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小6のADHDの息子が居ます。
学校の先生から「卒業文集の作文、彼だけ提出していません。」と言われて、慌てて仕事先から家に電話をして”完成させて提出用意をするよう”電話しました。
その回数計五回です。
その度ごとに「ああ、もうやったよ。」とか、「原稿用紙はランドセルに入れたよ。」などと言うのですが、家に帰ってみると、何もやっていませんでした。
「電話の内容は切ったとたんに忘れるから僕はダメなんだ。」というのですが、ADHD児の場合本当でしょうか。
それとも、何かテレビを見ていたか漫画を読んでいたか、ゲームをしていたかで気をとられて、忘れてしまっているのでしょうか?(テレビもマンガもゲームも、留守の時は一応禁止ですが・・・。)
こういったことはよくあります。「○○って、弟に言っておいて。」と電話しても、伝わったためしがありません。

A 回答 (4件)

今年小学6年になる精神発達障害の娘がおります。



ADHD児特有かどうか?は分かりませんが、発達障害児の多くは、「知識」や「経験」が脳の中で上手く「結びつかない」ので、様々な「予測」をすることが困難です。

その為に、「重要なこと」と「そうでない事」、「必要な事(モノ)」と「不必要な事(モノ)」の判断をする事が出来ませんので、「当然やっていなくてはいけない事」も率先してやれませんし、「頼んだ事」も興味がなければ放ったらかしです(^_^;)

ただ、「電話の内容は切ったとたんに忘れるから僕はダメなんだ。」というのは、子供特有の「言い訳」のように感じます。なぜなら、「ああ、もうやったよ。」「原稿用紙はランドセルに入れたよ。」という「ウソをつく」だけの「知能」があるからです。

「ウソをつく」というのは、実はとても「高度な技術」らしいですよ(苦笑)。

ただ、発達障害児ならでは?と言うか「すぐバレるウソを平気でつく」のが悩みなのですが(-_-;)

息子さんの「ああ、もうやったよ。」「原稿用紙はランドセルに入れたよ。」も、確認すればすぐバレるウソですよね?

「「○○って、弟に言っておいて。」と電話しても、伝わったためしがありません。」という事ですが、発達障害児にそこまでの事を求めるのはムリだと感じます。我が家の娘にもムリです。

その場で「今、言ってきて」とか、「今、●●買ってきて」程度のお使いはできますが、それも「今」というのが前提で、「後で」というのは覚えていられません。

数日後に思い出したり、酷いときには思い出しもしません。忘れても数時間で思い出せれば「凄い!!」と感心するレベルです(^_^;) ヤレヤレ。

但し、大人になっても、ずっと今のままではないと思います。

他の子に比べれば成長はゆるやかですが、自分自身で「どうして忘れっぽいんだろう?」「やらなきゃいけない事が出来ないんだろう?」と感じられる精神年齢に達した時に改善策を講じ、それが定着すれば普段の生活に支障がない程度にはなるハズです。

(我が家の45才の義兄は自閉圏の発達障害者だと思われますが、ちゃんと働いていますし、普段の生活に支障はありませんから)。

今は「どうしてこんな事が分からないの?」「どうしてこんな事が出来ないの?」と、イライラする事も多い時期かと思いますが(私がそうです(^^ゞ)、子供をどうにかするよりも、自分がイライラしないで済む対策を講じることの方がずっと建設的だと感じています。

「学校の先生から「卒業文集の作文、彼だけ提出していません。」と言われて、慌てて仕事先から家に電話をして”完成させて提出用意をするよう”電話しました。」

という、「自分任せは、ムリ」だという事が分かっているのですから、「帰宅してから催促しなおして、やらせる」なり、「一緒にやるなり」の工夫をされると良いのではないでしょうか?

我が家には娘の下に5才の息子(健常児)がいるのですが、その弟の方が、「お姉ちゃん宿題は?」「お姉ちゃんお手伝いは?」と、私の変わりに催促してくれたりしています(困ったものです)(笑)。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
やっぱり、「できるはず」と思っていたことが「無理なこと」なのがわかりました。
それならそれであきらめもつきました。
小6だから、この程度はやれてあたりまえ、のことができずに「この先彼はどうやって生きていくのだろう、中学に入って私も介入できなくなるだろうし、どうしよう!」とイライラしてしまっているのが現実です。
>>他の子に比べれば成長はゆるやかですが、自分自身で「どうして忘れっぽいんだろう?」「やらなきゃいけない事が出来ないんだろう?」と感じられる精神年齢に達した時に改善策を講じ、それが定着すれば普段の生活に支障がない程度にはなるハズです。
>私は、そろそろこの自覚が芽生えるのでは、と期待しているのですが、もう少しのんびり構えてみようとおもいます。

お礼日時:2007/01/12 14:36

「個性」という認識をお持ちになるべきだと思います。



発達障害については、まだ殆ど何もわかっておりません。
最近になってようやく<発達障害>という概念が専門家によって認知され始めたという段階です。

ところで、過去から現在におけるADHD著名人をご存知ですか?
数え切れないほどおりますが、特に有名な人ではエジソン、モーツアルト、アインシュタイン、ベンジャミン・フランクリン、坂本竜馬・・。
アインシュタインなどはアスペルガーだったとすら言われているし、アスペルガーといえばマイクロソフトのビル・ゲイツが特に有名。
さらにウォルト・ディズニー、黒柳徹子、長嶋茂雄、アーネスト・ヘミングウェイ、レオナルド・ダ・ビンチ・・。
俳優のトム・クルーズなども発達障害のひとつの「ディスレクシア」らしいですね。
(私の妻はディスレクシアです。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3% …

