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来年春から、家庭菜園で野菜作りに挑戦してみようと思うのですが、畑を耕す時に、完熟堆肥・石灰・有機配合肥料を施す。と、良く見かけるのですが、石灰は酸性の土壌を中和するもので重要なのは分かりますが、
完熟堆肥と有機配合肥料の働きは何なのでしょうか?
完熟堆肥と有機配合肥料の変わりに、腐葉土で代用することは可能でしょうか?

A 回答 (5件)

完熟堆肥、有機配合肥料、腐葉土、は分けて考える必要があります。

完熟堆肥は。材料により性質や肥料分が違います。完熟堆肥は発酵が終わり熱が常温になったものを言います。普通多く売られているのが牛糞堆肥が多いと思います。牛糞堆肥は肥料分が少ないのが特徴です。窒素、燐酸、カリ、は1トン当たり約3キロ程度です。肥料としてより土壌の団粒化の促進で物理性の改良が主です。
鶏糞堆肥も多く売られていますが鶏糞は窒素とカリ分が多く肥料に近い働きをします。窒素とカリは約3パーセント含まれていますから元肥に使うと効果があります。有機分が少ないのであまり物理性の改良には適しません。豚糞堆肥も鶏糞堆肥に近い作用があります。他には馬糞堆肥がありますが堆肥としてはもっとも優れていますが量も少なく高価ですから中々使えません。堆肥も一度に入れるのではなく数年を掛けて土壌を改良してください。牛糞堆肥で1坪当たり10キロ程度に入れてください。一度に入れると肥料のバランスを崩します。
有機配合肥料は有機物を主体とした肥料です。土壌改良にはあまり効果がありません。性質は緩効性で効果が長く続きます。有機質の材料により動物質材料と植物質材料があります。植物質の材料は比較的速効性の窒素が多いです、植物質材料では油かすや脱脂こめぬかやだいず粕が多く配合されています。動物質材料では魚粉、肉粉、等が配合されています、初期の窒素分や燐酸、カリ分を保証するため燐酸肥料や硫安、硫酸カリ等の化学肥料が配合されています。有機分が多いので肥効が緩やか
で食味を向上させる効果があるとされます。動物質材料が多いほど高価です。追肥よりは元肥に適しています。肥料成分は化成肥料よりやや低いです。有機質材料だけでは窒素成分で5パーセントが限界ですからそれ以上肥料分の表示があるほど化学肥料が多く配合されています。
腐葉土は育苗やプランタ栽培に使いますが畑に入れるにはもったいないと思います。腐葉土は通気性がよく根づまりしないように使いますが
畑では他の堆肥で充分です。
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この回答へのお礼

詳しく説明ありがとうございます。

腐葉土は軽トラック一杯(300キロ?)で、2000円で買えるので安いかと思いますが、肥料にはならないのですね。

お礼日時:2006/12/14 20:03

#4です。



>畑にする所は、初めて畑にする荒れた山を開拓した土地です。

そうですか。そうすると肥料以前に土壌改良も考えないといけないかも知れませんね。自分も家庭菜園しかしたことがありませんが、1年ぐらいは土作りに費やす覚悟が必要かも。
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肥料の3大成分は窒素、リン酸、カリですが、もしその家庭菜園がすでに以前誰かが何かを栽培していた所でしたら、いわゆる微量栄養分が不足している可能性があります。

ですから、牛フンだの骨粉だの油かすだのではなくて、「家庭菜園の肥料」などの名前で売られている色々入った元肥用の肥料の方が無難です。

石灰は酸性を嫌う野菜以外にはそれほど必要ないと思いますし、以前その菜園を使用していた人がまいていた可能性もありますから、まくにしても少量でいいと思います。

もし人家がそばにあるような所なら、肥料の臭いにも気を使いましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

畑にする所は、初めて畑にする荒れた山を開拓した土地です。
雑草や雑木が栄養を吸い尽くしているかもしれませんね。
肥料を多めにやる方がいいのでしょうかね?

お礼日時:2006/12/14 20:58

腐葉土:肥料分はわずかですので施した量に見合った肥料効果はあまり


 でません。 主に土壌改良として利用します。

完熟堆肥:土壌に栄養分を補充することと土壌の活性化を促進します。
 元肥として利用します。

有機質肥料:主に追肥に利用します。 動物・植物を原材料とします。
 油カス・骨粉・鶏糞・牛糞・草木灰など。
 (同じように追肥として無機質肥料)

 *冬季は土を掘り起こして天日干しにするとよろしいです。この時期に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで土壌を作っておくと来年は立派な野菜ができるはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

春までに良い土作り頑張ります。

お礼日時:2006/12/14 20:05

 いずれも肥料(植物に窒素、燐酸、カリウムなどの栄養素?を補う)です。


 それぞれに成分構成が違いますから、他の肥料で足りないものを補ったりします。
 腐葉土でも代用可能ですが、元肥えとして使用するのではなかったかと思います。
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