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今、私は19歳で関東の理系4年制大学の一年の男です。
音楽歴は4歳~小1までピアノ、小1~現在バイオリン
をやっていて、今はバイオリンと指揮法のレッスンを受けています。
高校生だった頃にも深く悩んだ上両親の反対もあり音楽への道に進むことを諦め、今の大学に進んできているのですが、約一年間学校で学んでいて、最近自分の進路を見失っています。
自分の中では音楽への道を諦め切れていなく、今からでも間に合うのなら、中退し1~2浪を覚悟で指揮科に進みたいと思っているのですが、どうしても後の事を考えると一人で決意しきれません。

もちろん音楽へ進んだあとの将来の道は険しいというのも、芸大に入るのも生半可な気持ちでは無理だとわかっています。
ですが、このまま大学を続けていって後悔するのも嫌なのです。

皆さんの意見を聞かせてください。お願いします。

A 回答 (8件)

 新たな思いが湧きましたので、追記します。

忘れないうちに。何度も書く不遜な面がありましたらみなさまおゆるしください。

 私は、無責任にも、あなたは目指すに足る人だと思います。あなたのような人こそが音楽の奥深さを追究していける根性の持ち主、誠実な人だと思うからです。先に述べたことは、自分と他者の過去を想像し、自分が持っていた青二才の頃を恥じる意味で警鐘としてあなたの未熟さをわざと想定させて書きました。

 相当苦しい境遇もありうる;このことは単に芸術では喰えないという意味以上の真実があるのです。それはどのように頑張って一流の洗礼を得て踏み出しても、芸術を世の中で問うて行くのは芸術の奥深さがゆえに並大抵ではなく、かつ万人が芸術に造詣が深い世の中でもないことから、需要の面で誰でもプロになり得て一線で活躍できることが「四六時中継続できる訳ではない」という意味なのです。音楽は確かに凄さや洗練の極致、感動を与える力を持っているものの、一過性で実態の見えないものです。そして誰にとっても解釈・受け留め方は異なるものです。だから、あなたの人間性・人間的魅力が最終的には伝わるもので、そこで勝負が決まっていき、積年の活動に結びついて行くというものなのです。そういう道程(自分との、また世間の中)における戦いという意味で、自立しにくい苦境が予想されるという意味なのです。当然なことですね。でもあなたはそれに向かって行ける若者だと信じたい。

 それと、師が藝大に多数送り出している実績があることと、あなたがそれで安泰なことは違います。師から情報と示唆、要点と技は教えられても、自分がどうそれを習得できるかは異なっていて、自分を知る分析と実際にとことんする物理的時間をかけることが必要です。つまり、いろいろ知って理想が嵩じるだけでもダメだし、自分の限界を乗り越える習得に必要な要領を「実感として得ないと(体得できないと)ダメ」なのです。結局捨て金にならないよう、あなたは「自分を知り抜いて」ください。
 あなたなら軽いハードルかもしれませんが、現実問題として文句ない共通テスト成績も念押ししたい。再生への道に賭けるあなたは、そこまでの決意でぬかりないことがあり過ぎることはありません。すべての点でクリアできるレベルを考えてください。専門がすべてと言っても過言でない学府ですが、それでもあなたは両方に完璧な準備が求められる人なのです。そして、そうした頭脳の冴えや感受性、包容力のようなオーラを表出する青年として受験に望むなら、きっとあなたは勝ち抜けると思います。
何をもクリアできる素養と人徳、人格、冷静な覇気、未熟の残る実技レベルの中にもそういう可能性が感じられる者を師は見抜くだろうと思います。門弟云々に拘らず、誰が見ても捨て難い・自分の門下に欲しいと思わせる受験生を目指してください。そしてそれこそが、継続的に専門家としてやって行ける将来への器量でもあるのです。それを心がける努力の人に未来への不安は必要ないでしょう。

 この最重要な思慮の上で、先の私の意見を再度読み直してください。現実に「達していなければ藝大が認めないレベル」が在るからです。そのレベルがすなわち競争に勝つ受験の合格最低条件だと思います。
 藝大は(名誉欲という意味ではなく)自分次第で音楽の真髄に触れてあらゆるジャンルの努力人・才能人と出会える「認識されている名前だけはある」素晴らしい学窓です。
 どうか頑張ってください。あなたの意欲と決意そして「感性」に賭けて欲しいと両親に懇願してみるべきです。ある条件を出されてもそれには頷いて(今自信がなくても)誓えばいいでしょう。