確実に言えることですが、息子さんは<天才>なんですよ。
お母様としては<天才>を生んでしまったわけですから、ここはひとつ<天才は(日常的なことについては)凡人とはちょっと違う>と認識され、日常のちょっとしたトラブルについては鷹揚に構えるべきだと思います。

凡人たるお母様や(学校の)先生などは、どう足掻いても天才たる息子さんを理解するなど不可能です。
ここはゆったりと、いずれ大輪の花を咲かせる息子さんを温かく見守ってあげて下さい。
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この回答へのお礼

よーくわかっているつもりですが、日常の細かいことに追われてつい遠くにやっていました。
そうですね、”天才”ですよね。
ありがとうございました。
小1の時の先生に
「大物、大物!」と何度も褒めて(慰めて)いただいたことを思い出しました。
一歩ひいてのんびり天才の鑑賞でもしましょう!

お礼日時:2007/01/12 14:39

ADHDの当事者です。


私の場合はアスペルガーも持ち合わせているので少し違うかも知れませんが、

>その度ごとに「ああ、もうやったよ。」とか、「原稿用紙はランドセルに入れたよ。」などと言うのですが、家に帰ってみると、何もやっていませんでした。

代わりに謝りたくなる程に、全く同じ事を言っていました。

この時、確かに反省はしています。
ですが やりたい事を制御できないないので”すべき事を放置して、やりたい事優先”にしてしまっています。
反省はしているので、やる意思はあるのです。
「ああ、もうやったよ。」→(お母さんが帰ってくるまでにやればイイや)
「原稿用紙はランドセルに入れたよ。」→(お母さんが帰ってくるまでにランドセルに入れればイイや)
最終的な辻褄あわせができればイイや。

そんな風に考えていました。


確かに電話の内容を忘れる事はあります。
目新しい物に気付いた時に記憶の上書きがされる感覚です。

でも、綺麗さっぱり忘れ去る訳ではありませんよ。

>「電話の内容は切ったとたんに忘れるから僕はダメなんだ。」
言い訳だと思います。
原因はADHD故のやりたい事を制御できない事に間違い無いと思いますよ。
ただ、これが原因とは本人も自覚できていないと思うので、出来ていない理由を話す為に言い訳するのだと思います。

テレビ・漫画等も一切禁止するのではなくて少し解禁してあげませんか?
そして、問い詰めるんじゃなくて
「テレビも漫画も見たいよね。30分だけ○○したら見よっか。」
とか、本人の気持ちを受け止めてあげて欲しいと思います。


発達障害の子は単純だから、鼻先に人参ぶら下げれば よく走ります。
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この回答へのお礼

当事者の方からの立派な文を読んで、嬉しくなりました。
ありがとうございました。
>>原因はADHD故のやりたい事を制御できない事に間違い無いと思いますよ。
ただ、これが原因とは本人も自覚できていないと思うので、出来ていない理由を話す為に言い訳するのだと思います。
→なるほど、ですね。
衝動に負けてしまうのがADHDの特徴のひとつですが、それでしょうか。

テレビもマンガもゲームも、勿論「宿題やったらOK」になっていますが、彼の場合、先にテレビになってしまい、それがとめられず、結局宿題が犠牲になるパターンです。

なんとか、彼の言い訳を優しくおおらかに受け止めて、少しずつでも進歩を待ちたいと思います。

お礼日時:2007/01/12 14:45

はじめまして。


養護学校で教員をしています。

No.3の回答者の方の意見に全面的に賛成です。
ADHDのお子さんは、割と「その場がしのげればいい」と考える傾向があります。これは障害特性と関わっているのですが、将来を見通す力であるプランニングに困難を抱えている傾向があるのです。

ほとんど「その場がすべて」ですから、嫌なことは先延ばし、好きなことは先にやります。とてもシンプルです。

対策として、観点を明確にして「叱るより褒める」ことをおすすめします。トークンエコノミーなんて、典型的ですが、上手に使えば効果があると思います。

電話なら「~しといてくれたらケーキ買っておいてあげるね。やってなかったら弟とお母さんで食べちゃうから」とか…ちょっと人参をぶら下げ過ぎかもしれませんが、そういう趣旨のことです。そして、実際に前もって言ったとおりにします。

厳しく接しすぎると、ウソをつく癖がひどくなるような気がします。褒められたいお子さんだと思うので、うまく褒められる状況を造れると良いと思います。

(学校での例:授業開始の直前までにする準備を10点満点で評価しておいて、毎回のように「今日は○点! 前回よりいいね」とか、準備ができていないときに「おっと、○点になっちゃいそうだけどいいのかな~」とか言って評定していると、言われなくても嬉々として準備を始めるようになりました。)

以上、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

具体的な対策、ありがとうございました。
時々もうすぐ中学の彼のことを心配して、私自身追い詰められてしまうのですが、このような親切なサイトがあって、本当に助かります。

この頃、褒めるのが少なかったかもしれません。
6年生になり、体も大きくなり、声変わりの兆候もあり、「何無理やり褒めてんだよー。」なんて言われると、また悪いところばかり指摘していました。

ゆとりを持って、いいところみつけて、褒めてあげるようにします。そのほうが私自信にも良いですよね。

お礼日時:2007/01/12 14:49

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