなので、ここまで来ると、デザインの基本的変更をすると、版下を作り直しになるので、これまでかかった費用と同じぐらいの費用が追加でかかります。「試し刷り」で、文字の間違いとか、写真の間違いとか、レイアウトでおかしいものの間違いなどを校正すると、この校正によって、訂正した版下及び写真類のはめ込みの「第二試し刷り」があり、この校正がまたあります。普通は、ここまでだと思います。この校正の結果を訂正したものの試し刷りを更に校正してというような段階を踏むと、校正が限りなくなるので、試し刷りの校正は二回までが普通です。
  
  完成した後で、写真が違っていたとか、文字が間違っていたなどの場合、「間違い箇所のリストの紙」を挟むのが一番簡単な訂正方法です。他方、写真とか文字を、間違いの部分に正しいものを上から重ねて貼るという訂正方法もありますが、これは手作業で、面倒で、費用を誰が負担するかという問題もあります。最初に、写真の位置の指定などで、正しく指定していた場合は、依頼者が校正で見逃していても、責任は印刷屋になることになりますが、どう処理するかは、その場合場合での話合いでしょう。
  
  印刷屋に全部まかせる場合でも、原稿は渡さねばなりませんし、写真原稿もそうで、文字はどこに入れるとか、写真はどこに入れるとか、指定しないとなりません。これは、印刷屋の方で、指定方法なども教えてくれ、原稿の出し方も要請してきます。素人の場合、何も分からないので、指定方法も印刷屋で教えないと、作業が進まないからです。
  
  印刷屋に全部まかせる場合でも、文字原稿は、当然、ワープロ文章か、テキスト・データのデジタル・データが安いです。手書き原稿だとか、ワープロの印刷出力とかを原稿として渡すと、印刷屋で、もう一度、入力作業を行い、文字入力費用を請求されます。写真原稿は、普通フィルムを渡すのですが(その方が、綺麗にでます)、どういう出稿形式かは、印刷屋との話です。プリントした写真でも、スキャナーにかければ、質がよくないですが、印刷原板を造るに問題はないからです。
  
  
  以上の説明を読むと分かると思いますが、文字原稿は、すべてデジタル・データが望ましいということは、実は、版下を自分たちで造ることもできるということです。レイアウト見本に数ページ造って、後は原稿を渡して版下を造ってもらうか、版下も全部自分たちで造ることもできます。
  
  普通、コミック系の同人誌は、版下は全部自分たちで造っています。絵も写真も全部造り、印刷屋は刷版を造り紙に印刷し製本するだけの作業なので、格安で同人誌ができるのです。無論カラー絵、カラー写真はスキャナー色分解しないとならないので、設備のある印刷屋でしかできませんが。(画像処理ソフトを使い、デジタルカメラを使い、高性能カラープリンターを使うと、これも出力できますが、少数部数を手作りするならともかく、かなりの部数造る場合は、カラー画像の色分解は、写真かフィルムを渡して、印刷屋にまかせるのが無難です。印刷屋も同じことをするのですが、何と言っても、印刷機の性能が違います)。
  
  印刷屋の場合、文字は、電算写植で大体出します。これは結構高いです。自分たちで、高精度のサープロ文字印刷を使おうという場合は、電算写植の出力は費用から外せます。
  
  と、ここまで書いてきて、例年、どうやって造って来たのかという疑問が出てきました。前年度の図録とかないのでしょうか。あれば、その作り方を参照にすればよいのだということになります。
  
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この回答へのお礼

>と、ここまで書いてきて、例年、どうやって造って来たのかという疑問が出てき>ました。前年度の図録とかないのでしょうか。あれば、その作り方を参照にすれ>ばよいのだということになります。

最後にこの最もな疑問が生まれても、丁寧なご回答ありがとうございました。
もちろん前年度もその前もその前も図録は毎年作るものなのであるのですが、
まず、会計の報告書はあるので予算の参考はありますが、いつごろどういう順序で進めていったのかの資料がなかったのです。
また、前年度の製作者に質問すればいいのですが、学年ごとのオリジナリティも求められ、何をきけばいいのかわかりませんでした。なので漠然としすぎているこの質問に丁寧にお答えいただいて本当にありがとうございました。
このご回答を参考にがんばります。

お礼日時:2002/04/20 02:02

とりあえず最初に印刷屋さんを決めるのがいいのではないでしょうか。

プロが進め方や作業のアドバイスをしてくれると思いますので。

おおざっぱでもこれこれの体裁のページ数が何ページ、それを何部作るかということで、だいたいいくらくらいかかるか何社かに電話してみるのがいいと思います。
(安ければいいというわけにもいかないので、その辺が難しいところですが、電話の対応などで、親切かどうかなどもある程度は判断できるのではないでしょうか)。

印刷会社が決まったら、担当者にこちらの希望を話して、作業の段どりをとります。
こんな感じのものにしたいという実際の図録や画集を見せるのがイメージが具体的になって話が進みやすいと思います。

既存のものではない要望があるのであれば、1ページだけでもコンピュータで(手書きでもいいですが)ダミーを作って見せてもいいかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
焦りばかりが先走っていたので、落ち着くことができました。。
まずは、印刷屋さんですね。
がんばります。

お礼日時:2002/04/20 01:03

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