偉そうに書いてすみません。指揮者たる音楽性は、謙虚さの上に立った心意気ある誠実な人格と意欲・真摯(その意欲こそがカリスマ性をも生むことになる)に宿ることを念押しして、悲願が達成されるように祈っています。懼れずに模索+挑戦してください。

 
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 今のあなたの迷いと後悔は志望動機として十分です。

親身な御回答が並んでいるので、検討事項は整理できるかと存じます。
その上で思うことは以下のことです。重複はおゆるしくださいね。

 まず、藝大・音大に入ることと、その後の人生を喜びに満ちて過ごせるかという現実問題はいかに自分次第であっても大きく溝があります。そのことを今脳裏に置いておく必要があります。どのような専門であっても、あなたがこのまま理系で大学を卒業し、どこかにご就職できた暁の境遇とは比較にならないほどの経済的状況と苦心が訪れると思いましょう。その覚悟まで想像できなければ、あなたの熱望も評価できません。つまり、「リアルな覚悟」に尽きると思います。
あなたが幼少から抜きん出た才覚で音楽の道を脇目もふらずに走って来られたのなら、そしてそれなりに自分の能力も実感できる音楽の修行道を歩まれて来られたのなら話はまた別です。

それから、あなたは怯えたり逡巡する必要はありませんが、以下の諸点を確認し、具体的にどう時間設定をして目指せるかをチェックしましょう。
(1)指揮者に求められる最低限の楽器実技能力、音楽知識(興味に沿う情報収集)、音楽聴解力と和声も含めた記譜能力の研鑽を怠ってないか。余りにも無で在り過ぎないか。
(2)入試課題と倍率を詳細に解っているか。漠然さはないか。
(3)自分の状況と研鑽に自己流の判断による無知+甘さはないか。
(4)入学のみならず、いかなる時節にも浪人できる家庭環境にあるか、或いは自分で音楽に集中できる環境・場が得られるか。

といった面です。それから、最も重要な点は、上記(3)に関して、指揮者に求められる人間性と素養までを見据えて、自分の人柄や他者との関わりの器量・素質までを(これは漠然とでも)判っているのかどうかです。指揮者はなりたいだけでなれる音楽家では特にありません。信頼も信望も憧憬も持たれるバイタリティ溢れる人間性が実現されていかねばならないのです。たとえ進学できて、院まで修了できてもただそれだけで埋没する可能性も大いに在ります。
 ともかくはあなたは入試の実際面でのリサーチをし過ぎることはなく、そして信じ抜く以前に指導者を選び抜く必要もあるし、自分の実技能力と基礎知識・ソルフェージュの渉猟具合と道程も徹底して把握していなければなりません。指導者を選び抜くということは金銭面の用意も普通以上のものを工面できるのかどうかまで意味します。
 私は頑張って欲しいけれど、あなた如きの人間は既に大勢居て、あなたの想像を越える研鑽をしている学徒が数多居ることは念押ししておきたいと思います。堅苦しく書いてお赦しくださいね。
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この回答へのお礼

とても参考になる回答をありがとうございます。
自分のなかでは、芸大の指揮科を目指すにあたって、ソルフェージュ、和声、副科ピアノについてはこれまでに芸大合格者を出されている先生につくことができました。

わかっていた事ですが、実際にいろいろな人に話を聞いているのですが、音楽で食べていくということはやはりとても大変な事のようです。ですが、自分は音楽の道を目指そうと思います。

周りの音楽をしている人の話を聞いたりして、自分が今在籍している学校を辞め、芸大を目指す意志は固まりました。
そして、月末に実家に帰ったときに親と向き合って話しをするつもりです。

お礼日時:2007/01/20 04:21

私は今高校生でトロンボーン専攻で東京藝術大学を目指しております。


指揮と器楽は多少違うとは思いますが、一応ソルフェージュ・ピアノなどは、一流の先生方に教わっておりますので、そこで聞いた話をお話したいと思います。東京藝術大学を目指し実際に入学している方のほとんどが、本当に芸大に入るべく芸大に入るための勉強というような感じで、とても厳しい道のりを乗り越えた方々です。指揮科も確か定員は2人ですし、受験をする方のなかには浪人生の方もたくさんいらっしゃいます・・・。ただ音楽がしたいのか、それともただ音大に入りたいのか、それともそこまでして東京藝術大学にこだわるのか?という問いを前に先生にされたことがあります。芸大出身ではなく他の音大からもいまや世界で活躍している方々はいますし、これという理由がないのであれば芸大ではなく他の音大に特待生で入るぐらいの勢いでしっかりと学ぶ方が良いのではないかと思います。また、芸大を目指すのであれば今ついている先生に自分を芸大にいれられるか、今まで何人の人を芸大にいれてきたのかも質問する必要があると思います。なぜなら、芸大に入るならばそれなりの先生につかなければ厳しいからです。私は何度も挫折を考えましたが、自分のやりたい事はこんなにつらいことをしてまでもやりたい事なのだと確信が持てたので何とか頑張っております。偉そうなことを言ってしまい申し訳ありません。ただ私は同じ音楽の道に進もうとしている一人の人間として芸大を目指す人間として自分の思いを書きました。
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芸大というのは、東京芸術大学をさしているのでしょうか?


