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ハワイの地図を眺めていて思ったことですが…。

ハワイ語には「日本語と同様、子音の後に必ず母音が付く」「Wai“kiki”Hawa“ii”のように同じ発音が2つ続く」という特徴が有るように思えました。何か、南国に相応しい、ゆったりとした印象を覚えます。
私の持った感想は客観的に見て正しいのでしょうか?だとしたら、ハワイ語には何故そのような特徴が有るのでしょうか?専門的に分かる方は詳しく教えて下さい。

A 回答 (2件)

では、次のような語が続く言語はどうでしょう。

カナは厳密な音表記ではありませんが。。。
 「アアドオオ バアア ナヒドオオニ キンタゴオオ ダアア」
なんとなくのびのびと聞こえませんか。

実はこれはアメリカインディアンの種族の一つナバホ人のナバホ語のテキストです。英語版Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Navajo_language からとりました。ポリネシア系でも南国でもありませんね。

では、ローマ字で書くと、つぎのような単語がある言語は?
Kawai kawaii na. Ha wa ii sooda.
これは、「河合、かわいいな。歯はいいそうだ」といっているのです。

ということで、質問者の方の感覚は、あらかじめ「ハワイ」とわかっていることに影響されていると思います。
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>日本語と同様、子音の後に必ず母音が付く



その通りです。ハワイ語などポリネシア諸語はすべて原則として子音+母音で音節を作ります。

なお、日本語の音節は時に子音で終わります。
勝った /kat.ta/
ありません /a.ri.ma.sen/


>同じ発音が2つ続く

重複(Redupication)といいます。同じ語を繰り返して、活用させたり新しい語を作る方法です。たとえば、
mana 「枝」→ manamana 「小枝」
Waikiki "shooting water"
   ← wai "water" + kiki "to shoot" ( ← ki "to shoot")


>ハワイ語には何故そのような特徴が有るのでしょうか?

音節が「子音+母音」だというのはすべての言語の基本なので、とくにハワイ語ならでは、というわけではありません。他の言語ではこの音節構造を拡張して、「子音+子音+母音」だとか、「子音+母音+子音」というような構造も組み込むことが多いのですが。

「重複」についても、東南アジアのみならず、世界中の言語で見られる現象なので、これもとくにハワイ語の特徴というわけではありません。それにハワイ語の活用などでは「重複」だけではなく、母音をのばしたり、接頭辞をつけたり、といった、それこそ他の言語にもある方法を活用しています。

というわけで、「ハワイ語に何故そのような特徴が有る」のか、といえば、人間の言語だから、としか言いようがありません。


>南国に相応しい、ゆったりとした印象を覚えます。

関西弁は共通語よりも「子音の後に必ず母音が付く」という特徴がありますし、もちろん「重複」もあります。
「あれ、チャウチャウちゃう?」
「ちゃうちゃう、チャウチャウちゃう」
(重複は最初の「ちゃうちゃう」で、否定の強調という機能を果たしています)

「南国に相応しい、ゆったりとした印象を」もたれますでしょうか?
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