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おもいつくまま、殷、周、秦、漢、晋、隋、唐、宋、元、明、清

周と隋、唐、宋、以外は、みな発音の最後が「ん」です。
しかも、唐は、現地語読みでは「タン」だそうですからやはり「ん」です。
ひょっとして、周、隋、宋も現地語読みでは「チョン」「ズン」「ソン」(テキトーですが)とか読むのでしょうか?
だとしたら、王朝名は「ン」で終わるという決め事があったのでしょうか?

A 回答 (6件)

まず、音として残っているのは、周以降のようです。


王朝名としては、地名から来ているモノと、思想から来ているモノがあります。この両者で決め事があったか?あったとしたらどうしてか?に関しての判断が変わります。
まず思想から来ているものは、大元、大明、大清。
推測するに発音する、指せる時に気持ちいい音にするはずです。命名者は。-nが中国人として気持ちのいい音なのではないでしょうか。

地名から来ているモノ、これは偶発性が生まれるので、それなりの考察が必要。
秦:多数あった地名から来ている国から、たまたま勝ち残ったのが秦。
春秋時代の地名由来の諸国:秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓(戦国の七雄)そのほかに、宋、衞、魯、杞、陳、蔡などなど
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E7%A7%8B% …
上記にあげられている春秋の国と戦国の国を足すと
確率的には 6÷20= 30%
漢:劉邦がたまたま、漢中に封ぜられ、漢王となのったところから。
魏、呉、漢(蜀漢):前者二つは地名から、蜀は正式には漢の後裔として漢を名乗る。
晋:地名
宋、斉、梁、:地名(南北朝)
陳:これだけが珍しく人名から(南北朝)
隋、唐:地名
宋:地名
遼:地名
春秋時代のものに新規の地名を足すと
6÷25=24%
===
中原を支配したという意味では
(秦 漢 晋)÷(秦 漢 晋 隋 唐 宋)=50%ですが、この程度のサンプル数では、統計的な妥当性は言えない。

中国の地名で若干 -nが 多く、偶然 -nで終わる国名が勝ち残ったというのが妥当な推測であると思います。
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この回答へのお礼

> 中国の地名で若干 -nが 多く、偶然 -nで終わる国名が勝ち残ったというのが妥当な推測であると思います。

中国の地名で-nが多ければ、-nで終わる国名が多くなる道理ですね。有難うございます。

お礼日時:2007/01/08 15:29

ちなみに中国語にふれている人間からすると


-n -ng は北京語にかぎらず地名に頻発しますので、決め事というわけでもない気もします。

Hong kong, Shang-hai, Taiwan, Taoyuan, Tian-jin(天津), Peking(北京 Beijingは戦後に直された呼び方),Si-chuan(四川), Canton(広東)
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この回答へのお礼

> -n -ng は北京語にかぎらず地名に頻発しますので

なるほど、それなら国名もそうなって当然ですね。
有難うございました。

お礼日時:2007/01/08 15:32

九州や台湾に近い福建省の福建語や、南部の広東語は、古中国語の残存がみられるといわれます。


日本にきた大陸人も歴史書などをみると、北方中国人ではなく、当初福建あたりの人が沖縄や九州にはいったといわれています。

福建語は広義であるので、現在その音をのこすのはミン南語ともいわれる台湾の地元語ですが、合わせて広東語も見ると

周(台湾語chiu:広東語jau:現在の北京語ではzhou|以下同) 現在のとは、50年代以降共産党主導で手が入った言葉だからです
隋(sui:cheui:sui)
唐(tong:tong:tang)
宋(song:sung:song)

です。
ちなにに、古中国語の残存がみられる証拠は、邪馬台国の音がこれらで表わすと、日本の歴史を書いた本にある読み方にちかいところからも想像ができます。

邪馬台(台湾語 ia ma tai:広東語 ye ma toi )
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/08 15:30

殷、周、秦、漢、三国、晋、     南北朝、隋、唐、五代、


いん.しゅう.しん.かん.さんごく.しん.なんぼくちょう.ずい.とう.ごだい
宋、元、明、清、中華民国、     中華人民共和国
そう.げん.みん.しん.ちゅうかみんこく.ちゅうかじんみんきょうわこく
「ン」の発生率は、7/16 = 44%で、過半数に達していません。
三国時代、南北朝や五代の詳細は検証してありませんが、かなりの率です。
特に、規則はないと思うのですが、ハミングのような音が続きます。

そこで、この音感を利用して、王朝名を、非常に調子よく覚えることが
出来ると言われています。「鉄道唱歌」などの調子よい歌のメロディー
にのせて、覚える方法が活用されています。

以上
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ただ、ご指摘の7/16には異議があります。まず、中華民国、中華人民共和国は王朝ではありません。
三国も五代も数であって国名ではないですよね。
しかも、分子の7には、調べた結果、中国語でタンと読む唐(Tang Dynasty)とソンと読む宋(Song Dynasty)が入っていません。
これらを入れると、
(7+2)/(16-4)=9/12で75%です。

さらに五代の内訳である後梁、後唐、 後晋、後漢、後周は実に4/5が「ん」!
以上勘案すると、(9+4)/(12+5)=13/17=76.47% となり、驚異的な出現率ではないでしょうか。

お礼日時:2006/12/22 16:45

確かに「ン」で終わっている国名が多いですね。


 しかし、古代の中国がどのような発音であったか、実はよくわからんらしいですね。
 唐は唐時代の中国では「タウ」または「トウ」と発音していたと思います。現在日本で使われている漢字の音読みは、大部分は唐の時代に日本に伝わり、その読み方は日本ではほとんど変わっていません。だから中国での当時の読み方は「タウ」「トウ」でしょうね。
 中国古くて大きい国で、歴代の王朝には、元や清などのような明らかな異民族王朝があり、そのほかの中国民族と思われる王朝や国でも、当時はそれぞれ人種的にも使う言葉もかなり違っていたと思われます。
 そして時代によって、コロコロと入れ替わるわけですから、どの時代にどのような発音をしていたか正確に調べるのは難しいでしょうね。
 まあ、それぞれの王朝は、代々根っこの出身地は東西南北みなバラバラと考えていいですから、それぞれの王朝にとって縁起のいい国名にしたんだと思います。「ン」で統一するってことはなかったとおもいますねー。
 ただ中国の現代の発音は、唐代に比べ「ン」で終わるのが増えているような感じはしますね。
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偶然だと思います。


中国語の単漢字は、そういう発音のものが多いということではないでしょうか。
あげられた例の中でも、漢や元は「n」で終わりますが、明や清は「ng」で終わるので、別物です。
三国時代の王朝(魏・呉・蜀)は全部違いますし。
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