それとも、一般的に芸術大学・音楽大学でよろしいのでしょうか?
それによってすごく違います。
もし、東京芸大の指揮科にどうしても行きたいということならば、入学はかなり難しいですよ。
東京芸大ならば浪人すれば受かるという確実性も少なくなりますから、今の大学を辞めて受験一本に絞るよりも、大学に行きながら、卒業時期の3年後に合格を目指して先生に指導してもらうようにお願いするのはどうでしょうか。
大学を中退してしまうと、あなたもご両親も不安な気持ちになるでしょうし、周囲の目も冷たくなってしまうと思います。もし何年やっても東京芸大に受からないと、中退したことを悔いることでしょう。
東京芸大目指して多浪しても受からない人は多いのですよ。
東京芸大でなくてもどこでもかまわないというなら、どうしても音楽の世界に進みたいならば踏み切ってみるのも一つの道ですが・・・今の大学はやめずに卒業と同じに音大に進学するのがよいのではないかと私は思います。
小澤征爾さんは桐朋の短大出身ですし、佐渡裕さんは京都市立芸大のフルート科出身ですので、世界的指揮者になるのに必ずしも日本の学歴は関係無いみたいですね。
ただ、東京芸大を卒業すると、その後がとても楽に行く場合が多いのも確かです。
オーケストラ付きの指揮者になれなくても、大学の指揮科の講師や教授になるには東京芸大卒であればスムーズになれるかもしれません。
音大に行かずに個人レッスンで指揮の勉強を続けた場合、どこかのオーケストラの指揮者になれた場合にはいいですが、正式に教師に採用される確率はとても低くなりますね。
ご両親の反対は、今後の就職や収入のことだけでしょうか?
指揮の勉強をやることには反対ではないならば、今の大学をきちんと卒業して、取れる資格は全部とって、いざとなっても生きていける道筋をつけておいてから指揮科に進学すればご両親も少しは安心されるのではないでしょうか。
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本当の意味で音楽家になるのには、音楽大学などを出る必要は必ずしも絶対条件ではありません。

過去N響のコンサートマスターでおられた
岩淵龍太郎さんは音楽学校ではなく東京帝大?卒です。その他、千住さんは慶応そつぎょうですね。その他、作曲家などにも東大、京大などなど色々です。
私の兄弟は3人音楽を専攻し、1人は作曲、1人はチェロ、後の1人は音楽教育といことで、作曲を出たものは長年音楽専門の公立高校で音楽理論の教員、チェロ専攻の者は大学院卒業後ヨーロッパのオーケストラで30年以上やっております(N響には断られたようですが、かえってそれが」良かったようですね。)。
日本人の指揮者はヨーロッパで結構活躍されているようですね。もし、本気で音楽の道へ進むことを望まれ、専門にやられることに迷いがなければ、経済面でOKが得られたら、おやりになりたいことをやられることをお勧めします。あなたの現在付いておられる先生はあなたの音楽家としての可能性を如何のように評価されておられますか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いろいろと参考になります。芸大へ進むかは実家の親とよく話し合って考えたいです。
ただ、自分が将来、音楽の道へすすみたいということをはっきりと伝えてみます。

お礼日時:2007/01/10 13:48

はじめまして。

私はただの主婦ですが、私自身の兄弟が、
小さい頃から進路について迷いながら生きてきたのを見ていたので
他人事とは思えず、書き込ませて頂きます。

兄弟と私は小さな頃から音楽をかなり専門的に勉強してきました。
兄はピアノから弦楽器に傾倒し、せっかく一流大学と言われる
進学校に入学してたにもかかわらず、海外のコンクールに出るために、
さらに一流の先生に師事しなければならないため、莫大な費用が
かかったため、結局、音楽大学への道はあきらめました。

