
3階建を木造で建築中です。
私たち家族は、今、住んでいる賃貸マンションで、結露とカビに苦しめられ、私も酷いアレルギーになってしまったため、新築にあたっては、プランの段階から、カビない家、健康的な家とお願いしてきました。
予算が許す限り、建材は、ムク材を使用、床はムクのフローリング、壁も珪藻土です。
さて、質問は断熱のことです。昨日から、壁の断熱材(グラスウール)を入れはじめていて、ふと見ると、50ミリの薄いものをいれていました。(見積もりでは、100ミリとありました)また、床に断熱材を入れている様子がなく、確認したところ、床下には断熱材を入れないとのこと。(基礎はベタ基礎です)
壁の断熱材を薄くしたことや、床下に無いのは、いずれも、風通しのよいカビない家にするため、との説明。ちなみに壁の断熱材は、素人目にみてもキレイにいれてありました。また、床下には、杉板を隙間無く二重に張って、そのうえにコンパネ、ムクのフローリングになるので、そんなに寒くないと言うのです。
お願いしている工務店は、丁寧な仕事が地元で評判のところで信頼してお願いしましたが昔気質という感じで、どうも新しい工法など慣れていない印象を受けています。
今さらでお恥ずかしいですが、断熱材は、施工を誤るとかえって、結露やカビの温床になると聞き、不安になっています。多少寒くても、カビない家なら我慢しようと思えますが、寒いうえにカビだらけになったのでは、何の意味もありません。
棟梁は、50年はもつ家になると断言しているのですが、信じてよいものなのでしょうか?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
ちょっと大まかに説明すると
気密住宅にする計画なら躯体換気をし、基礎断熱し、床下断熱は不要で、壁の断熱材が薄くなるということはあります。
でも、気密住宅でないお家なら断熱材はないと隙間風の換気の家になってしまいます。
どちらでもカビの発生は防げますが後者は寒いです。
ムクの床材は長年のうちには木がやせてきて隙間ができます。その下地も合板でなくムクならば普通の造りだと長年のうちに隙間風が吹く可能性がありますよ。仕上げ材の乾燥状態などにもよりますがね。
たぶん気密住宅だと思いますが、いかがでしょう。
東京といえども普通のつくりで断熱材を入れないということはこの環境問題のおり、あまりお奨めできません。
それよりもまず、気をつけていただきたいのは、「見積もりと違う」ということです。
契約内容や、契約図面・仕様と違うところはきちっとチェックして、設計者に聞きましょう。基本的に契約違反です。
大工さんは施工のプロですが断熱のプロではありません。
確認申請書に書いてある設計者に聞いて下さい。
心配するのは、よく大工さんが断熱材、構造材、羽柄材(小物材)込みで工務店と坪いくら契約している時では、現場担当者がちゃんと指示をしないと図面などはたいして見ずにいつもの施工をしてしまったり、安く上げようと他の現場の残り材を使う方だっているということです。
そんなことではないことを祈りますが、断熱材の施工を誤ると壁体内結露が起こる可能性があるのは事実ですが、それを恐れて施工をしないのはちょっと極論のような気がします。
回答をいただき、ありがとうございました。恥ずかしい話しですが、工務店を信じ過ぎて、断熱については、まかせっきりにしてしまいました。木材とか、珪藻土とか、材料のことばかり気にしてしまって。確認しましたが、気密住宅ではありませんでした。今から、どうできるか判りませんが、設計の方も含め、近日中に、話し合うことになりました。
No.4
- 回答日時:
>。
昨日から、壁の断熱材(グラスウール)を入れはじめていて、ふと見ると、50ミリの薄いものをいれていました。(見積もりでは、100ミリとありました)東京でも50mmの断熱材では不十分です。
東京などのIV地域では、最低でもグラスウールは10kで60mm必要なので
75mm以上の製品を充填しなければなりません。
見積もりに記載されているのであれば100mmに変えてもらいましょう。
>床に断熱材を入れている様子がなく、確認したところ、床下には断熱材を入れないとのこと。(基礎はベタ基礎です)
基礎断熱の家の場合は基礎に断熱材を施工し床下空間を密閉しますので
床面に断熱材の施工はありません。
もし基礎断熱ではなく床断熱の仕様ならば床下面に断熱材が必要です。
ベタ基礎と断熱材の有無は関係ありません。
また、「木を何枚も重ねたから断熱材は必要ない」との回答は問題外です。
「風通しのよいカビない家にするため」に関しても素人騙しか
断熱を何も解っていない無知な人の回答です。
いくら東京でも発泡系断熱材30mmは必要ですし、
グラスウールの場合は最低でも32k42mmが必要です。
我が家も東京ですが発泡系断熱材90mmにしてやっと素足で歩ける状態です。
断熱や気密をしっかりしないと結露の危険が増えますが
しっかり施工しても温度・湿度管理が出来ない生活では結露もカビも発生します。
今までにも断熱や結露に関する回答が沢山ありますので
もう少し学ばれたほうが良いですね。
工事が進んでいるようなので早急な改善を要求しましょう。
回答をいただき、ありがとうございました。無知な自分を恥じております。基礎断熱ではありませんでした。このままでは、寒くてカビる家になりそうです。早急に解決のための話し合いをします。それまでに、頑張ってできるだけ勉強して、少しでも良い方向になるようにしたいと思います。
No.2
- 回答日時:
1.「通気止め」又は「気流止め」をしっかり施工しているか確認してください。
この施工を怠ると、夏は暑い家、冬はさむい家になります。2.また、断熱材と石膏ボード(内壁)の間には、防湿シートを正しく施工してもらってください。
これがしっかり出来ていれば、50年持つ家になり、また、健康な家が建てられます。
参考になるホームページを掲載しましたので勉強してください。
後悔しない家は、施主が自分で勉強しなければ、満足する家は建てられませんよ。(予算との兼ね合いになりますが・・・)
1と2は最低限確認及び施工状態を確認してください。
参考URL:http://www.mokusei-kukan.com/koudankouki.html
とても参考になるHPを教えていただき、ありがとうございました。本当に勉強不足で、情け無く思っています。今さらですが、できる限り、勉強して、後悔しないよう頑張りたいと思います。
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