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江戸時代にペリーが来たとき。第二次世界大戦後。アメリカは圧倒的な国力の違いで日本を植民地にできたはず。
ペリーが来たときは領土の拡大には関心がなかったんでしょうか?
事実欧米列強は19世紀アジア、アフリカなどに植民地を広げていました。
日本とタイだけがアジアで植民地になったことがないと聞いたことがあります。
占領されたことはあるけど植民地になったことがないのはなぜなんでしょうか?
植民地というより貿易はせまられましたが。
アメリカは島を領土にしたことがありますが、国を植民地にしたことはないみたいですが、ヨーロッパみたいに。
でもフィリピンは一時期植民地だったんでしょうか。
アメリカにはヨーロッパ的な感覚がなかったんでしょうか?
好戦的な国なのに。

A 回答 (10件)

日本はアジア諸国が植民地化された事例や手法を知っていましたからそのようにならないような努力をしたのが植民地にならなかった原因のひとつですね。


それと日本を植民地にできるほどの軍事力日本に送る力がなかったのもひとつです。
アメリカも植民地がなかったわけではありません。米西戦争の結果フィリッピンを割譲されて米国の植民地になっていました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/03 19:38

幕末期における日本に対するアメリカの目的は、第一に、捕鯨用の補給基地の確保でした。


その後、詐欺まがいの貿易で、莫大な利益を得ていましたが、薩英戦争や下関戦争等で最新兵器を駆使した欧米諸国の軍隊とも渡り合える兵士と、むやみに戦うだけではなく、交渉による解決を図れる知識レベルの高さ等を知り、日本を植民地として得られる利益とそのために必要となる資源を勘案して、日本を植民地とするのをあきらめたのです。
第二次大戦後も似たようなものです。
日本を支配下に置くよりも、うまく教育して自らアメリカの僕として働くようにしたほうが得策だと理解していたのです。
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この回答へのお礼

むやみに植民地にすればいいわけではなんですね。

お礼日時:2006/12/03 19:39

アメリカが乗っ取られるからです。



冷静に考えてくださいアメリカの人口2億人に対して日本1億です。
もし併合したら…1/3が日本人になってしまい、アメリカ最大の派閥は日本人になってしまうんです。そうなると合衆国は日本人の意向に従って動かねばならなくなってしまうんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
英仏の場合は、アジア、アフリカに多くの植民地をもってもそういう問題はなかったんでしょうか?

お礼日時:2006/12/03 19:41

1.2.番の方の言われる理由も有りますが、当時の日本には、イギリスやフランス、ロシアなども手を伸ばしており、アメリカだけが抜け駆けできる状況ではありませんでした。


また、アメリカから日本に軍を送る場合、大西洋からアフリカ廻りで軍を派遣せねばならず、兵站にも問題を抱えていました。
(カリホルニアは、メキシコから奪ったばかりで兵站基地としては機能していませんでした)
アメリカがフィリピンを植民地にしたのも、アメリカ軍がフィリピンに進出したのではなく、カリブ海でスペインを撃破し、スペインの植民地であるフィリピンを条約により手にいれただけです。

また、当時のアメリカは、中南米諸国をアメリカの属国化に勢力を使っており、イギリスやフランスに日本や中国の利権を独占されない事で満足する必要があったと思えます。
戊辰戦争などにアメリカがからんでこない事からも、そう推定してよいと思います。
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この回答へのお礼

当時西海岸がそういう状況だったのは知りませんでした。
そういう理由があったんですか?
スペインとはカリブ海で戦ってたんですか?
今までフィリピンで戦ってたと思ってました。
重要度が違ったわけですね。むしろ日本は遠すぎたんですね。
中南米がアメリカにとって力をいれるとこだったんですね。
ありがとうございます。
日本がアジア太平洋にせめていったのと同じですね。
英仏がアジアまできてましたが力点が違うと言うことですか。

お礼日時:2006/12/03 19:46

 幕末期のアメリカ合衆国は、まだ独立後100年程度で、イギリスなどと比較して、大した海軍力を持っていません。

そのアメリカが、大西洋から、わざわざ太平洋に進出する訳がありません。また、ペリー来航後、南北戦争が発生して、国内も混乱しています。アメリカが、力を持ち始めるのは、第1次世界大戦後です。
 また、幕末期の植民地ですが、インドでは、セポイの反乱などが発生し、一筋縄では行かなくなっています。
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植民地にするかどうかは、基本的には「費用対効果」となります。


征服のための費用と、植民地化したあとでの利益が出るかどうか?にかかってきます。
幕末:日本にはこれといった資源がなかった。しかも、アメリカは南北戦争で、外に兵力を出す余裕がなかった。
イギリス:インドでセポイの乱を押さえるのに必死
フランス:インドシナの方がメイン
ロシア:沿海州から満州へ
ということで、植民地化する優先度が低かった。
第二次世界大戦後:植民地にすることが流行らなくなった。
世界的に民族独立が常識になった時代に、わざわざ植民地にするのは、他の列強を納得させなければならない。仮説として、アメリカが日本を植民地にすると宣言すれば、ソ連は「じゃ、代わりに中国をくれよ、じゃないと、納得できないな」となります。<仮説の話ですが。
植民地にするよりも、間接統治した方が、コストがかからない。(実際に、国務省内では、天皇制を残した方が統治コストがかからないと主張し、実際に天皇制は残りました)

