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大仏と言ったときに通常思い起こすのは、パンチパーマで布を羽織った巨大な如来像かと思います。

しかし、辞書で大仏を調べると単に「大きな仏像」と書かれています。

そうしますと、巨大な地蔵や菩薩像・明王像など、大きな仏像一般を「大仏」と言って良いのでしょうか?
それとも、大仏といったら如来像だけに限られるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

はい



巨大な地蔵や菩薩像・明王像・弁財天など、大きな仏像一般を「大仏」と言っていいです。
大仏基準法なるものもありますが、大きい仏像はすべて大仏ですよ。

ちなみに『大辞林 第二版』に“仏”は
“仏・菩薩およびそれに準ずる優れた聖者・高僧”
と、あります。
つまり、巨大なお大師様やお祖師様の像も大仏ですね。

合 掌
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大仏というのは丈六仏


(立像で高さ1丈6尺=4.8m以上、
坐像で高さ2.4m以上)
よりも大きい仏像を指します。
これは釈迦の身長がそれだけあった
という言い伝えを基準にしています。
したがって本来は丈六仏は如来に限定されます。
(代表例:平等院の阿弥陀如来)
したがって大仏も本来は如来限定ではないかと思われます。

これ以上の大きさの仏像が
十一面観音などに多く見られますが、
一般的には大仏とは言いません。
(代表例:長谷寺の十一面観音:像高10m)

ただし、以上の区分は厳密ではなく、
単に大きい仏像を大仏と呼んでいる場合もあるようです。
まあ仏像自体、仏の像なのでもともと如来限定ですが、
広義に、菩薩、明王、天部を含むようになった概念ですね。

http://www.daibutu.jp/list.htm
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如来様が仏様という概念をもってました。


菩薩様も明王様も造像の対象で
仏像といえば如来様はもちろん菩薩様、明王様の像をイメージもできるのですが、
大仏といわれると東大寺で見られる大きな如来様の座像を想像します。

良いのか悪いのかといわれれば判りませんが、
大きな観音様の像をさして大仏様といわれても
正直、なんかちがうかなぁ・・・っていう感想を持ちますね。

すみません。一般人の感想です。
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曹洞宗の僧侶です。


一般に大仏とは丈六仏(約18メートル)のものを言うのですが、実際にはその半分の半丈六仏やそれ以下の大きさのものでも大仏と呼ばれています。現在では逆に数十メートル以上100メートルを超えるものもあり、特別に大きく作った仏は全て大仏と呼ばれているようです。
本来は如来像であることがふさわしいのでしょうが、建立した施主の意図や信仰されている仏様によって、菩薩であったり明王であったりすることもあるようです。
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