私が小さな頃は(私は現在40歳代です)、
「男が音楽の道に進んでも、家族を養えるだけは、稼げない。
だから男は有名大学への進学をめざし、音楽は趣味にとどめる。
女は、いざとなれば、主婦になればいいのだから、
音楽大学への進学をしてもOK」というようなことをよく言われました。

しかし、私には、それだけの音楽的才能はなかったため、
勉強の方をとり(それでも大学卒業までは音楽を趣味で続けました)
有名な大学、大手企業に就職、という道を選びました。

弟は、小さな頃から、兄と姉を見てきたのと、
音楽的な方が優っていたため、やはり進学校にいましたが、
本当に無理をして、音大受験をしました。
普段師事している先生以外に、その大学に強い先生にも師事しなければ
ならないため、莫大なお金がかかりました。
それだけ苦労して、現役で音大に進んだものの、
同級生は、皆、お金持ちの子女ばかり。
本当に才能ある、と思われる人でも、音楽に関係する仕事にはなかなか
ありつけず、苦労されていました。
一番、可能性があるのが、音楽系の教師になること。
これも少子化の今は、就職難ではないでしょうか。
「あの人は才能ある、容姿にも恵まれている、プロになるべき」と
思っていた人も、結局、その道では食べて行けるほどにはなりませんでした。
楽器店就職すら難しかったようです。
オケは、誰かが引退するまで、メンバーのあきがないため
何年もアルバイト生活であきを待つ状態でした。

弟の場合は、ラッキーで在学中に、指揮者採用の話があったため、
(低学年のうちの話で、学長がら呼ばれ、即決を迫られた)
それもとても特殊なケースで次は、弟が引退する20年先?までない話だと思います。

以上のことを考えると、今、理系の大学にせっかく進学されていらっしゃるならば、そのまま、きちんと卒業して、在学中に海外のコンクールなどで実績をつまれるのが良いように思います。
卒業後、理系のキャリアを作ってから、短期の海外留学をしてみてはいかがでしょうか?日本で指揮者の職の空きは本当に少ないと思います。

今ある情熱を、卒業後、どんな風に生かしたいのか、
それを明確にしながら、今、やるべきことを選んでいけばよいと思います。

ちなみに、天才バイオリニストで有名な五嶋龍さんは、音楽大学ではなく、
ハーバード大学の物理学(だったと記憶しています)を選ばれました。
大学では自分にあった分野を勉強し、音楽はそれとは別に勉強することも可能だと思います。
アドバイスになってなかったらすみません。
がんばって下さいね。
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はじめまして。


せっかく、入学したのに進路を迷われているようですが、芸大に入るには自分の努力も必要ですが、浪人するにしてもその間の費用や、入学後は学費意外にレッスン費・コンサートチケット代など沢山経費がかかりますが、芸大受験に反対されたご家族に援助してもらえそうですか?

今、指揮法も勉強されているようですし、アルバイトをしながらこのまま卒業されて自分でお金を貯めてから、芸大なり留学するなどの道を進まれてはと思います。
また指揮には今からオーケストラなどに参加してアンサンブルを経験されておくと勉強になりますので、バイオリンでアマチュアオーケストラに入団するのも今後の音楽経験の為には良いかと思います。

指揮者には、音大以外の大学で学生時代に学生オケの指揮から始められて有名な方も沢山おられますよ。

芸大に固執しなくても、今の環境でできる最大限の努力をすることで指揮者に関してはできることが沢山ありますよ。
指揮者で達成するには20年は必要ですし、人間関係も充実させて信頼されるような器になることも必要です。
今の勉強も頑張って両立させて下さいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
金銭的な問題ですが、親と話し合うことになると思いますが、自分の意志を話そうと思います。

自分もアルバイトをして資金を貯めているのですが一人暮らしをしているので親にかかる負担が大きいのではと少し心配しています。
また、マンションなので実家に帰らないとピアノを弾くことができないから、中退し芸大を目指したいとおもっています。

お礼日時:2007/01/10 13:45

以下私の個人的意見です。


ご自分の音楽的才能についてどれくらい自信を持っているのですか?
私はあなたのことを何も知りません。しかし、
両親の反対にあい、一度あきらめた。
今も自分自身で決定できずにここで他人の意見を聞いている。
という二つの事実から見て、やめておいた方がいいと思います。
一流の指揮者になるような人は、親に反対されようが他人が何を言おうが、
自分の才能を信じて、その道に向かって突き進んでいくような、そんな人だと思いますので。
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