アメリカが海外植民地を必要とし出した20世紀の初めには、すでに地上に列強あるいは列強の支配下にない土地は、中国ぐらいのもの。その中国にも乗り遅れたので、「乗り遅れたオレのために、既得権を放棄しようよ!」と言ったのが、門戸開放という宣言です。門戸開放が実際に実施され、中国進出に関して、スタートのし直しが行われ、実際にアメリカが中国に植民地(あるいは、排他的利権)を取得したら、前言撤回したでしょう。実際には、華南はフランス、華中(揚子江流域)はイギリス、満州はロシア(から日本)と利権が獲得されており、手を離すわけがないので、進出できませんでした。
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アメリカ議会はペリー提督に交戦権を認めていません。


当然陸戦部隊もさほどいません。
当時はテキサスやカリフォルニアといった南部西部の領土確定の真っ最中です。現在のアメリカ合衆国はまさにペリー来航前後に形つくられたのです。
そして、その後アメリカは南北戦争という内戦に突入し、国力を消耗させていくことになります。
こんな状態で、極東の島国なんてどうするの?というが当時のアメリカ議会の感じだと思います。
また、ご指摘の通り、植民地の支配ということにアメリカ市民自体が積極的であったとは思えません。今でもそうですが、アメリカでは素朴な民主主義、植民地独立への共感というものが強いのです。
実際アフリカで2番目に古い独立国であるリベリアは19世紀前半にアメリカからの解放奴隷の帰還活動の中で独立した国です。上陸した人々は最初から独立国を作っています。
以後もアメリカは中南米を事実上自国の強い影響下においていきますが、植民地という形では取り扱っていないのです。
乱暴に自国の領土にする場合でも、ハワイやプエルトリコのように準州という形にするのが基本です。
ハワイを例に取ると、王国だったハワイで独立運動が起き、無血革命で「民主的」な独立国ができ、その後「その国民の希望」によりアメリカに併合されたということになるのです。
つまり、
>欧米列強は19世紀アジア、アフリカなどに植民地を広げていました。

といわれていますが、お考えの通り、これはヨーロッパ列強であってアメリカはそんなことはしていないのです。

また、客観的に見ても、既にインド、中国、インドネシアには当時のヨーロッパ列強が確固たる軍事拠点を作っています。実際下関での長州藩との戦いの際には数千名の陸上兵力を投入しています。
拠点の無いアメリカには参入する余地はそもそも無かったと思います。

フィリピンは植民地にしたのではなく、スペインと戦争した際に賠償金代わりに譲り受けたに過ぎません(もっといえば、スペインとの戦争中にスペインの植民地だったフィリピンにアメリカが攻撃をかけ、占領してしまったので、戦後スペインは再度植民地とするのではなくアメリカに割譲することを選んだのです。アメリカはこのときスペインにお金を払っています)。
すでに20世紀に入り、国家としての体制を整えたアメリカはこの植民地を経営しようとしますが、その後結局30年位で独立させることにします(独立を目の前にして日本に占領されることになり、結果独立は第2次大戦後までのびてしまいますが...)。

第2次大戦について言えば、アメリカ的視点から言えばあの戦いは全体主義(ファシストのイタリア、ナチスのドイツ、軍部独裁の日本)と民主主義、自国の領土で満足せず、外国に植民地を求めるならず者国家(ドイツはヨーロッパに領土的欲求を持ち、アジアアフリカでも植民地利権を求めていました。イタリアの植民地の要求にこたえるためロンメルは北アフリカで連合軍と戦っています。日本は中国に事実上の植民地満州を作っています。)とそれらの地域を庇護する正義の国家の戦いですから、日本を植民地にするという発想自体生じるわけがないのです。

アメリカはなんというか素朴で純粋だからこそ好戦的なのだということもできると思います。
つまり、みんなのためにいいことをするのだから必要なら武力も使う。
武力を使ってみんないい目を見たんだから、私が利益を得ても当然いいよねって感じの論理ですね。
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アメリカは植民地政策で苦慮するヨーロッパ列強をみて学んでいます。



貴方のお書きになっているほど単純ではないって事です。
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當時日本は鐵砲を持ってたから、そんなに簡單に植民地にはできません。


多くの犠牲を拂って植民地にしたところで大してメリットも無いし。
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あなたは日本人ですか?


日本人ならばそんなこと言っちゃいけません。
日本人の優秀さ、すばらしさが分かっていますか?
日本人はそんなに簡単に植民地支配を受けるようなやわな国じゃないし、貴方は否定するかもしれませんが、その当時の精神論は欧米を脅かすほど毅然としていたと思いますよ、現在の価値観で物事を考えちゃいけません。
太平洋戦争後のアメリカの対応がそれを物語っているじゃないですか、私たちのご先祖様に感謝し尊敬の心を持ってください。
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